Love Letter

  • [監督]岩井俊二
  • [俳優]中山美穂
  • [俳優]豊川悦司
  • [俳優]柏原崇
  • [俳優]加賀まりこ

カテゴリ:
DVD (113分)
発売元:
キングレコード (2001/03/07)
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評価: 5.0

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神戸に住む渡辺博子は、2年前に山で死んだ恋人の藤井樹に宛てた手紙をポストに投函したが、驚くことにその返事が届けられてきた。その手紙の主は、樹と同姓同名で彼のクラスメートでもあった、女性の藤井樹。やがて博子と樹の文通が始まる。
俊英、岩井俊二監督の長編映画デビュー作であり、ロマンティックでミステリアスなラブストーリーの秀作である。博子と樹の2役を中山美穂がムーディに好演し、女優としておおいにステップアップした。回想でつづられる樹(柏原崇)と少女時代の樹(酒井美紀)のノスタルジックで淡い恋のやりとりは、劇中の白眉ともいえよう。さまざまなアイテムを効果的に用いた演出、淡い色彩の映像、メロディアスな音楽などのスタッフワークも光る、心洗われる逸品だ。(的田也寸志)

2008
09/21
Sun

大好きな恋愛映画!

[No.76] posted by あゆ

良質な映画です。何度も何度も観ています。
最愛の彼が眠る山に向かい「お元気ですかーっ」と泣きながら叫ぶシーンは、何度でも泣けます。ストーリーは王道、でも昨今の涙と感動の大安売り的安直映画とは一線を画した良質さです。
何かいい恋愛ものはあるかと聞かれるたび勧めてますが、皆、主演が中山美穂というだけで食わず嫌いになってしまうみたいで、それが非常に残念。少なくともこの映画では、中山美穂は非常に雰囲気のあるヒロインだと思いますよ。
ヒロインの中学時代を演じる酒井美紀も制服が似合って本当に可憐で、こんな子がクラスにいたら人気だろうなと思わされました。ただ、中山美穂=酒井美紀、というのは正直ピンとこないです。その魅力の方向性は二人とも異なってますから。せめて、どちらかをどちらかに似た女優さんにしてほしかった。
とはいえ、自分の青春時代を思い出す、切なさ溢れる作品です。悲しいストーリーながら、最後はちょっと微笑ましく幸せな気分にさせてくれるので、ハッピーエンド好きさんにもお勧めです。

2008
07/14
Mon

自然のなかで芸術を営んできた日本人にしか描けない永遠の名作

0.0% (0 / 3)
[No.75] posted by ケイイチ

生きること、死ぬこと。
生きることってなんだろう?死ぬことってなんだろう?
責任ってなんだろう。あいてのすべてを受け入れる、受けとめられる。
告白されない愛、死のすべてを受けいれる、受けとめる愛。
人はみな、ひとりで死んでゆく。

この映画はたんなる恋愛ドラマを越えて、生と死の領域までふみこんでいると思う。
すばらしい映像表現や音楽がそれを可能にしていて、とくに氷に閉じ込められたトンボのシーン「死んだんだね、パパ」や「彼はあそこのいる!」お山の場面、そして父の葬式の回想に始まり、時をこえて天国からのラブレターが届けられる最後のシーンはまさに圧巻、いや、ドラマは樹が樹の死を、以前の担任教師から知らされるところから始まってたんだっけ。こんな映画なかったと思う。これって「能」の現代版?、「想念」の映画?人はこれほどまでに人を思うことができる。やはりこれは太古の昔から日本人だけが持ち続ける異常な(外国人からみて)感性なのでは。実際「万葉集」や「古今和歌集」を紐解いてみるといくらでもLoveLetterに出会えたりして!?。これに匹敵する映画は小津安二郎の「晩春」くらいかな。歌舞伎なんかでは結構ありそう。でも本当にこんな完全な日本映画みたことない。これって評論家たちのウケはどうだったんだろうね。あたまの固い連中が多いから出演俳優をみて判断しそこなったんじゃないかな。おかげでつまらない・・・旬報第何位とか、日本アカデミー云々といったうさんくさいカタガキが一切ないのもかえって気持ちいいじゃない。そんな次元とっくに超えちゃってるもんね。








2008
07/01
Tue

ハリウッドかぶれ脱却

[No.74] posted by あんころもち

欧米の映画にかぶれていたわたくしが
この映画以来日本の映画も現代的でいて
詩的で美しく見られるものもあると
気づき邦画好きになりました。
なにかあたたかい後味になる映画です。

2008
06/01
Sun

恋愛映画が苦手でも

[No.73] posted by かえで

恋愛映画が苦手でもこの作品はたまりません。

なんてったって、LoveLetterって題名でも、初めっから恋人が死んでる!?って???

