青い春

  • [監督]豊田利晃

カテゴリ:
DVD (83分)
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ケイエスエス (2002/12/20)
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評価: 4.5

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『ポルノ・スター』『アンチェイン』の豊田利晃監督が、『ピンポン』などで知られる松本大洋の同名短編集コミックを原作に描く、ある男子校を舞台に繰り広げられる不良学生たちの痛切なまでの青春群像。
カメラが学校の外に出ることはほとんどなく、閉塞した空間の中でさまざまなエピソードが羅列されるのだが、次第にドラマは松田龍平扮するクールな主人公・九條と、彼を慕う親友・青木(新井弘文)との確執に焦点が絞られていく。濁るところない真っ青な空のごとき男同士の友情が、それゆえに惨劇へと突き進んでいく壮絶さ。これはもう観た者だけが共有しえるものでもあろう。時折挿入される屋上での過激な度胸試しシーンのインパクトもすさまじい。若手俳優たちの、飾らない生の熱い演技も素晴らしい。今後の日本映画の方向性を占ううえでも必見の作品だ。(的田也寸志)

2008
06/18
Wed

人生は辛い

0.0% (0 / 1)
[No.72] posted by アッシュ

主人公達は、劇中で高校3年生の不良少年達。自分のやりたいことが見つからない、頭が真っ白になるぐらい夢中になれるものがない、だから、することないから、度胸だめしに、屋上の手すりで手を叩く。勿論、くだらないと理解しながら。
世間一般では、高校生は若くていい、選択肢がたくさんある、好き勝ってに遊べると、良いイメージのほうがつよいが、実際はそうじゃなく、みんな思い悩んでいる、ギャルもおたくも。この映画はそれをリアルに表現している。特に高校3年生だと、進路の選択に攻められる。大半の高校生がそんなの決めていない。劇中では、ヤクザの道をえらんでしまう者もいた。そもそも、一度世の中にでて、とりあえず、仕事に就き働いてみて、やっとこうすればよかったとわかるものである。
音楽は、ロックバンドのミッシェルガンエレファントの曲が使われており、とてもこの作品にあっている。
あと、最後に「最近の若いやつは」とかいう、奴等に言いたい。「お前は、その時どうだったんだよ」って。

2008
05/10
Sat

黒い春。

100.0% (3 / 3)
[No.71] posted by darma initiative

気持ちのいい映画ではない。
が、衝撃はある。

冒頭、校舎の屋上から降りてくるシーンにミッシェルガンエレファントの曲が降り注ぐ!
このシーンがすごくカッコイイ!
だが、物語は次第に陰惨なものに変わってゆきます。
暴力的でショッキングなシーンが幾つかあるので、
そういったものが嫌いな人は見ない方がいいかも知れません。

屋上の床、自分の影を真っ黒に塗りつぶした人型は、青春の狂気と苦悩を表しているようで
得も言われぬバケモノを連想させる。
校舎すべてが真っ黒に塗られた光景は、後にすぐ幻だと分かるのですが、
思わず息を呑みます。
屋上から下校する九條を睨みつけ、そのままの姿で朝を迎える。
怒りや嫉妬、悔しさや悲しさなど、
青木が抱える苦悩をまざまざと見せ付けられるシーンです。
このシーンは一体どうやって撮ったのでしょう?
どう見ても本当に撮ってるとしか思えません。
暴走し始めた青木は、見ているのがとても辛い。
青木の最後のシーン、
あまりにもショッキングなこのシーンは、おそらくきっと忘れることが無いでしょう。

彼等の行動がまったく理解できない人もいると思います。
しかし、たぶん、おそらくきっと、
誰しもが、心に宿す闇だと思うのです。
この映画はそんな心の闇を描いた、切なくやるせない青春の物語です。

2008
03/21
Fri

ドロップ!

