東京マリーゴールド

  • [監督]市川準
  • [俳優]田中麗奈
  • [俳優]小澤征悦
  • [俳優]樹木希林
  • [原著]林真理子

カテゴリ:
DVD (97分)
発売元:
バンダイビジュアル (2001/11/25)
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評価: 4.0

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OLのエリコ(田中麗奈)は、合コンで知り合ったタムラ(小澤征悦)に恋をするが、彼にはアメリカ留学中の恋人がいた。「彼女が帰ってくるまでの1年間だけでいいから、私とつきあって」。かくして期間限定のエリコの恋愛が始まるのだが…。

林真理子の短編小説を原作に、市川準監督が繊細に描いたラブストーリー。最初はうきうきと日々を過ごしていたものの、やがて終わりの日が近づくにつれて感情を乱していくヒロインの姿が、幼くもせつない。東京各地のしゃれたスポットがさりげなく登場しては、彼女の想いなどを風景で包み込んでいくという手法も、市川監督の作品らしい。味の素「ほんだし」CMから企画がスタートしており、そこで田中の母親に扮していた樹木希林が、ここでも軽妙な母親ぶりを披露し、画面に憩いを与えてくれている。(的田也寸志)

2007
06/01
Fri

「今日、どういう一日だった?」

100.0% (2 / 2)
[No.16] posted by ny

 おかれている周りの環境とか情報にうまく自分を合わせて生きていくと
楽だし、周りの人間ともうまくやっていけるし、仕事であれば周りの評価
も高まる可能性が高くなると思う。だけど、「譲れない自分」というのが
誰にでもあって、それを守れば守るほど自分の周りの人との軋轢が生じる。
でもね・・・。「今日、どういう一日だった?」

切ないね、でも大事にしたいことはやっぱり大事にすべきだよね・・・。

そんなことを再認識させてくれる作品でした。


2006
09/04
Mon

淡々とした描写が切ない

50.0% (1 / 2)
[No.15] posted by OVER30

主人公は合コンで出会った男に彼女がいるのを知りながら、思いを抑えきれず、海外留学中の彼女が帰ってくるまで、1年間の期間限定で付き合ってほしいと頼む。
日に日にタイムリミットが迫る刹那的な恋。
スクリーンの中で楽しそうな2人の姿が逆に結末の切なさをあおる。
母親のかわりに家の蛍光灯を取り替えてるシーンとか細かい描写が心に残る。
感情を露わにして激しく怒鳴ったり泣いたりするシーンより、普通の静かなシーンがいいのは、田中麗奈に演技力があるということではないでしょうか。

2006
06/24
Sat

どこが好きなの?

33.3% (1 / 3)
[No.14] posted by kouhukusatoru1127

ストーリーのヒキも強いし、最後までどうなる?と思いながら引き込まれて見れます。田中麗奈のせつない気持ちも切々と伝わってきます。映像も雰囲気も綺麗でお洒落で素敵です。
ただ!相手の男の、どこに主人公は惹かれたの〜???全然わからない。
美形でもないし、性格も優柔不断だし冷たいし、男らしくないし。主人公はダメっぽい男が好きとか?ああいう顔が好みとか?
最初の出会いも、何故彼に強く惹かれたか全然わからない。
また、誰かが言っていましたが、ラストに出てくる元彼女は魅力を感じず、さらにここで、彼女のどこがそんなにも異常に忘れられないほど好きなの〜??と。
主人公以外のキャラに魅力がなくて、全く説得力なしでした。まあストーリー自体は意外性があって面白いですが・・。【雰囲気とストーリーで星4ツ】

2005
08/16
Tue

小澤さん、あんた下手くそだあ~

50.0% (2 / 4)
[No.13] posted by 川原香奈子

小澤征悦氏のセリフ棒読みに、脱力しました。
大河ドラマに出演なさっている現在とは比べ物
にならないほどの、下手くそさ・・・。
成長前のご愛敬、と言ってしまえばそうなのですが、
残念ながら彼の棒読みが気になって気になって、
最後までストーリーに集中できない程だったため、
書きました。
現在の活躍ぶりからすれば、過ぎた過去、と笑って
許せる方も居るのかもしれませんが・・。

田中麗奈ちゃんは相変わらずかわいいです。
期間限定でも良いから、恋人になって、なんて。
本心では無いにしろ、彼を引き留めたくて
痛々しいほど必死な心情が透けて見えて、せつない。

2005
04/03
Sun

切ない

75.0% (3 / 4)
[No.12] posted by miki369miki

田村にはアメリカ留学中の彼女がいると分かっていながら
「その間の一年間私と付き合って。一年たって彼女が帰ってくる
時にはきちんと別れるから」と言ったエリコ。最初は楽しい気持ち
で交際をしていたが、次第に田村の存在が大きくなり期限の一年が
迫ってくることで、どうしようもないエリコ。『私ってまるで
代用品ね・・』

もうすぐ期限の一年が迫るという時に、泣きながら『何も考えら
れないし、何も手に付かないし、何ものどを通らないの・・・
ねぇ真弓さん(留学中の彼女)と別れてよ・・』と言うシーンは
切なくてなんともいえない。エリコが去った後に、自分の中でも
エリコの存在が大きくなっていた事に気づく田村のシーンも切ない。

