- [作曲]Ludwig van Beethoven
- [Piano]Artur Rubinstein
- カテゴリ:
- CD (76分)
- 発売元:
- RCA Red Seal (2000/10/10)
- 定価:
¥ 1,126 (税込)- 価格:
- ¥ 1,700 (税込)
- 在庫状況:
- 通常24時間以内に発送
ユーズド商品:¥ 846 より
ディスク1
- Son No.8 in c, Op.13, 'Pathetique': Grave; Allegro Molto E Con Brio
- Son No.8 in c, Op.13, 'Pathetique': Adagio Cantabile
- Son No.8 in c, Op.13, 'Pathetique': Rondo: Allegro
- Son No.14 in c#, Op.27 No.2, 'Moonlight': Adagio Sostenuto
- Son No.14 in c#, Op.27 No.2, 'Moonlight': Allegretto
- Son No.14 in c#, Op.27 No.2, 'Moonlight': Presto Agitato
- Son No.23 in f, Op.57, 'Appassionata': Allegro Assai
- Son No.23 in f, Op.57, 'Appassionata': Andante Con Moto
- Son No.23 in f, Op.57, 'Appassionata': Allegro, Ma Non Troppo
- Son No.26 in E flat, Op.81a, 'Les Adieux': Les Adieux: Adagio; Allegro
- Son No.26 in E flat, Op.81a, 'Les Adieux': L'Absence: Andante Expressivo
- Son No.26 in E flat, Op.81a, 'Les Adieux': Le Retour: Vivacissimamente
ルービンシュタイン様、ごめんなさい。
恥ずかしながら、ルービンシュタインはショパン弾きとばかりに勘違いしており、
この録音にはなかなかたどりつけないでいました。
ルービンシュタインに対して誰もがショパン弾きという印象を持っているのは周知の事実だと思います。
しかしながら、このベートーヴェンのピアノソナタ4曲があまりにもツボにはまった様に素晴らしいのです!
例えでいうならば、「良家育ちで容姿も性格も頭の良さも抜群…」といった感じです。
70歳を過ぎているとは到底思えないほどの十分すぎるテクニックを駆使し、
世界的に人気の高いこの4曲のソナタをすっかり手中に収め、
余裕綽綽で弾きこなされているルービンシュタインの姿…是非映像でも観てみたいです。
落ち着いた演奏
落ち着いた演奏という印象を持った。それはおそらく、美しく聴かせようとする心がそうさせているではないかと思う。技術をひけらかそうとか、派手な演奏で目立とうとか、そんな心は全く感じられない、感じのいい演奏だった。
聴き比べも面白い
ルービンシュタインのベートーベンは、初めて聴きましたが、流石と言うほかありません。
今回、「告別」が聴きたくて、購入しましたが、滑らかで、激しい、ベートーベンでした。
三大ソナタは、他のピアニストの物も、持っていますが、聴き比べてみると、かなり、違います。
初めて購入される方にも、お勧めです。
「熱情」が、とても良いです。
聴き比べの基準に
好きで、言われているほど迷演とは思っていなかったけれど、
異端の誉れ高い(?)Gグールド版のベートーヴェン ピアノソナタと聴き比べたくて購入。
ルービンシュタイン版を聴いて、
グールド版の「異端」評価の所以が理解できました。(特に「月光」に、違い歴然)
好き・嫌いはこのクラス・レベルではもう好みの問題だと思いますが、
弾き手の個性や主張だけが先走らない名演で、
こういう形容は巨匠の演奏に失礼かもしれませんが、
3大ソナタの聴き比べの基準に最適。
落語の名人の語り口のような
聞いていて、ふと落語の名人の語り口を連想しました。
決して力まず、感情に流されず、でも表情豊かに。一曲一曲がまるで物語を聞いているようでした。深夜なので「悲愴」だけ聞いて寝るつもりが、ついつい語りの巧みさに引き込まれて、全曲聞いてしまいました。
ベートーヴェンのピアノソナタって、こんなにモーツァルトのようにしなやかで瑞々しい表情を持っていたんですね。
それにしても75才を超えて、この瑞々しい感性。敬服します。
めちゃ気に入りましたでございます。
4曲のなかでわたしのお気に入りは「月光」でございます。
バックハウスと比べても勝るとも劣らない評価いたします。
ル−ビンシュタイン氏70歳代の円熟した演奏とても
渋くて気に入りました。お酒にたとえるなら「森伊蔵」と
いうよりも「村尾」系統なのです。次に比べるなら
ホロヴィッツ買ってみます。私の楽しみがふえました。
なかなかの演奏です
70歳代の演奏と言え、ベートーヴェンらしい重みがあり力のある演奏をしている。
欠点を挙げるなら、熱情第三楽章の十六分音符の一部が、ぎくしゃくしてるように感じる。
中庸を行く名演!
