上京ってやってみたかった
[No.41] posted by char78
岩井俊二物で見てないものを総当りしている中の一つ目。
ちょっとした短編で抑揚もなく何のことない作品だけど、
大学の頃ってやたらと自転車で移動してたよなあとか、
武蔵野ってこんなだったよなあとか、
思い出させてくれてちょっぴり懐かしく感じる。
「地方から東京に出てくる」という行為が
僕には出来ないのだけど、
一度くらいやってみたかったな。
岩井俊二と松たか子
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[No.40] posted by darma initiative
雨、
桜、
空、
雲、
雪、
夕暮れ、
自転車、
進学、
引越し、
・・・松たか子。
岩井俊二の描く画は美しい。
松たか子は初々しく、流れるピアノの旋律は心地よい。
物語自体はいたってシンプルだ。
冒頭、旅立つ彼女を見送る家族役で本当の父である松本幸四郎が出演していて
なんだかちょっと気恥ずかしくもジンとくる。
大人しく控えめな彼女だが、頑なな想いを秘めている。
こういう役は松たか子に本当によく似合う。
岩井俊二は物語よりも人に重きをおいている人だと思う。
物語があって人を決めるのではなく、人を見て物語を決めるているような。
今作は特にそうだと思う。
松たか子のPVとでも言いましょうか、
IVとでも言いましょうか、とにかく松たか子のための映画です。
当時松たか子はまだまだ主役をはるような人ではなく、
こんなにもずっと長く画面に映っている彼女を見たことがありませんでした。
バックに流れるピアノもすべて彼女が演奏しているそうで、
彼女の懐の深さというか底知れぬ魅力みたいなものを感じました。
武蔵野の風景がとても素敵です。
流れる音楽と相まって、ほんと〜に気持ち良い。
絶対、どこかに自分がいる
[No.39] posted by Alex.P.keaton
この映画、まさに私の大学入学期と一緒です。制作年も入学した年と同じ。国立に住んでいたという点でも同じ。あのぎこちない自己紹介も経験済み(寒いギャグですべったのも私です)。やっぱりあの頃は携帯なんて無かったなー。あれがないだけでも、風景は変わって見える、不思議だなー。人間関係が今より、より密になっている印象を受ける。行定勲が助監督をやっているからなのかなんなのかは知らないが、光の具合が幻想的で過去の淡い思い出のように見えてくる。1900年代に田舎から大学で上京した人には絶対観て欲しい作品です。
はじまりの「前」。
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[No.38] posted by ANY
四月に上京した過去が自分にもあり、ホワッとした暖かい空気と「何かが始まる予感」に震えた。で、作品はそういう空気をつかみつつ、「松たか子」のプロモーション・ビデオ的な側面もある。最後の雨のシーンでの「これから恋が始まればいいな…」というような松たか子の表情!絶品。これだけでも見る価値あり。メイキングは松たか子のPV集『空の鏡』で見れるので、こちらもおススメ。ただしあくまで「松たか子」の作品であり、はにかむ「楡野卯月」はそこには居ない。約一ヶ月の松たか子の「1997年4月」を切り取った佳作。
学生気分です
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[No.37] posted by ぞろ
大学生活の何ともいえない「空気」を、
街中・風・光・初々しさを上手く前面に出しながら全編描かれて行きます。
大学時代の「空気」をいつまでも「手元においておきたい…」なんていう方にはお勧めな作品。
「ゆっくり流れるひと時」を、
香りがしてきそうなくらい上手く描ききった映画です。
ここまでの「学生生活」をみせた作品も少ないので、その希少価値としての★5つを、…あげたく思う。
青春コレクターにはどうぞ。笑
お勧めです。
なんかよくわからない映画です。
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[No.36] posted by みろく
松たか子のキャラがあまりうまく生きていない感じです。
ストーリーもごくありふれた人の生活を描いているようで
おもしろくありません。
風と光と、桜舞い散る中…
