- [著]竹宮 恵子
- カテゴリ:
- コミック
- 発売元:
- 小学館
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ユーズド商品:¥ 3,660 より
風木 全17巻
風木に出会ったのは、8歳のころ、少女コミックの連載のカールとジルベールの
二人のからみのシーンで、とにかくなにかわからないままでいた。
ちゃんと読んだのは、12歳のころ、友達から、借りた少コミに風と木の詩が
小学館漫画賞を受賞して、新章の連載が始まったので、
そこから、1冊1冊集めて風木が大好きに。クラスで、友達にコミックを貸し出して、
風木のファンが多くなる。
そして、各キャラクターファンが増えたのです。
わがままジルベールは一番人気。悪役孤独のオーギュスト大好き。
潔癖ロスマリネが好き。屈折ジュールが好き。誠実アスランが好き。
なぜか主人公の生真面目セルジュファンは周りにいなくて。(笑)
人間の人間臭さが心に残ります。
弱さ、強さ、ずるさ、残酷さ、、愛しさ、愛らしさ。
大人になり読み返すと、恋愛はすべて、風木に教えてもらっていたなと思いました。
耽美的な愛とエロティシズム
少女漫画としては画期的な作品だと思う。詩人寺山修司などが絶賛していたという理由もよく分かる。耽美的な愛とエロティシズムが、これ以上ないぐらいに奔放に官能的に描かれている。好きになった人は、とことんはまるのではないだろうか。主人公ジルベールの純粋でひたむきなキャラクターが、どこまでも哀しい。
エゴな愛を教え込まれた可哀想な子の物語
この物語を知ったのは私が勝手に姉が借りてきた本を盗み読んだ事からで、その時はただ面白い本が無いかどうかを探して読んだだけでした。その時は幼くて内容が全然理解できずにいて凄く破廉恥な本だとしか捕らえられなかったのが第一印象でしたが、それから数年経ち私も物心が付き始めた頃にもう一度読んでみた処、そんな事は微塵も感じられずただ二度目に読んだ第一印象では可哀想の一言でしかない作品だと思いました…。ジルベールという子がオーギュストという義理の父親に、純真無垢でまだ幼い頃に自分だけを愛する様に洗脳させてしまい社会で生きていく適合能力を剥奪させてしまうというエゴにとんだ屈折した愛を教え込まれた子とジルベールと出会い感銘を受けてだんだんと魅力に取付かれたセルジュという恵まれた愛を受けて育った子が、どんな障害が起きても本当の愛を教え込もうとする波瀾に富んだ可哀想なストーリーでした…。人を洗脳させようとする事は知らず知らずの内で社会に出ても有る事だと思い知らされてしまう事は有りますが、人間ここまでやるのは最低で何の道徳心の欠片も無いのだと知らしめてくれた物語だと思いました…。でもこんな愛は日常的に今の世の中でも有るような気がしてならないように感じて捕らえられます。虐待して施設に入れられてしまう子が日常的に有りますし、幼少から父親のエゴで子供を自己の性のおもちゃの道具にしてしまいその子の人格を崩壊させてしまい多重人格に陥れさせてしまう事が有るからです…。私にとって嫌でも屈折した愛の有り方を教え込まれた衝撃的作品でした…!。とてもインパクトが有ります。
