- [監督]五社英雄
- [俳優]名取裕子
- [俳優]かたせ梨乃
- [俳優]根津甚八
- [俳優]小林稔侍
- カテゴリ:
- DVD (133分)
- 発売元:
- 東映ビデオ (2002/10/21)
- 定価:
¥ 4,725 (税込)- 在庫状況:
- 在庫なし
不朽の名作かと。
最近花魁をテーマにした「さくらん」が映画化されたので、もう一度この作品を見直してみましたが、演技の面ではてんで比べ物にならないですね。
古い映画万歳主義というわけでは決してないのですが、女優さんたちの演技がすごすぎて絶句することがままあります。かたせ梨乃の演技の生々しさや、西川峰子演じる小花の壮絶な最期のシーン・・何回みても鳥肌が立ちます。今第一線で活躍されている女優さんの中で、あの演技を見せれる女優はそういないと思えるほど。
(個人的には鈴木京香さんや大竹しのぶさん以外思い浮かびませんでした)
ストーリーは18歳で吉原に売られた久乃が花魁道中をするまでに吉原でのし上がっていくというものですが、彼女を取り巻く人々の様々なエピソードも目がはなせません。
酒と男に弱くて剃刀振り回すような花魁もいれば、不治の病で無念の中死んでいく者、年季をあけて吉原を去るもの・・
吉原という場所で生きるの女の切なさや悲しさいやというほど感じられます。
女性は自分に置き換えて見てしまったりもするかもしれませんね。。私は久乃(主人公)みたいにはできないだろうなぁとか、どっちかっていうとかたせ梨乃タイプだろうなぁとか。
凄絶な環境の中で、必死に自分なりの幸せを求めようとする女たちの多様な生き様、ぜひ一見の価値あり。
蛇足ですが、出番は少ないけど地味に緒方拳いい味だしてます(笑)
偉大な監督!
何度見ても飽きない作品です。見る度に違う発見ができます!恐ろしい程に女が描かれています。これほどにリアルな細かな演出ができたのはやはり五社監督だからとしか言いようがなく、舞台は吉原という特異な場所なのですが、『女』というイキモノを熟知していなければ描けないであろうというほどの作品です!特に小花役の西川峰子の劇中のエピソードは秀逸です!何度見ても泣けます!一見の価値は十分あります!劇中人物それぞれが見事なほどに緻密に繊細に描かれている作品です!やはり五社監督は日本映画界において偉大な監督だったと痛感させられます!
男の人には…
わからないでしょうね…って監督も男♂なんですが…五社監督の映画、他に見た事が無いのでしょうか??
私はこの映画、大好きです。何度観ても切なさと苦しみ、葛藤が伝わって来ます…。
キャストにばかり金かかり
スターがたくさん出ていようといまいと、駄作である。
ナンダ、これっていうシーンが多すぎです。終わりの方
に、部屋に火が点いて迄、f××kしているお二方。
あんな非常事態に、あんな事できっか!
只、当時の棺おけが横長のものではなかったという事
がわかったという点においては、見られたものだったと
思う。近代の娼婦を描いた作品では、美保純が87年頃
主演した、昭和初期の遊廓でお嬢様育ちのヒロインを描
いたものの方が上である。
絢爛
遊郭の喧騒が聞こえてきそうな映像美でした。
残酷なシーンもあったりしますが、
本当の意味での遊郭を知るには必須な次元のものだと思います。
でも、着物や建物等は豪華で溜息が出ました!
絢爛
遊郭の喧騒が聞こえてきそうな映像美でした。
残酷なシーンもあったりしますが、
本当の意味での遊郭を知るには必須な次元のものだと思います。
でも、着物や建物等は豪華で溜息が出ました!
まさに傑作!!!
華やかな装束を身にまとい、美しく化粧をした花魁たちは、色鮮やかで艶かしく、強さがあるけれどもはかなくて哀れな感じがしました。
四季にあわせて移り行く花魁たちのストーリーは、それぞれ残酷で痛ましく、観ていて胸が痛くなります。
見る側は、主人公のヒサノ(後の紫)といっしょに吉原の門をくぐりさまざまな人に出会い、廓の色に染まっていきます。とんとん拍子で最後には花魁道中を成し遂げますが、最後にはやはり痛い思いが残ります。
ストーリーもよくできていますが、何といっても私は映像に強い衝撃を受けました。花魁道中や、真っ赤な背景の中で髪の毛を振り乱しながら客を求める花魁、心中しようとかみそりを振り回す花魁の姿などです。きっと私は一生忘れることが出来ないと思います。こんなに美しく悲しい女性たちを表現した映画はこれ以外に存在しないとさえ思います。
吉原に花咲く豪華キャストのドラマ
五社監督得意のエロティシズムたっぷりの映像は、視聴者の期待を裏切らないこの作品ですが、今観直すと公開当時の斬新さは少し失われつつあるかなという気は否めません。
しかし、今観て改めて感じた素晴らしさは、今では想像できないような豪華キャストが揃っていることです。主演の名取裕子に、脇を固める遊女(おいらん)役の女優が二宮さよ子、藤真利子、西川峰子、かたせ梨乃という、どの女優が主役をはってもおかしくない配役。また名取裕子演じる遊女の後見人に根津甚八、身請けする役人に小林念侍、そしてチョイ役の巡査役にあのベテラン俳優緒方拳が出ています。また女衒に成田三樹夫、妓楼の楼主夫妻に山村總、佐々木スミ江、若手俳優として今活躍の竹中直人、野村真美が登場します。手抜きの㡊??い配役が、吉原遊郭の幻想的な、しかし女の情念が燃え立つ場所で燃えるようなそれぞれの手堅い演技は、さすが五社監督という感じです。
名取裕子演じる遊女「紫」は、遊女の最高位「お職」にまで上り詰め、恋する相手の差し出す金で見事吉原の花である「花魁道中」を復活させます。華やかな花魁道中はこの作品の目玉のシーンですが、観ていて何か痛々しさを感じるのは、遊女紫が後見人への恋を捨て、遊女としての花を咲かせることを選んだ哀しさが感じられるからかもしれません。
脇を固めるベテラン女優の遊女たちの姿は、どれも粋で華やか、それでいて遊女の哀しさを見事に演じきっています。さすがです。観始めるとあっという間の133分。あなたも吉原で体を張って活きた遊女たちの生き様にとりこにさ!せられること請け合いです。