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[No.35] posted by タンブリン
連ドラ1クール全12話の第1話のような映画。手探り感と、何かが始まる予感に満ち溢れた佳作だと思います。 風と光と、桜舞い散る中、上京し、大学生活と独り暮らしをスタートさせた楡野卯月(松たか子)の四月の物語。この話が五月以降続くのであれば、大学で出来た友人、サークルの部長、隣人、映画館の男が絡み、中弛み期には、先輩の元カノやテコ入れキャラが場を繋ぎ、すれ違い、勘違いを繰り返しながら…あぁ、なんてつまらないドラマなのだ。 私の発想の貧困さもあるのですが、60分強の四月の物語で終わらせたのは正解でしょう。(ここで切ってみせた岩井監督に敬意を…)また、松たか子さんにとって、女優としての四月物語だとも言えます。 関係ないかもしれませんが、昨今、年度開始時期を欧米にあわせようとする意見もあるようです。でも、やはり日本は四月スタートがいいと思います。 風と光と、桜舞い散る中…。
四月物語 ゆわせてもらいたい
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[No.34] posted by 内田善久
長期の休みにレンタルビデオ屋で「何を観よっかな」って思った時。
特に春休みやGWの頃とか。
観るといいかもね。
岩井俊二監督のクレジットを除くとわずか65分足らずの中編。
北海道 旭川から東京の大学へ上京する学生のひとコマを切り取った物語。
演じるのは松たか子。
初々しい彼女の自然な演技を見ていると、
大学に入った4月は、「そう、こんな感じだったんだよ。」って
大学生だった人の記憶に蘇ってくるような好編。
全編流れる静かなピアノの音色。撮影は間接照明にして、松たか子の演技はあくまでもナチュラル。
大学生になったばかりの、不安や希望、そして、心の移ろいを瑞々しく描いています。
北海道は石北線るべしべ駅で家族の見送りから始まり、
東京の引っ越し風景へ切り替わる。
全編ほとんど東京 国立周辺で撮影された。
桜吹雪舞い落ちる並木道を自転車で走り抜ける松たか子は微笑ましい。
映画では武蔵野堂という名前の本屋がたびたび出てきて、
松たか子は営業時間を聞いたり、定休日を確認したり、
理由はのちのち明かされるのだが、
他にも武蔵野座という映画館や国木田独歩の武蔵野が登場して、
ムサシノ。
意識してなかったけど、いい響きのコトバ。
ちなみに大学名は武蔵野大学。
製作は1998年。
ちょっと前だと思ってたのに、もう9年前。
ボーナストラックに入っている予告編はカチンコを手にした松たか子のシークエンス。
こちらは岩井俊二の映画に対する愛情が感じられて良かった。
桜繋がりで、
中原俊監督の『桜の園』も見返したくなりました。
こちらも春を舞台にした青春映画です。
雨が・・・
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[No.33] posted by kappa
ほんとに何にもない映画。
でも好きだな。
初めて人生に触れたような気配がいい。
この女の子はきっとこのままの感触で人生を終えるに違いない。
この子の出会うのはにわか雨。
観終わった後に、半分ぐらい金を返して欲しいと思った。
これ以上何もない。
いったい何を観たんだろう。
でもまあいい。
にわか雨が降ったんだから。
若き日の不安と期待
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[No.32] posted by クライストの悲劇
大学生となり親元を離れ、単身東京に出て、大学生活をはじめる松たか子演じる主人公。思いを寄せていた人が持っていた「武蔵野日記」をkeywordにして、不安の中にもたどたどしい一歩一歩をすすんでいく。いろいろな偶然の出会いに翻弄されながらも、ある志向をもって進んでいく際の、不安と期待のない交ぜになった心境を感じることができ、そしてそれが自然と(果たして自分が同様の心境にあったのかわからぬが)自分の過去の日々を思い出させる。話の中の出来事はそれほど劇的でなく、描かれている時間もかなり限局したものにもかかわらず、誰しもあるようなある時の情況を絶妙に描いているがゆえにいろいろな人の共感を得ることができる作品ではないだろうか。若き日を少し思い起こしたいときに手をとる作品である。松たか子の愛らしさも見逃せない。