尾美としのり!
[No.39] posted by 御奴
この時代の高校生の初々しさ、尾道の清々しい景色、当時は新しかったであろう映像技術のレトロ具合、など見所は満載です。原田知世と高柳良一の棒読みも、恥ずかしくなるような台詞も、このレトロさに合っているのでこれでいいのかもという気さえします。そんな中、尾美としのりの演技が自然で秀逸です。
見終わったら・・・
100.0% (4 / 4)
[No.38] posted by ねっこなっぱ
この映画については多くを語りません。
これまでレビューを寄せられた皆さんが、語るべき部分についてしっかり語っていらっしゃるので、私はこのことだけを言います。
見終わったらもう一度、冒頭のタイトルバックを観て下さい。
障子に映るヒロインのシルエットが、そこで一体何を見つめているか、そこにヒロインのどんな想いが込められているのか、イマジネーションをはたらかせて、それぞれの答えを探してみて下さい。
私は初めてビデオでこの映画を観た後、何気なく巻き戻してもう一度タイトルバックを観たとき、全身に鳥肌が立ち、涙がぽろぽろこぼれました。
そこには、恋の想いの哀しい行き違いが凝縮されています。
見失ってしまった愛への想いや、気づかずに見過ごしてしまった愛への哀惜です。その記憶は永遠に消えないまま、孤独なヒロインの中で生き続けるのでしょう。私たちの心の中にも・・・。
この映画は、そんな切なさを観る者の心に植え付ける“悲劇”です。
尾道より竹原映画
11.1% (1 / 9)
[No.37] posted by シロツグ
尾道・竹原を旅行したことと、細田版の「時をかける少女」から、観ました。
もう四半世紀前の映画です。
キャストの台詞棒読みっぷり。(特に原田知世)
超不自然な演技。(特に原田知世)
あまりの昭和50年代っぷり。(特に原田知世)
…なまじあの時代を知っているだけに、観ていていささか恥ずかしい気持ちになりました。
大好きな尾道や竹原が出てくるのはよかったのですが。
よく尾道映画と言われますが、どちらかと言うと竹原でのショットの方が多いです。
細田版の20年くらい前の話になりますが、細田版を観てこれを観た若い人たちは、一体どんな感想を持つのかしらん。
大林映画の真髄
71.4% (5 / 7)
[No.36] posted by アクエリオン
先人が書かれているように尾道三部作以前の大林作品は、はっきり言って”お子様”向きの
駄作(ちょっと言いすぎかなぁ)が多い。
私も興味本位に「HOUSE」や「ねらわれた学園」を観賞したが、思わず失笑してしまう
ほどの出来であった。
大林監督の力量はCMディレクターとしては見事でも、映画を撮る腕はないんだなというの
が個人的な評価であった。
だがしかし、TVで「転校生」を見てこれがあの大林宣彦が撮ったのかと我が目を疑うほど
ショックを受けたのである。斬新なカメラワークとロケーションが巧みに融合し、得も言わ
れぬ叙情性を感じる作品に仕上がっているではないか!!
