リアル・ゲイ・ライフ
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[No.15] posted by かなり悪いオヤジ
ペットショップで働く直也(高橋和也)と同棲生活をしている勝裕(田辺誠一)。蕎麦屋で偶然知り合った藤倉朝子(片岡礼子)という女から代理パパの依頼を勝裕が受ける。「父親になれそうな目をしていたから」アカの他人(しかも女!?)からのむちゃくちゃな頼みを真剣に考えようとする勝裕と直也のゲイ・カップル、そして依頼主の朝子との間に生じる微妙な人間関係の変化を、コミカルに優しい視点でとらえた秀作だ。
人間関係を諦め愛のないセックスを繰り返すがさつな歯科技工士・朝子をはじめ、<汚れた血>を毛嫌いする勝裕の兄嫁(秋野暢子)や、勝裕に捨て身?のアプローチを仕掛けてくる同僚の女(ツグミ)などの女性陣が非常に醜く描かれている点に注目したい。ゲイの直也と勝裕から見れば、そんな女性たちこそ<汚れて>おり、嫉妬の対象にしかならない余計な存在。その世間一般からはずれているゲイ特有の価値観がなんともおかしく、ムフフな笑いを観客に誘うのだ。
自らゲイであることをカミングアウトしている橋口監督が描くゲイ・カップルの日常は、『ブローク・バック・マウンテン』のような偏った誇張もなく、登場人物の言動をウケ狙いでオネエ化するようなこともしない。夜明けのコーヒータイムの気まずい雰囲気や、女性に対するあからさまな嫌悪感などがとてもストレートに表現されているため、それがかえって観客の目にはリアルに映るのだろう。人間(特にゲイ)の感情表現に女流監督のような繊細さが感じられる一方で、説明的なセリフを廃し短いカット割で状況を全て伝える技術が特に素晴らしい。ゲイ・ピープルには芸術的センスに恵まれた人が多いが、ヴィスコンティやアルモドバル、そしてこの橋口監督も例外ではないようだ。
本当に良い邦画です。これは良い!!見なさい!!!
100.0% (2 / 2)
[No.14] posted by mugon
こんなに自然で感情が溢れる映画は少ないです。邦画はあまり見ないなんていう人は、かなり損をしています。この映画はおもしろい。そんな言葉が似合います。孤独を抱えていた人間達が信頼できる友を見つけられた。そんなことをなんとも素直に感じられます。悲しいと主人公達が感じた時は私も悲しくなり、微妙は感情にものかっていけます。まるで、映画の中に自分も入っていけるような雰囲気です。
私はこんなに演技が上手い俳優達が日本にいたことが驚きです。
去年60本みた映画の中でかなりの上位に位置してます。
みなさんも見てはいかがですか?
ラストが良かったです。
88.9% (8 / 9)
[No.13] posted by hisa13
ゲイのカップル、その片割れにいきなり子供を作ろうと言い出す女、そしてストーカーの女。これらがメインキャラクターとして展開していく作品です。
やはりゲイの描写は普段馴染みの薄い世界なだけに特に最初の方は、気色悪っ!とか思うこともありましたが、
次第に物語りにのめり込むことが出来ました。
彼等は世間の多くの人たちと真に分かり合うことはできなくても彼らなりに精一杯誠実に生活をしてるんだなってのが伝わってきて、
映画が始まった時点では「何コイツら?」って思ってたのが、終わった時には「スゲー、楽しそう!」って印象に変わってました。
それだけ登場人物の心理がうまく表現されていると思いますし、映画の持つ醍醐味ってのをとても上手く引き出せているんじゃないですかね。
スッゴイ重い空気で後半進んでいたんですが、とにかくラストは笑っちゃいましたね。とてもこの作品らしいオモロイ終わり方でした。
あと、脇役ながら秋野陽子演じる主人公の義理の姉が良い意味でストーリーにとてもリアリティを持たせていたと思います。
邦画も捨てたもんじゃない!