田中麗奈の繊細な感情表現がとても良かった。セリフじゃなく
感情で気持ちを表しているんだな・・と感じた。

2005
03/31
Thu

淡々とした日常を自然な音楽と映像で魅せる

33.3% (5 / 15)
[No.11] posted by ビックリス

「大阪物語」では大阪を、今作では東京を、的確にわかりやすくそれでいて綺麗に映像化されている。
市川監督の世界を見せてもらった。
男とは長続きしないエリコ、期間限定だからこそ長続きしたし本気で男を好きにもなった、悪く言えば不倫をする愛人タイプなのだろう。

ラスト以降、エリコはどう行動するのか?
仮によりを戻しても半年以内で別れるだろう。

こういう映画は真面目に見ないと良さがわからないだろう。
アニメおたくや恋愛経験の乏しいお子様などには理解不能(笑)。

起承転結、特に転や結を過剰に求める人には薦められません。

2004
10/15
Fri

監督がリセット・ボタンを押した理由を計りかねる

92.3% (12 / 13)
[No.10] posted by yukkiebeer

 冬枯れの東京で合コンを通じて知り合ったエリコと田村。田村にはアメリカ留学中の真弓という恋人がいる。そんな彼にエリコは一年という期限つきの恋愛関係をもちかけた。季節が巡り、やがて恋人・真弓が帰国するという知らせが届いたとき、エリコは初めて自分たちの関係が一年で区切りをつけるには大きくなりすぎていることに気づくのだが…。

 「病院で死ぬということ」「東京兄弟」などで見られた、監督・市川準の個性的で様式化したいつもの撮影文法が今回も忠実に踏襲されています。
 登場人物たちの撮影サイズは専らフル・ショット。台詞の一つ一つは物語の展開に直接には結びつかない言葉の積み重ねであり、しかも時に語尾が不明瞭でボソリボソリと静かにかすれるように語られます。そして場面転換時に繰り返し差し挟まれるのは伝統と変貌が混在する東京のスナップ・ショット。

 二人が奇妙な関係を結ぶ成り行きは、万人の了解を得られるものではありません。その一年後の自分たちを熟慮せぬまま彼らがスタートを切ってしまうのは、若さゆえの青さといえます。やがてどうしようもなく切ない終点へと到達するのですが、それを身から出た錆として受け入れていくことによって二人は人として成長していくのだと思います。人生を歩むということは、自らが下した選択と決断の責任を負うことを意味するのですから。

 だからこそこの映画の結末を、これは禁じ手ではないかと私は思うのです。娯楽作として締めくくるならこういう幕切れもあるでしょう。しかし、人生はリセットがきかないからこそ真摯に生きるに価するのです。この結末では監督はリセット・ボタンを押してしまったような気がします。

 自身の出演したCMビデオをエリコが見ているあの場面でこの映画を締めくくっていれば、私はこの映画がエリコの成長物語として清々しい作品になりえたと思います。そのチャンスを逸したのは返す返す残念です。

2004
10/12
Tue

田中麗奈の揺れる心を表情で表す演技に。

[No.9] posted by kookawa

市川準監督の作品は、DVDより、映画館のように集中して見れる場所で、雰囲気と合わせて見た方がいいと改めて思いました。
約束の一年が近づき、田中麗奈が禁句の「一生そばにいたい」といい、その想いを表情で訴えるシーン、
そして忘れた頃に見る一年前の自分のキャッチボールのCMで忘れていた自分を取り戻す表情。
この映画で、田中麗奈は、表情だけでも想いを訴えられる女優なんだと感心させられました。
でも、フッっきた女性は強いですね。

2004
03/18
Thu

樹木希林、小沢征悦がいい。

66.7% (2 / 3)
[No.8] posted by manjuu

都会のどこか人工的かつはかないんだけど美しい風景が心に残った。野球のCMがとてもいいし、キャッチボールのシーンも良かった。主人公がCMを観る

シーンが良かった。ただ、田村役があまりにも惨めに描かれていて嫌な気がした。よく知らないが、銀座のママ(飽くまでも例です。)の男を値踏みする視点で描いたという感じがした。あと、妊婦である田村の偽彼女(主人公が最後にやや憧れの目で見る)のキャラクターは魅力的と言えなかった。

2003
07/19
Sat

原作>映画

0.0% (0 / 6)
[No.7] posted by 昭和激動期

「東京小説」という短編集に入っている林真理子さんの作品が
原作で、いたく気に入った。1年だけ、恋人のいるひとと、恋愛。
東京。せつなさ。すべてが良かった。ので映画も見たくなり鑑賞。
原作と筋が違っている。原作であった素敵なせりふ(恋愛に関係する
もの)が削られていたりする。役柄が変わっている。

原作と映画はまったく別物になっていてガッカリした。
だけど田中麗奈ちゃんの演技の切ない表情やそっけない口調などは
とてもうまくて、女優としてほかの作品を見たいなあとは思った。


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