- [アーティスト]ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
- [作曲]マーラー
- [指揮]カラヤン(ヘルベルト・フォン)
- カテゴリ:
- CD (84分)
- 発売元:
- ポリドール (1998/06/10)
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ディスク1
- 交響曲第9番ニ長調
高貴なベールを纏った演奏
カラヤンとBPOが生み出す壮麗で厳粛な演奏の中に、まさしく「死」があった。美しい調べに陶酔しつつ、「青空に溶けいる白雲」が、頭の中にずっとフラッシュバックした。
バーンスタインの装飾だらけの堕落したマーラー(今から地獄に墜ちるような)より、カラヤンの演奏(天界に召されるような)が究極なものであることは、今のクラシックファンの間では常識である。
バーンスタインの演奏はBPOだけでなく、この曲まで汚してしまった・・・。
本当に美しすぎます。笑
本当に、すべてが美しいです。
ここまで美しいと、聴いていて笑いが出ます。
汚いと思わせる所が、全く、ほんの一瞬たりともありません。
音色も、バランスも、音形も、流れも、歌わせ方も、すべてが美しい。笑
これを読んで、美しいと言いすぎと思った方、演奏を聞いてみればわかります。
何度でも美しいと言いたくなります。
それも、ただ美しいだけではありません。
その裏にあるオケや指揮者の思いも、ちゃんと伝わってきます。
それが、人間臭くないのです。いや、その人間臭さが美しくなっちゃっているというべきか・・・
ともかく、こんなに透き通るような、絹のような、美しい演奏は他にありません。
絶対に聴いて欲しい!
美しい
生前のカラヤンの演奏は、好きになれなかった。しかし50歳にして
再びカラヤンが指揮する音楽を改めて聴くと実に美しい。カラヤンは
音楽を切れめ無く流れる川の水のごとく音の流れをつくる。
マーラーの交響曲9番長大にして壮大。美しいアタージョに人生を
感じるのは、私だけだろうか?
美しいカラヤンの指揮する9番。是非皆様も一聴することを
お勧めする
美しいが9番ってそれだけの曲?
この演奏はCDになる前にFMで聴いた‥。(同じ演奏だと思うけど?)そのライヴ演奏は美しく、BPOの技巧もほぼ完璧に近く流石にカラヤンだって言いたくなる完成度だ。しかしCDになって聴き込んでいくと、本当にマーラーの9番か?っていう疑問がでてきた。カラヤンの演奏は美しいが、ただそれだけの様な感じがする。カラヤンはマーラーもR・シュトラウスも同じ様に演奏してるんではないのか‥? マーラーも大指揮者だったが彼がもしこの曲を演奏したらカラヤンの様には絶対にならないだろう!作曲家の考えた演奏が最高だと言う気は毛頭無いが、カラヤンの演奏には美しく磨き上げただけで、この曲にある生への渇望、死の恐怖が微塵も感じられない!この様な演奏なら技巧的に優れた指揮者だったら誰でも達成出来る感じさえする。もともとカラヤンもBPOも圧倒的な技巧はあるが、個性と呼べる様な個性はあまり無く想像力に問題点がある事はカラヤンのデビュー当時から言われてきた事だ‥。 この演奏は正にその様な演奏の典型的な、技巧主義の無個性のマーラーだ!この演奏のコンピューター的なデジタルで冷たいマーラーは趣味に合わない!感情の起伏に乏しい演奏でバーンスタインやバルビローリほど感動出来なかった‥。
バーンスタインを凌ぐ演奏
79年にバーンスタイン盤が出て82年にカラヤンが出したが、
バーンスタイン盤は感動するが2回聞いてウンザリ、3回聞いて固まるのはどうか?カラヤン盤はあくまで客体として構え、じつに構築力の
素晴らしい暗示的でオーケストレーションの極致に到達した記録的演奏である。1楽章も緻密で各細胞が動き回る様でじつに純音楽的に響く。
終楽章は諦観を見せつけカラヤン節に鍛えられた弦の圧倒的なリアルな
表現に脱帽する。これはマーラーが2の次に成っている非常な演奏だ。
孤独な演奏です・・・
ライブとは思えないものすごい完成度で、終楽章はとても美しい演奏になっています。
よく、この演奏を「人間味がない」と言う方がいらっしゃいますが、逆にこれこそがカラヤンの人間味ではないでしょうか。
聞くものに訴えかけるバーンスタインの演奏に対して、「どうせ誰もわかってくれない」とでも言っているような、冷め切った演奏。
なんだか、カラヤンはどんなことを思って振っていたのだろうと考えながらこの演奏を聴くと、とてもかわいそうな気がしてなりません・・・
やはりすばらしい
マーラーの9番といえばバーンスタインのものが有名ですが、バーンスタインの演奏趣向とは違う意味で、このカラヤンの演奏は頂点にある演奏だと思います。3楽章からが特にすばらしい。マーラーのオーケストレーションの集大成とも言える楽章をベルリンフィルの圧倒的な完成度で、すがすがしい快演に仕上げています。4楽章のアダージョは文句なく美しい。マーラーの死に対する解釈が詰まっているといわれていますが、カラヤンの表現は耽美的で美しく感涙物です。少々高いですが、マーラーが好きな人なら期待を裏切ることはないと思います。お勧めです。
演奏は完璧ですが・・・
1982年の伝説的な録音のゴールド盤です。演奏自体は完璧。ただ、「カラヤンの心、ここにあらず」といった無機質な雰囲気も拭えません。冷たい感じがします。バーンスタイン、アバドのほうが演奏の熱気では上です。しかし、ここまで完璧な演奏がライヴでできるとは・・・やはりカラヤンの偉大さですね。
改めて聴いてみて
たいへんな名演だと思う。録音の良さ、といっても色々でしょうが、少なくとも私の知る限りのCDではマーラー第9番の最高録音であると感ずる。それぞれの楽器の立体感、とくに弦楽器の凄さ。弦の軋みや、ヤニの飛び散る音まで聴こえるようだ。音楽に何を求めるか、最後に判断するのは聴き手。バーンスタイン=ベルリンは聴いていて辛くなる。同=コンセルトヘボウ盤は打ちのめされる。芸術としては、きっと圧倒的なものだ。しかしこの歳になると、もともと「そのような」ものと知りすぎているせいか、音楽そのものを楽しみたいと思うのだ。最初に買ったマラ9。カラヤン盤。手放せない名盤だ。
同じカラヤンが指揮しても、BPO盤とライブ盤では全く違う
カラヤン指揮のマーラー第9番は、LP時代のベルリンフィル盤と、同ライブ盤が出ています。同じカラヤン指揮でも、指揮者の解釈が異なっており、このライブ盤は、バーンスタイン指揮ベルリンフィル盤とも違い、音を究極まで磨き、終楽章の終わる部分(弦楽のみの演奏)は、ほとんど聞こえないくらいの音量で、よく言われる「死」のイメージを具現化したものと思われ、リスナーは、聞き終わってもしばらく動けないでしょう。私が初めてこのCDを聴いた時は、そうでした。カラヤン自身が、自分の余命を自覚していたのではないかと思われるのは、うがった見方でしょうか?この後ウィーンフィルを指揮したブルックナー7,8盤もBPO盤とは異なり、ダイナミックな中にも、従来のカラヤンと異なった渋さが感じられるようになっています。
