- [アーティスト]アシュケナージ(ウラジミール)
- [作曲]ベートーヴェン
- [指揮]メータ(ズービン)
- [演奏]ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
- カテゴリ:
- CD (21分)
- 発売元:
- ポリドール (1996/03/01)
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今でも愛聴盤です!
アシュケナージの2度目のピアノ協奏曲全集! ベートーヴェンのピアノ協奏曲全集を購入しようと決めた時に、テクニックが素晴らしいこと、指揮者との解釈に問題がないこと、そしてベートーヴェンの音楽を深いところまで理解しているか?以上を検討した結果、アシュケナージ・メータ盤に決めることにした‥!この選択は良かったと私は思っている。アシュケナージは歌う箇所では美しく歌い、「皇帝」の激しいダイナミックスでも力負けしていない!メータの指揮は意外に主張が強く(ショルティよりも‥!)彼独特の濃厚な表情付けが所々、うるさく感じたがアシュケナージの手際良く、それでいて全体的な統一感のある清潔感溢れる明るい響きにより、違和感もあまりなく気持ち良く全5曲聴くことが出来た!特に3番、4番はメータの指揮も良く、素晴らしい名演奏になった! 惜しむらくは「皇帝」が少しまとまり過ぎてスケールが小さくなっており残念だ‥。美しい演奏だが、曲の性格からしても、もう少しハメを外してもイイ様に感じる‥。 メータの指揮が私には濃厚過ぎて違和感が少しあるので1つ星減点‥アシュケナージは美しく解釈も同じ作曲家のピアノソナタと同様にスキがなく万全に近い名演奏だと思います。多くの方に今でも推薦できる名盤です!(次点は内田光子、ザンデルリンク盤!スケールも大きく、内田のピアノも繊細で美しい!)
デリケートでストロングそしてインテリジェンス
本当にピアノの上手い人だと思う。
練習の虫だったと聞いているが、かなりの深部に至るまでベートーヴェンを理解しているピアニストだと思う。特に後期ベートーヴェンのピアノ解釈ではナンバー・1なのではないだろうか。
その意味でこの全集に「6のパガデル」が付け足してあるのはとてもイイ。
肝心の協奏曲はベートーヴェンのピアノ協奏曲でも最高峰の一つだと言っていいだろう。だだし個人的には私はメータの押しの強い指揮ぶりには少し閉口するのだが・・・・・
しかし、そのメータの男性的なダイナミックな表現にもアシュケナージの力強い演奏は一歩も退くことなく、これを征し、且つデリケートな部分にいたってはこれほどまでに美しくベートーヴェンを歌い上げることが可能なのかと感動させられてしまう。
もう一人の名ピアニストにマウリィツオ・ポリーニがおりベートーヴェンの協奏曲演奏では君臨しているが、これは好対照のライバルであり、どちらが上とかそういう次元ではなく、この性格のまったく異なる二人のどちらもが真のベートーヴェンを表現し得ていると私は思う。
聞き比べるとゾクゾクします。
昔、ある大作曲家が自分の作品が二つの楽団でかなり違った解釈で演奏されたのを聴いたそうだが、その作曲家は「どちらも良ろしい。」と言ったそうだ。
最近、また昔の名演奏が再評価され売れているようであるが、ピアニストとしてのアシュケナージの存在はやはり傑出していると言わざるを得ない。
レコード・アカデミー大賞を獲得したアルバムとのことですが、そのような肩書きはもはやいらないでしょう。