その後本作も同様にTVで見て、これこそファンタジーとノスタルジーを極めた大林作品の
エポックであると確信するに至った訳である。
作品の中身については今更触れても無意味なので省くが、私が思うに本作こそ”大林映画”
の記念碑的な意義を持つ一本であると共に、”青春映画”というジャンルで見ても素晴らし
い傑作であると断言できる。
主演の原田知世と同世代の自分にとり、80年代に中学から大学までの多感な時期を過ごし
た身としては、卒業アルバムの頁を括る面持ちで「時かけ」を見てしまうのである。
土曜日の放課後の実験室の何とも言えない響きが切ないまでにノスタルジーを掻き立てる。
まさに”感傷”が映画作りの原点と語る大林作品の真髄とも言える作品であり、定期的に
観賞したくなる摩訶不思議な映画だと思う。
名作だと思います
75.0% (3 / 4)
[No.35] posted by いせむし
原田知世に尽きますね。
尾道の情緒ある町並みを歩き、
ラベンダーの香りに戦く。
少女の揺らぐ心理を見事に演じてます。
尾道の夜のシーン、
教室のシーンが印象的です。
郷愁をかき立てます。
どれも21世紀には存在しない光景ですね。
大林監督のエモーショナルな演出が光ります。
特に火事のシーン。(ぜひご覧ください)
個人的に、
角川アイドル路線の最高傑作だと思うのですが、
博子ファンも同意してくれますかね。
想いは時をかける
100.0% (5 / 5)
[No.34] posted by ゆりん
アニメ版からコミックへ、そして原作へ。
すっかり「時かけ」の魅力にとり憑かれたわたしはとうとうここまで時を越えてきました。
原作はSF色が強かったのにたいして、映画のほうは純粋な少女の初恋物語として描かれていて驚きました。
アニメ版とも、原作とも違う魅力がありましたね(個人的にラストは一番好きな終わり方でした)。
特典映像の監督インタビューのなかで、この作品はあえて技術に頼らず手作り感を出したかったとおっしゃられてたのが印象的でした。
むかしの尾道の風景をそのまま映像化したかったというのも心に残りました。
そして現在。残念ながら、撮影当時使われた竹林はなくなっているそうです。
けれど、時とともに移ろいゆくなかで、変わらないものをとらえた映像と当時の製作スタッフの想いは一本のフィルムとして「今」も存在するんですよね。
想いは時をかけて、現在もなお「あのときあの瞬間」が鮮やかによみがえる――「時をかける少女」はまさに「時をかけて」いるのでしょう。
もうね
4.8% (1 / 21)
[No.33] posted by カスタマー
古い古い古いぃ〜っっ!!! 何もかも古い!
昔見たときはそれほどでもなかったけど、今見ると全然受け付けない。
名作だと信じていた映画が、目の前で色褪せていくのは辛い。
時をかける少女
80.0% (8 / 10)
[No.32] posted by 評論家気取り
時をかける少女
携帯電話の無い青春
ゴミを袋のまま捨てる青春
ストレートで偽りを見せてくれない青春
どれも今とは全く違う
2007年に公開されたアニメ版はあまりにも脚本がお粗末で
見てられなかったがこれは違う
町並みや、ちょっとした風景 それを見てるだけで安心でき
疲れさせない
今と昔どちらが時をかけてるのだろう
大切な映画
100.0% (5 / 5)
[No.31] posted by おったん
公開当時、高校生だった私は原チャリで夏の陽射しの中を地元の映画館に足をはこびました。そして、すずしい映画館の中で涼しげな印象の知世ちゃんと涼しげな尾道の情景にすぐに心を奪われてしまいました。とくに知世ちゃんと高柳君が夜、竹林の中を桃栗3年の歌を歌いながら歩くシーンはとても印象に残りました。全編にわたってながれる音楽も情緒があって今でもすぐに思い出すことができます。もう20年以上前の映画ですが今の若い世代の方にもこの映画の清涼感を味わっていただきたいと思います。できれば夏の夕暮れ時にでも見ていただければより一層、味わい深い映画になると思います。
醸し出された日本的情緒
85.0% (17 / 20)
[No.30] posted by ひろりん★ドリーム
尾道3部作はどの映画もすごくいいのですが、特にこの映画では日本的情緒をうまく醸し出すとともに、決してありえない物語とはいえ、私たちをどこか懐かしい感覚にさせてくれています。とりわけここでは、尾道の古い町並みの他、竹やぶや満開の桜、醤油、柱時計、ひな祭り・・・といった日常の風景や小道具を巧みに織り交ぜながら、タイムトラベルというSF話が展開されるのですが、人を初めて好きになるという少女の気持ちを素直に表現することや、さりげなく優しさとは何かを見せることで、私たち観る者にさわやかな感動を与えてくれます。
もちろん、この映画では筒井康隆の原作の良さもあるでしょう。ご存知の方も多いでしょうが、あのドラマ「タイムトラベラー」が当時は幻の映像だったことも、よけいに興味を刺激されたものです。そして主演、原田知世さんの初々しいこと、どう見ても演技は上手いとは言えないのですが、彼女でしか表現できない素直さが出ていたようにも思いました。まあ高柳さんの大根ぶりにはいささか驚きましたが(笑)(wikiではこの演技はわざとだと書いてありましたが、たぶん「地」でしょう)。
そして余韻を残す、印象的なラストシーンと共に忘れられないのが、当時、場内大爆笑だったあのエンドロール。この映画以降、このタイプのエンディングも珍しくないようで、「スウィング・ガールズ」でも同じようなものでしたね。