思い出しただけでノドがチリチリ痛くなる
[No.16] posted by はなお
心から「見て良かった」と思う映画に出会えました。
トラクターと同じ速度で綴られるストーリーは
時間に追われる普段の生活を見直したくなります。
台詞のないシーンでの演技。
これは年配の方にしかできない演技なのかもしれないです。
シワと目の動きで十分伝わります。
穏やかに進むストーリーだからこそラストのシーンでの言葉が心に響きます。
血のつながりのある者だけにしか感じられない愛情。
語らなくとも わかる。
本当に良い映画でした。
究極のスロームービー、「時速8km」の物語。
100.0% (1 / 1)
[No.15] posted by カディス
アメリカお得意のロード・ムービー、、、ではあるのだか、この映画はちょっと様子が違う。移動ツールはなんと時速8kmのトラクター、ここにこの映画のコンセプトが集約されている。
驚いたことに監督は、な、なんとデビッド・リンチ。「揺れる魔球」投手の彼が、今回は「ストレート」で真っ向勝負する。
ともすれば偏屈で自分の世界に閉じこもり勝ちな老人、そんな一人の老人が、10年前に仲違いをして以来会っていない兄に会いに行く。視力が落ちて自動車の運転ができない、でも自分の力で病気の兄の見舞いに行きたい。そんな状況が老人をトラクターの運転に駆り立てる。意固地な老人の話と言ってしまえばそれまでなのだが、彼の行動はそんな思いを吹き飛ばすほどにひたむきだ。
500km余りの行く手を阻むかのように待ちかまえる苦難の数々。道すがら出会う人々や彼の娘のエピソードなどを交えながら、時速8kmで物語は進む。果たして兄はまだ生きているのか、無事に兄のもとにたどり着き和解することができるのか、、、。
今までスタントマンとしてくらいしか、ほとんど映画出演の経験がないというリチャート・ファンズワース(当時80歳、すでに故人)がストレイト老人を淡々と、しかし熱演。特典映像ではリンチ監督やこの老優の味わい深いインタビューが見られる。この老人にしてこの演技、映画の成功が単なるフロックでないことが良く分かる。
見終わった後、世の中に根っからの悪人などいないような幸せな気持ちにさせてくれるのも、彼の穏やかな内面性によるものなのだろう。
思い出をつくる時間さえままならないあなた、フッと一息いれて老人と一緒に旅しゆったりとした時間の流れに身を任せてみよう。そんな時間の流れが教えてくれるもの、思い起こさせてくれるものは沢山ある。
閉ざされた人工的な都市空間の中で、昼夜の別、四季の移ろいなど、時間への感性を失いつつある私たちは、ライトアップされた明るい夜空の中に星を見出し、その美しさを味わうことができない。
星空の下で、兄と語り合いたい、、、。スローライフ老人が語る「星空」は、そんな現代に向けられたものかも知れない。
感動の1本として、
100.0% (1 / 1)
[No.14] posted by 秀ちゃん流
生涯で忘れられない作品の1つ。ストーリー的に突出した事もなく、特別な演出もしかけもないのだが、何度も見てしまう作品。地上波ではなかなか見れない作品、マニアックと位置付けされる作品。素直に感動した作品です。本作を、松本サンにもお薦めします。好みの違いはあれど、どうかたくさんの方々に見ていただきたい感動の作品です。僕は、見終わった後に涙が自然と流れ出ました。。(熊本県・秀ちゃん流)
やっぱりリンチはアメリカ人ですね
75.0% (3 / 4)
[No.13] posted by 五郎兵衛・風来坊
~~この作品は現在の西部劇ですね。だって、トラクターで何週間もかけて兄のところに会いにいく、西部劇なら馬車でしょう。スピードも馬車と同じ。行く先々で多くに人に会い、ドラマがある。アメリカ人が好きな話であるともいます。この実話に感動して監督したリンチもやはりアメリカ人だなあと感じます。
確かにリンチらしい変な人はたくさん出てくるけど~~、あくまでも直球勝負ですね、この作品のリンチの演出は。しかも圧倒的なうまさ。
