風の谷のナウシカ

  • [監督]宮崎駿
  • [俳優]島本須美
  • [俳優]納谷悟郎
  • [俳優]松田洋治
  • [その他]久石譲
  • [俳優]高畑勲
  • [俳優]辻村真人
  • [俳優]京田尚子

カテゴリ:
DVD (116分)
発売元:
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント (2003/11/19)
定価:
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腐海(ふかい)と呼ばれる毒の森とそこに棲む蟲(むし)たちに支配された世界。辺境の王国・風の谷には、自然を愛で、蟲とすら心を通わせる少女ナウシカがいた。腐海を焼き蟲を滅ぼそうとする大国の争いに巻き込まれながらもナウシカは、人を愛するのと同様に蟲たちをも愛そうとする…。

アニメ誌に連載していた自らの漫画を原作に、宮崎駿が監督を務めた劇場用長編アニメ。母の優しさと獣の荒々しさを兼ね備えたヒロイン、おぞましくもどこかしら哀しさを感じさせる蟲という存在、あるときは風に乗りあるときは雲を割いて空を駆ける飛行機械など、それまでの宮崎作品の集大成にしてその後の原点と呼べるような1本だ。音楽を久石譲が手がけて「宮崎×久石」の黄金コンビが生まれるきっかけともなったが、そのテーマ曲も美しいことこの上ない。

巨大な王蟲(オーム)の群れが暴走するクライマックス、そしてナウシカの純粋な魂が胸を締めつけるラストシーンは圧巻。日本のアニメ史上にさん然たる金字塔をうちたてた作品である。(安川正吾)

2008
08/30
Sat

宮崎監督の最高傑作

[No.175] posted by SHELLAC

宮崎監督の作品はナウシカが一番面白いです。どこか前衛的で、実験的で毒がある。最近の作品は大衆受けが義務づけられているせいいか、守りに入ってるような気がします。音楽も憂いがあって感動できます。84年にこれだけの内容の作品を発表できるとは、当時の制作スタッフの意識の高さを感じます。物語が、プロローグ的に終ってるので、いつか続編を見てみたいです。

2008
08/08
Fri

今更ですが宮崎作品の最高傑作です。

[No.174] posted by beruse

今更レビューあげなくても皆さんご存じでしょうね。この作品を作るために監督は漫画を作り凄まじい情熱をかけて作成してます。だからこそ1シーン1シーン溜め息が出るくらい完成されてます。映像は昔の作品のため技術的にはおちますがこの作品の完成度は幾万のアニメ作品も勝てません。宮崎監督の代表作品であることは間違いないですね。まぁ音声はちょっと良くないですが家庭で普通に見る分問題ないです。宮崎作品を知りはじめた若い人はまずこれを見なくては始まりません。アニメ好きな人はかならず一度は観てほしいです。独創的な世界観、現代の世界問題を感じるテーマ、迫力のある映像…今だ観ても感動します。また映画館で観たいんですけどね。どこかやってくれないかな?!

2008
06/28
Sat

「本当の優しさ」

50.0% (1 / 2)
[No.173] posted by ゲジゲジ虫

「ほらね…こわくない。ね…。おびえていただけなんだよね」
映画冒頭、脅えて凶暴化するキツネリスをナウシカが「痛みを覚悟」で受け入れるシーン。
このシーンに「ナウシカの優しさ」がある。
 
「風の谷のナウシカ」は端的に言えばこのナウシカ(宮崎さん)の「優しさ」に貫かれた作品とも言えないだろうか。

相手を受け入れる為に「痛みを覚悟」する。
逆説的に考えると痛みを覚悟するから「相手を受け入れられる」。とも言える。
ナウシカはその原理をなぜか知っている。
その原理をアニメーションのダイナミズムを通して宮崎駿は私に教えてくれた。

