- [アーティスト]ラプソディー
- [その他]ルカ・トゥリッリ
- カテゴリ:
- CD (41分)
- 発売元:
- ビクターエンタテインメント (2001/10/31)
- 定価:
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ディスク1
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彼ららしい非常に濃密な仕上がり
バンド史上最速のスピードで土石流の如く疾走するオープニングの#1“Rain Of A Thousand Flames”がとにかく衝撃的な、「DAWN OF VICTORY」に次いで発表されたミニ・アルバム。
収録曲はミニということで、わずか7曲ながらも、10分オーバーの曲が2曲あり、トータルのランニング・タイムは約42分と、非常に濃密な仕上がり。
あまりに#1が衝撃的なため、他の曲のイメージが残りにくい部分もあるが、ラストを飾る、ドヴォルザークの「新世界」をモチーフにした10分オーバーの大曲#7“The Wizard's Last Rymes”も素晴らしい。
いずれにせよ、その当時、奇跡の神盤「POWER OF THE DRAGONFLAME」への期待を抱かせるには十分な出来だったと言える。
とりあえず、ファンは#1のためだけに買っても十分満足できるハズ!
全体的に退屈
2曲くらいは完成度が高く聴きごたえがあるが、後半は語りが多く退屈である。ヘビーメタルと映画を区別してほしい。本当は映画を作りたいのがミエミエである。しかし何よりいただけないのは趣味の良くない歌詞(特に1曲目)。美しい曲を作る力はあるのだから、もう少し気を使ってほしい。
あと安っぽい音色のキーボードソロはなんとかならないものか。
最終章への前半
ミニアルバムとして発表され、この次に発売される5thの前半という設定らしいが、
42分も収録されているため、個人的に本作は第4章の4thアルバムということにする。
ストーリーの内容は、エメラルド・ソードは悪のアクロンの手に渡ってしまい、
更に大事な人達が死を迎えるという、踏んだり蹴ったりの内容だが、まあそれは置いておいて、
まずビックリしたのは前作と比較すると、かなり良い出来である。
のっけから疾走感溢れる楽曲でリスナーをラプソディー・ワールドに引き込み、
最後まで一気に聴かせてしまう。
シンフォニックな方向性、楽曲の良さ、そういう物は彼らにとっては当たり前になっているが、
本作には色々な試みが感じられる。
ただ良い曲を作ればいい....そういう思考はナンセンスなのかもしれない。
2曲目と5曲目はラプソディーにはめずらしくインストの曲であり、アルバム全体の絶妙なバランスを保っている。
13分にも及ぶ3曲目での女性の美しいソプラノを融合させた大作は素晴らしく、
そしてドヴォルザークの「新世界」をベースにしたラストの曲にも驚かされた。
シンフォニックな彼らが今までクラシックに手をつけなかったことを感んがえると、かなりの挑戦だ。
ストーリーを上手く曲に転写しているところは素晴らしく、
間奏部や各々のパートにおけるギター・メロディがリスナーの心に響き渡る。
ただゴリゴリ押し捲っていた今までとは違う、成長した大人の彼らの姿がここにはある。
最終章に続く...と連想させるラストは壮絶で、もう感無量。
エメラルド・ソードを超越できる楽曲はないかもしれないが、
アルバム全体の良さを比較すると、こちらの方が上かもしれない。
次回エメラルド・ソード・サーガの最終章。
どんな曲を提示してくるか、非常に楽しみである。
アニメ、ゲーム
いい年した男たちが、本気になってファンタジーの世界を作り出している。ジャケット、音楽、歌詞、どこにも隙はない。テーマパークと同じく、この種の類は、本気でやってこそ意味がある。・・・子供じみているといえば確かにそうなんだけど、ふと現実に帰ってしまった大人の人は、その本気さににやりと笑おう。
次は水木一郎などのアニメもの、ドラクエなどのゲームものをカバーするとすごく合うだろうな、と思う。
脱帽の嵐
エメラルド・ソードを手中に収め、その偉大なパワーを手に入れた悪のアクロン。
彼の目的は何か?
前作の続きから始まるエメラルド・ソード・サーガ第4章の幕開けだ!
正確に言うとミニ・アルバムのつもりだったようだが、
42分も収録されていることと、楽曲が次回作とは重複しないことから第4章とした。
ストーリーは、アクロンがエメラルド・ソードの力によって暗黒の女王を甦させ、
その呪文によって邪悪な者達をこの世界へ誘い、2つの魔法の国エルノアとトーライドを攻撃し、
両国を壊滅させてしまうというお話。
この悲劇のストーリーを上手く音楽の世界へ転写させ、壮大な作品に仕上げている。
今回はピアノを全面的に前に出し、悲壮感をあおる感じにしたのは効果的。
また今までの作品と比較するとギターのリフも異なり、
どちらかと言えばメタルよりな作品になっている。
組曲のラストはドヴォルザークの「新世界」をモチーフに創造した楽曲で、
「新世界」自体はほとんどの人が知っているため馴染み易いだろうが、
話の展開から悪の新しい世界を謳っているようにも取れるし、
最終章への正義の新世界の序章とも取れるし、どちらかは?は次で明白となるだろう。
のっけから最後まで一気に聴かせてくれるところは圧巻で、
とても格好いい出来には脱帽。
次回最終章、ストーリーの展開も当然気になるが、
彼らがどんな楽曲を我々に提示してくれるのか?非常に楽しみになってきた。
大作多し!