0.0% (0 / 1)
[No.70] posted by 第一弾にくらべると

青春とミッシェルガンエレファントがどんぴしゃ。
年齢関係なく尖ってしまう鋭角な作品。豪華キャストもさることながらやっぱり松田龍平はいい。
「青木13回!!!」

2008
02/18
Mon

忘れられない青木の目

[No.69] posted by デルタ

中学生の時に初めて観て以来、スクリーン等で新井宏文を見掛ける度に「青木ちゃんが生きてる!」と未だに思ってしまいます。

2008
02/11
Mon

疾走

[No.68] posted by 秋の精霊

ミッシェル・ガン・エレファントの爆音に合わせるように4人の少年の青春が疾走していく。

とりあえず、生きるとか夢とか彼らには無縁なんだなとひしひしと感じてしまう。
友達と何気なく、屋上でタバコふかせたり、食堂で牛乳飲んでいるシーンが本当に切ない。

進路という大人への階段を拒否し、無軌道に絶望へと突っ走っていく彼らの生き方になんとも言えない無常さを感じる。

そんなザクザクとして青春の中にあっても、見終えたとき清々しく感じるのは彼らの行き方や映画のスタンスがしっかりしていたからだと思う。

映画の舞台が同じである「耳をすませば」とは似ても似つかない青春がここにある。
少年たちの死に様を描くという感じだ。

サントラがないのが非常に惜しい。
ロックンロールな映画音楽も最高です。

2007
09/10
Mon

青春

0.0% (0 / 1)
[No.67] posted by らきすと

ここまでリアルな青春映画は初めてだ。
ほかのとはまったく違う。

2007
07/25
Wed

悲しすぎる

0.0% (0 / 2)
[No.66] posted by 野球よりサッカー

救いがなさすぎる。同じ豊田監督の「ナイン・ソウルズ」にはまだラストにわずかな希望があったけど、「青い春」には"孤独"と"別れ"しかない。「よし!」と気合いを入れなければ2度目は見ることができなかった。何より悲しかったのは、九條にとって、青木は特別で、唯一無二で、九條に学校のことを「天国だよ、ここは」と言わしめる存在だったのに、青木は最後までそのことに気づかずに死んでいったこと。まあ、気づいていたら死ぬこともなかったんだろうけど…

松田龍平はかわいく、手の動きがきれいだった。新井浩正は熱演、本当にがんばってた。あと、役柄もあるんだろうけど、木村役の大柴雄介がなんかよかった。

2007
05/15
Tue

ただの不良映画ではない

0.0% (0 / 2)
[No.65] posted by BLUE BLOOD

番長の九條と親友の青木の演技がすばらしい。舞台は荒れ果てた男子校。ここで青春時代を過ごす不良生徒達。将来の選択にもがき、悩み、苦しんでいる様子が伝わってくる。そこで起こる校内暴力、喧嘩、殺人まで…。何かを見つけたいが見つからず時間だけが過ぎてゆく。崩れていく親友との仲。それは崩れたままでいいのか。そしてラストは切なく終わる。重くのしかかるものがあります。ぜひ感じてもらいたいです。

2007
05/10
Thu

BLUE SPRING

0.0% (0 / 2)
[No.64] posted by サニー

原作の松本大洋の世界観を壊すことなく映像化した豊田監督は本当に素晴らしいです。邦画で何度も繰り返し観た映画はこの青い春だけです。絶対に見た方が良い。シーンに合わせた曲の使い方も素晴らしい。(特にミッシェルのドロップは最高です。)とにかく多くの人に観て頂きたい。観る人によって色々な衝撃があるはずだ。何かしらあなたの胸に響くものがあります。

2007
05/10
Thu

ど真ん中でした。

0.0% (0 / 1)
[No.63] posted by まりま

今観たい映画のど真ん中できた。
「間」が、天然なのか計算されているのか(後者ですよね、すいません)すごく良くて。
ふいに号泣したくなったりもしたけど
泣けなかった。
光は見えないけど暗くない。
始終見応え。


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