映画終盤の大蟲の「暴走化した怒り」を鎮めたのも「死を覚悟した優しさ」である。

今作は宮崎駿の「沈んだ魅力」がスクリーンの端々に感じられる。
「死の臭い」がプンプンするのだ。
「腐海」のイメージは作家の「混沌」のイメージそのものに見える。
「巨大昆虫」や「肉の滴る巨神兵」などのグロテスクな造形は後々の作品に形を変えて様々に登場する。
「温もりを感じるメカ」や「飛翔を使った心理的解放表現」も「作家性」が如実にでている。
そしてなんと言っても「作家の女性への憧れ」が「ナウシカ」に投影されている。

今作が「ジブリ」や「宮崎駿」のイメージの起源になっていることは確かなことである。

現在(2008年)今作を改めて鑑賞するとまず感じる。
「この頃はだいぶ観客に寄り添う形で、創ってあるな」と。

まず「起承転結」がある。
そして「感動させるポイント」がきちんと意図的に設けてある。
そして「説明」や「解説」に近いエピソードが、話に組み込まれている。

という、点が近年の宮崎作品と明らかに違う。(笑)

逆に前期の作品は圧倒的な作品世界をフィルムのなかで完成させているので、作品としてある種「閉じたモノ」になっている。
前期の作品は「没入感」が凄まじい。私などは入り込み過ぎた。
「となりのトトロ」を観て、一歩現実社会にでると「なんじゃこの世界は」と軽い絶望感も感じたものだ。
そのぐらい「居心地の良い仮想世界」を構築してあるのだ。

それに比べれば近年の作品には、敢えて「没入させないよ。観終ったらさっさと現実世界に戻りなさい」と、言わんばかりにサッと終わる。

こういう違いなども観ていくと、「作家と作品の関係性」の変化も見ることができて面白い。

いずれにせよ、記念碑的作品。















2008
06/07
Sat

また見てしまった…

50.0% (1 / 2)
[No.172] posted by ギンペー

初放映から何度目か…
DVDも持っている(とはいえ最近は箱にしまって出てこないが)のに…

いろいろな人が書評やコメントを書いているように、
・環境問題への提言
・色使い、音楽、登場する人物、風景、機械類にどことなく残る郷愁
・ナウシカの少女性と母性
本作を傑作とせしめる要素は数限りないが、それらの理由を抜きにして見てしまう。

風の谷は誰にも干渉せず、その自然の恵みを愛して存在している。
その中に自分も溶け込んでただ住めればいいと空想してしまう。

2008
06/07
Sat

永遠の名作

[No.171] posted by mikeexpo

それにしても、もう四半世紀も前の作品だ。道理で自分も歳を取るはずだ(笑)。

ジブリの作品はそのどれもが、レビューの件数が異例に多い。国民的作品なのだろう。この作品も、何度も何度もテレビ放映等されるが、いまだに新鮮さを失わない。ある意味で驚くべき作品だ。

環境保護が叫ばれる昨今、オウムの暴走のごとき自然のしっぺ返しを人間が受けぬよう、真摯に考えるべきだろう。

2008
06/06
Fri

荘厳壮麗清涼 愛と勇気は人類を救う

100.0% (1 / 1)
[No.170] posted by masasige

究極の人類愛を最高の美的センスで描いた世界最高峰の名作。

ナウシカの愛と勇気は、感動の極致。

実写で想像も尽かない想像力と美的センス。

久石譲の音楽の壮麗雄大な美しさは世界に比類なき超越した調べ。

自然に対する共生と調和は、世界に誇る日本人の美点。

日本人の誇りと高潔さを世界に示した名作。

2008
05/15
Thu

失敗作

5.9% (2 / 34)
[No.169] posted by しろ

駄作ではないけど、失敗作。
話の構成が破綻している。

作ってる本人が、まだ途中で、ラストも決まってないのを安易にまとめたんだから、しょうがない。
「意図は良かったんだから、壮大な失敗作である」という批評を読んだことあるけど、私はそうも思わない。
商業主義による、創作の挫折じゃないのかな。
マンガで人気が出ちゃって、周りからおされたんじゃないのかなあ。
良いもの作るためには、妥協しちゃダメなんだよ。