ストレイトじいさんの話、真っ正直な話、頑固者の話、兄へと続く一本道の話、いろんな意味で解釈できますね、この作品の表題は。いい話です。
最後にリンチのエピソードを。彼が若い頃、絵の勉強でパリに留学したそうですが、すぐに帰ってきたそうです。理由は「一番近~~いマクドナルドから何千キロも離れているのは、耐えられない。」だそうです。やっぱりアメリカ人ですね。~
めちゃめちゃ感動
100.0% (4 / 4)
[No.12] posted by beardog
エンディングでおお泣き。途中でもこ泣き。
じいちゃんの心の大きさと、アメリカの大地の大きさがクロスして、やっぱりディビットリンチはすげぇ。
ロードムービーは普通若者が主役なのに、じいちゃんでもぜんぜんOK。
特典映像のインタビューもほのぼのしててよい。
人生に疲れているヒトには、心に響くいい映画だと思うよ。
おじいちゃんはかっこいい
83.3% (5 / 6)
[No.11] posted by nohohooon
トラクターに乗り、小金色のとうもろこし畑を両脇にゆっくりと進んでいくおじいちゃん。
その姿に、色んな思いが込み上げる。
リチャード・ファーンズワースという素敵なおじいちゃんの魅力がそのままこの映画の魅力になっているように思える。
おじいちゃんの目線で、おじいちゃんの心で描かれたこの作品。
シンプルだけど、そこにはハードな時代を生き抜いてきた深い深い人生の含蓄がある。
アイオワの美しい田園風景も素晴らしく、何度見てもじわーっと心に染みる映画だ。
よかった。
100.0% (5 / 5)
[No.10] posted by Morrie
たった今、観終えました。
なんとなく目に付き、「あ、好き」と思ってレンタルした映画。
皆さんのレビューを見て、この監督のことも知った程です。
じわじわと、くるものがある映画ですね。
一言一言が、後になって響いてくる。
そしてとにかく、登場人物が最高。演技も最高。
辛いニュースばかりのこの時代に疲れた時にこそ、観る映画かもしれません。
星がひとつ足りないのは・・・
まだ、私には理解しきれない何かが、この映画に隠されているような気がするからです。
淡々とした田園風景の中で老人が思うこととは?
88.9% (32 / 36)
[No.9] posted by mbookdiary
激しい映像の動きは全くといっていいほど見られなく、ただ淡々と続く静かなアメリカの電影風景とともに物語りは進行してゆく。しかし、その淡々とした表情の中に老人が抱えているものとは何なのであるか。僕には完全に理解することが出来ない。”時間”という重さであるのか。はたまたこれは愛のストーリーであるのか。生きるということの意味を考えさせてくれる興味深い作品である。いつか、もっとこの映画が心に響くときが訪れるであろう…。
淡々と力強く語られる物語
77.8% (7 / 9)
[No.8] posted by のぼる
映画が映画である理由を時々考える。TVで流されるドラマとの違いを。どうして、この物語はドラマではなく、劇場で公開される映画になったのかと。
この作品は間違いなく映画で公開されるべき物語である。だが、その理由をうまくは説明することができない。豪勢でお涙頂戴のハリウッド映画でもなく、小難しいフランスの作品や、演出と俳優の力量が欠如した日本映画とも違う。
淡々と語られる物語である。説教めいてもなく、ただ淡々と。
この映画の感動を今、僕は味わっている。観終った時よりも大きな感動が、徐々にこみ上げてくる。
そんな映画です。
ほのぼのしてます
33.3% (1 / 3)
[No.7] posted by beach
老人が、喧嘩別れしていた兄弟に逢いに行く
そんな話を、老人の速度で描いて行く
物語が急展開するでも無く、派手な演出も無い
主人公の一本気さと、そこに絡んでくる人々との交流
時にはこんな映画も、心和んでいい