エメラルド・サーガ最終章となる次作『POWER OF THE DRAGONFLAME』に先駆けて発売されたミニアルバムということですが、全曲次作には収録されないということで、また、42分もの収録時間と、もはや普通のフルアルバムと言っていいでしょう。しかし、いつものRHAPSODYのように1度聴いただけで曲が頭に入ってくるようなそういった即効性のあるメロディーはそれほどなく、台詞やナレーションを随所に配置し、どちらかというとアルバム全体のドラマ性やシンフォニックさにこだわったつくりになっています。
10分を超える大曲が2曲もありますが、そのどちらもがかなりの名曲!⑦THE WIZARDS LAST RHYMESはおそらく誰もが耳にしたことのあるドヴォルザークの「新世界」を抜粋しRHAPSODYなりにアレンジした曲です。今までいかにもやりそうでやらなかったという感じですね。これまで注目していなかったのですがベーシストのアレッサンドロ・ロッタのきらりと光るプレイも聴ける名曲です(このバンド実はリズム隊結構やばいですね)。そしてやはり何と言っても③QUEEN OF THE DARK HORIZONS!この展開美、構築美、所々で聴けるツボを押さえたメロディーはおそらくプログレファンにも十分にアピールできる曲です。フィーメールコーラスや、途中のピアノとファビオの歌唱の絡み、ラスト前のインストパート等々、いやーおいしいですね。このハイライト2曲は完全なオリジナル曲とは言えませんが、それでも素晴らしいです!買って損なし!
「フェノミナ」のテーマ曲のカバーがお勧め
3曲目の「クイーン・オブ・ザ・ダーク・ホライゾンズ」はイタリアのホラー映画「フェノミナ」のテーマ曲のカバー。そしてこの曲が一番のお勧めだ。原曲はプログレッシブロックバンドのゴブリンが書いたものだが、ラプソディーはさらに音を分厚くして聴かせる。これだけでもこのアルバムを聴く価値がありそうだ。
新世界より、のアレンジ
このアルバムの曲って、鼻歌するには、少しキツイ気がします。彼らの曲の多くは、一回聴いただけで、歌えてしまうメロディーばかりですがね。
そのようなキャッチーな曲が少ない分、大作もあります。それが、最後の曲で、The Wizard's Last Rhymes です。これは、「新世界より」を取り込んだ彼ららしい曲。最初に聴いた時には、「新世界よりの影が、とても強い」と感じました。が、聴き込むうちに、「新世界より」がもっているツボを、上手く自分達の曲にアレンジ出来ていることに驚きました。そのあたりを聞くだけでも、このアルバムを買う価値はあると思います。
後編に期待
待ちに待ったRhapsodyの新作.ところが,期待しすぎたのか,あまりぐっとくるものがない.オペラチックで大げさで,最後にはドボルザークの新世界まで出てくるという,いかにもRhapsodyという作品だが,たまたま同時に買ったルカ・トゥリッリのソロがよすぎたためか,リスニングのリピート度が低くなっている.次回作に期待.
思わず 「これ映画のサントラちゃうの??」
まず、彼らの生み出す音のユニークさは、彼ら自身が名付けた「ハリウッド」という所にあります。聴いただけでハリウッド映画の一場面が頭に浮かぶような音質は、まさに比類なきもの。 例として、「ブレイブハート」「バットマン」等のサントラ、と言えばイメージが掴みやすいと思いますが、それにメタルの打ち込みを含めて再生してください・・どうでしょう? そんな感じです。
個人的なお奨めは三曲目の Queen Of The Horizons。十三分強というクラシック曲的長さですが、盛り上がりも一品、昇天間違いなしのカタストロフィに満ちた一曲。ラプソディなんて聴いたことないって方も、ご想像の音、いや期待以上の感動をもたらしてくれるはず。第二の特筆すべき点は、フォークロア・クラシック音楽の引用が印象深いこと。本作の一曲、Elnor`s Magic Valley はその例として最適で、北欧民謡に通じる叙情性を漂わせ、クラシックのファンでも満足のインストゥルメンタル曲です(二曲めのピアノのインストもお奨め。漆黒の雰囲気の中で一層不気味さを際だたせています)。 シンフォニックメタルバンドにありがちな単調さを、見事に打破してくれました。
このCDの後半四曲は「ゴシック・サガ」と呼ばれている、四つのパートに分かれた25分の組曲。保守的ファンにも嬉しいのが、ドヴォルザークの「新世界」からの一曲を見事にメタル・アレンジした最後の曲 The Wizard`s Last Rhymesで、もちろんクラシック演奏が引用されています。
ファンタジーの要素も取り入れたバンドは、ライナーノーツやジャケットにもゴシック調の演出を起用していて、曲中のモノローグもあり(少し小っ恥ずかしい感じもしましたが、幻想的叙事詩の解説役として大目にみてやって下さい・・笑)歌詞自体も物語を追っています。万歳!