劇場上映のとき、ホームズと抱き合わせだったんだよね。
ホームズは娯楽作品としてすごくよくできていて、とっても楽しめたのに、そのあとこっちを見て、がっかりした記憶がある。
いい加減な作劇は、娯楽作品だろうが、シリアス問題作だろうが、ダメなもんはダメ。

あ、画像はきれいです。音楽も良い。
でも、今時は絵や音楽のきれいなアニメは、いくらでもあるからね。

ナウシカはマンガが本物です。
作者が長い年月をかけて、自らも成長しながら作り上げた物語です。
こんな安普請の失敗作は見ないで、マンガ読もうね。

2008
03/14
Fri

環境問題を考えさせられた

77.8% (7 / 9)
[No.168] posted by 久保田真史

 本作品は、宮崎作品に共通する「反戦」というテーマの他に、「環境問題」もテーマにした作品です。まだそんなに環境問題が大きく騒がれていないときに、このような映画を作った宮崎監督は凄いと思います。そして、「人間は自然に生かされているんだ。そのことを忘れてはいけない」と考えさせられました。一番印象に残っているセリフは「何故この谷の人々のように暮らせないいだ」です。

 最近の宮崎作品しか見たことがない人には是非見てほしいです(やはり初期の頃の作品が一番です。見たことがある人でもこのレビューを読んで思い出したのならまた見返してほしいです。また新しい発見と感動を与えてくれる作品だと思います。
 

2008
03/12
Wed

ナウシカのような孫が欲しい

61.5% (8 / 13)
[No.167] posted by Heidi

65歳にして、このアニメ映画を初めて観ました。戦争や公害で地球全体の生物が
滅びつつある中、ある谷で風車の力を利用しながら生き残ろうという少数民族の
王国がありました。そのプリンセスがナウシカです。愛と英知で、この民族にせ
まる大国からの攻撃から、自分の民族と周囲を取り巻く「虫」に代表される自然
を救おうとする冒険物語です。まず、私が思ったことは、この物語は我々が近い
将来、実際に体験するだろう世界を、宮崎さんが「先見の明」をもって、二十数
年前に描きながら、我々に戦争と公害でこんな惨めな世界を作らないでくれ、と
訴えていること、さらにそれが避けられなかったら、せめてナウシカのような孫
をこの世に残して、人類、地球の全滅を回避しようではないか、というメッセー
ジです。私はこのナウシカがもし、日本の天皇家の「愛ちゃん」だったら、日本
も捨てたものではないな、もし駄目なら、自分たちの孫娘(今、英国で小学6年)
がナウシカのような聡明かつ思いやりのある若いリーダーに将来育ってもらいた
いと痛感しました。孫娘にはぜひ、このアニメを観せてやろうと思っています。

我々の永住する豪州では、風車やソーラー(太陽)エネルギーを使って電力を供
給する努力がかなり前から続けられています。そして、森を大事に保護する運動
も、「緑の党」の党首、ボッボ・ブラウン医師(タスマニア島出身)を先頭にし
て、積極的に進めています。そして、絶滅寸前の鯨を「研究用」と偽って濫獲し
て、「食用」として市販している日本の「海賊捕鯨船団」とも戦っています。さ
て、このアニメのもう1人の主人公「虫」についてですが、私は研究所を退職し
てから、蜜蜂と線虫(ミミズの親戚)という可愛い動物を使って、癌の薬や長生
きの薬を天然物(例えば、プロポリス、赤ブドウ、ブルーベリーなど)から開発
しようと努力しています。我々の友人「ムシ」の英知と良く相談しながら。。。

2008
03/05
Wed

原作を読んでほしい

75.0% (3 / 4)
[No.166] posted by ゆきの

森の人とナウシカの違いを感じてほしい。映画版は分かりやすいですが物足りないかな…。神のレベルを否定するような宮崎さんの物語に感服してます。すごいよ。


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