80.0% (4 / 5)
[No.12] posted by moon96
久々にいいと思う邦画でした。
もし私がこの作品にテーマをつけるとしたら「縁」ですね。
全く血のつながりのない人との縁、血がつながっている人との縁。
人というのは誰かとつながって生きていることを考えさせられる映画でした。
中心の3人はそれぞれに育った家庭環境が複雑で、人間関係についてちょっと不器用であることが、悩むこと・怒ること・泣くこと・考えることこれらを純粋に伝えてくれた気がしました。
ドラマや映画ではよく聞く話は実は結構現実にも転がっているのかもね、などと思うほどリアリティがありました。
役者さんもそれぞれのパーソナリティを確立して表現していてよかったです。
日本映画も面白いんでないかい
100.0% (2 / 2)
[No.11] posted by mo21
洋画を主に観てるんですが、ストーリーにインパクトがあったので思わず観ました。朝子の純粋さが可愛かった。まっすぐで傷つき易い彼女が良かった。
人間関係の面白さとか、言葉の間だとか、リアルでした。
真実の愛…?
33.3% (1 / 3)
[No.10] posted by sunafukin
とても考えさせられる映画でした。
でも、コミカルタッチで描いてくれているのでジトっとせずに見れました。
見る前は、結構重くなるテーマのように感じていたのですがそんな心配も無く…。
普通の事が心を暖かくするって場合もあるのだと改めて実感。
しかし秋野陽子の演技は圧倒されるばかりでした。
わがまま女と弱きなゲイ二人
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[No.9] posted by paoon
ゲイカップル・勝裕(田辺誠一)と直也(高橋和也)と
子供が欲しい女・朝子(片岡礼子)との奇妙な三角関係。
監督自身がゲイなので、ゲイバーの様子やゲイ同士の会話はリアルだった。
勝裕を偏愛する女によって、三人の関係は勝裕の兄夫婦と直也の母親にバレてしまう。
それを問い詰めるときの勝裕の義姉・容子(秋野鴨子)が迫真の演技だった。
朝子は奔放で身勝手な女で、見ていて腹立たしかった。
わがまま女と弱気なゲイ二人
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[No.8] posted by paoon
ゲイカップル・勝裕(田辺誠一)と直也(高橋和也)と
子供が欲しい女・朝子(片岡礼子)との奇妙な三角関係。
監督自身がゲイなので、ゲイバーの様子やゲイ同士の会話はリアルだった。
勝裕を偏愛する女によって、三人の関係は勝裕の兄夫婦と直也の母親にバレてしまう。
それを問い詰めるときの勝裕の義姉・容子(秋野鴨子)が迫真の演技だった。
朝子は奔放で身勝手な女で、見ていて腹立たしかった。
わがまま女と弱気なゲイ二人
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[No.7] posted by paoon
ゲイカップル・勝裕(田辺誠一)と直也(高橋和也)と
子供が欲しい女・朝子(片岡礼子)との奇妙な三角関係。
監督自身がゲイなので、ゲイバーの様子やゲイ同士の会話はリアルだった。
勝裕を偏愛する女によって、三人の関係は勝裕の兄夫婦と直也の母親にバレてしまう。
それを問い詰めるときの勝裕の義姉・容子(秋野鴨子)が迫真の演技だった。
朝子は奔放で身勝手な女で、見ていて腹立たしかった。
どまんなか、直球勝負。
87.5% (7 / 8)
[No.6] posted by 701
奇抜な映像テクニックや、高度なCG技術なんて笑い飛ばすかのように、力強いストーリーを武器に、真っ向勝負している映画です。「核となる、ストーリーの出来次第で、これだけ新鮮な映画になるんだ。」原点に立ち戻らされる、感動を受けました。映画館で観ようが、テレビで観ようが関係なく面白い。それだけ腰の据わったストーリーです。
「日本の今」を鋭く表現したその内容は、映画史を越えて、人類社会の変遷をたどる上で、歴史的に価値のある一本だと思います。