「新約聖書」と呼ばれるベートーヴェンのソナタの演奏において、「生来のベートーヴェン弾き」とまで謳われたバックハウスのCDは、言うまでもなくすべての演奏の基準となるほどの必聴盤であり、何ら感情に流されず、淡々と奏する音の合間に作曲者の情念が織り込まれた、まるで墨絵のような表現の圧倒的名演である。
また、天才の名を欲しいままにし、きらめくばかりの発想と鋭い切り口、abstractな絵画を見るが如きホロヴィッツの快演も忘れがたい。
然るに、この、ルービンシュタインは、一聴すれば判る通り、決して押さた静けさもなければ、天才のひらめきのような派手さとも無縁であり、他の方も記している通り、ともすれば地味でごく凡庸なものと聞こえやすい。
しかし、例えばこの3者を比較してみると、最も中庸を行っていながら、最も一粒一粒の音が生き生きと立っており、紡がれる旋律の意味合いを曲の中においてこれほどまで雄弁に盛り込んだ演奏を筆者は知らない。
この演奏が、音符の行間を行く陰影によって映像を結ばんとするバックハウスや、音符の遥か上を飛翔し色彩豊かな虹を掛けてみせるホロヴィッツと最も異なる点は、まさにあくまで音符の中において、その持てる意味合いを掘り起こそうとし、また掘り起こしている、という点にある。
3者中、最も音符から逃げず、最も人間くさい戦いを演じている、血の通ったベートーヴェン、と言えば、当っていよう。
どれが最高か、は、最早聴く方の好み、と言えよう。
ルービンシュタインのベートーベン!?
ルービンシュタイン=ショパンと連想できるほど、
ロマン派、特にショパンの曲中心の録音をしてきた
ポーランド人の彼だが、ベートーベンも素晴らしい演奏です。
特に26番"告別"は,ややハイテンポでメリハリもあり、
凄いレベルの演奏です。
ハッキリ言って、ベートーベン弾きの帝王バックハウスを凌ぐ出来です!
ショパン演奏時の、懐の深い演奏とは違った、
彼の総合力の高さを垣間見ました。
3大ソナタの方も、かなりハイレベルな演奏です!
(14番がおすすめ。)
きれいです
一度聴いた感想・・・
「丸いなぁ~なんでこんなに丸いんだろ?」
で、一度、自分で弾いてみた。
「固いなぁ~それは下手っぴだからだろ?」
で、もう一度CDを聴いてみた。
とりあえず、ピアノで人生を送ることを志した時期があった私。
その、今までの人生のピアノ経験をかき集めながら、
弾き方ひとつひとつや、譜面のひとつひとつに、
腕や指の動かし方を、インスピレートしてみた。
「すごい・・・この人、すごいんだぁ~。」
技巧的なものはもちろん、なんとも言えない音の出し方をする、
このピアノの音色に、めちゃめちゃ耳を研ぎ澄ました。
音の解釈っていうか、情景を豊かに膨らませるに至る、
その手法とテクニックがすごいなぁ~って、
非常に思う部分がある。
よく言えば万人向けみたいな感じもしないでもないが、
でも、万人向けに弾けって言われたら、絶対無理だもの。
音のバランス、ひとつひとつの配置、そして音への心配りが出来ている、
すばらしいCDに出会いました。