とにかく、他の岩井俊二監督作品が苦手でもぜひ見てほしい作品です。

そしてやっぱりこんな感じに愛されたい。

いろんな仕掛けがしてあって、ラストでキューっと胸を締め付けられます。

ちなみに、私は岩井俊二監督作品は大大大好きです。

2008
03/22
Sat

日本映画の中でも屈指の名作

50.0% (1 / 2)
[No.72] posted by katsuya30

岩井俊二の卓越した演出力、篠田昇の圧倒的な映像、REMEDIOSによるノスタルジーにあふれた音楽、どこをどう取っても傑作という評価以外つけることができない。ふたりの藤井樹に関わるエピソードが進むにつれて、渡辺博子の心の決着が付いていくストーリーは見事である。図書カードに書かれた「藤井樹」の文字が実は愛情表現であり、それが圧倒的な感動を呼ぶラストシーンにつながっていく様は、何度観ても涙・涙である。中山美穂、酒井美紀の演技力も最上である。もうこれを最初に観たのはレーザーディスクの時代だから10年以上前になるが、いまだに全く古さを感じさせない映像は鳥肌ものだ。この15年では屈指の傑作であるが、日本映画史上においてもトップレベルにある作品と思う(1910年代からの主要な日本映画はけっこうチェックしているつもり)。「花とアリス」を観て岩井俊二に興味を持ったら、ぜひ本作を観てほしい。ハンカチは忘れないように。

2008
01/19
Sat

人が人を愛することとは

50.0% (1 / 2)
[No.71] posted by おちゃ

すばらしい映画です。
人が人を愛することとはどういうことか、丁寧に描かれています。
死んでしまったひとを更に愛するには、その人の過去を愛するしかない…
主人公は、そうして死んだ恋人の過去をたどりはじめるのだと思います。
岩井監督は、若くしてこの作品を完成させました。
もしかしたら、恋人を亡くす経験をされたのかもしれない…なんて考えたりします。

2007
10/19
Fri

宝物

50.0% (3 / 6)
[No.70] posted by 困った時ほどリラックス♪

邦画はダメだと思っている方は,ぜひ一度ご覧ください.

冒頭の雪景色のシーンからラストの意外な訪問者のシーンまで,美の究極ともいえる映像,演
出に心打たれました.淡い初恋の記憶,戻らない時間,人生のはかなさ,など様々な気持ちが交錯したのを覚えています.

現実はこんなに綺麗じゃないことは分かっています.しかし,映画は厳しい現実を生きる人々
に夢を与えるものであってほしい.鑑賞した当時,私は近年のメジャーな映画のわざとらしい
感動演出や,押し付けがましいストーリー展開にうんざりしていました.そんな私をやさしく
癒してくれたこの映画をいつまでも宝物にしたいと思います.

胸をえぐられるような感動ではなく,しっとりとした感動がいつまでも心に残る名作といえるでしょう.

2007
09/01
Sat

超おすすめ

0.0% (0 / 2)
[No.69] posted by タマキ♀

映像がとても綺麗!
そして幻想的!!
名セリフ『それが山田さん家ぃやったら手紙は届けへんのや』

2007
08/29
Wed

切なさがいっぱいでした

33.3% (1 / 3)
[No.68] posted by エレキング

削る理由がないので星5つです。中山美穂さんの二役、どちらの役柄も魅力的でした。どちらの役柄も、心情が丁寧に描かれており、思いが伝わってきました。それは、どの役柄も同じでした。そのおかげで、物語が深いものになっているかと思います。切ない人がたくさんでてきますけど、自分の思いを二度と伝えられないってのが一番切ないですね。あのとき、藤井樹は何を思ったのでしょうか。過去を振り返って、自分に後悔したり、一方で樹を責めたり…思い出にどっぷりと浸ったのでしょうか?そこから抜け出て、明日へ前向きになる藤井樹の描写があれば(ありましたか?忘れました)、ちょっとは慰めになるかと思います。

2007
07/05
Thu

詩的なムード☆

18.8% (3 / 16)
[No.67] posted by ファミリーアフェア

岩井俊二のかかわった「虹の女神」がとてもよかったのでこちらも見てみました。雰囲気は似ているのですが、結論としては馴染めませんでした。

青春とノスタルジーとロマンチック、そういうところを丁寧に切り抜いて集めたような作品だと思います。一見して「らしい」と感じる特有の映像世界もうまくリンクしていますね。

ただその反面、リアリティが欠けてしまっているのが残念です。作品中の手紙の一節に「現実はもっとひややかなもの〜」とあったと思うのですが、作品自体にそういうひややかさがないというか、毒素がなく、必要な現実感を感じる事が出来なかったです。あざとくて、自分の中で嘘臭さを拭えませんでした。中山美穂の一人二役は余計に軽いファンタジー色を煽っているように思いました。

そういった事もあり、作品の切ないようなシーンや演出にも、妙にさめてしまった印象です。ある意味、よくあるような「普通の作り話」に感じました。

ただひとつの美しい世界観、ムードが丁寧に築かれているという事です。これに浸りたい人向けなのかもしれません。


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