- [監督]サンドラ・ネットルベック
- [俳優]マルティナ・ゲデック
- [俳優]セルジョ・カステリット
- [俳優]マクシメ・フェルステ
- カテゴリ:
- DVD (105分)
- 発売元:
- 東芝デジタルフロンティア (2003/05/23)
- 定価:
¥ 3,990 (税込)- 価格:
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しみじみと、いい映画です。
ハリウッドの起承転結のはっきりした、メリハリの効いた演出に慣れている人にとっては、多少もどかしく感じるかもしれません。
でも、この作品はいいですね。
最近のドイツ映画は世界大戦前後を描いたものを中心に見ていたので、こういう現代の日常を描いた作品は久しぶりでした。
これがまたいいんですよねぇ。
リメイクされたほうは観ていませんが、しみじみと心に余韻を残してくれるいい映画です。
厨房がなんともカッコよく見えるし。
主人公と子供、脇役もみんないい。
徐々に笑顔が見られるようになってゆく様はこちらも嬉しくて笑顔と元気をもらいました。
確かに、ひとつのレシピ。
自分らしく生きるために、完璧なる自分の世界を守ろうとする主人公。マーサ。
恋人や家族との繋がりさえ希薄な独りの女性なら、きっと“らしく”幸せに生きるために、自分を解放することより守ることの方が、重要だったりするものだ。
けれど、愛する人との出会いが、自分を解放し変えてゆくことを求める。
マーサの溶けることを拒む氷のような心が、徐々に温かさに触れて人間らしく、解け、染み出してゆく様子が、非常に丁寧に細やかに描かれている。秀作だ。
これは女性向けの映画ではない。
「自分が変わること。それを受け入れること」は、確かに、どんな人にも当てはまる、シンプルで的確なひとつのレシピではないだろうか。
良い映画
リメイク版はイマヒトツだったけど
ストーリーは全く同じなのに本作は面白かった
M・ケデックやS・カステリット、子役も魅力的で
リーナと分かれるシーンは泣けてしまった
K・ジャレットのBGMはチョット難しかったかも
ラストシーンはリメイク版のが良かった
本作は料理のシーンもリアルだし総じて良い映画だと思う。
幸せレシピ
ほのぼのとした好偏な映画です 美味そうな料理にも目が光りますが何より子供との交流が
実に温かく描かれていてとても気持ち良い 音楽も静かながら哀愁に満ちていてとても良いです。
幸せレシピとはいつまでも冷めることのない温かい愛のことなんですなぁ〜
ハンサムウーマンを見たいなら
主なストーリー展開は他の人に譲るとして、とにかく主人公マーサを演じるマルティナ・ゲデックが美しくかっこいいです!
ピカピカの厨房で真っ白なコックコートに身を包み、その上にパーッと大きな白いエプロンを広げて長身の体に巻きつける姿には女でもうっとりです。
厨房の中は彼女の聖域を象徴してかライティングが特に明るく、白さを増した彼女の肌に忙しさとともにうっすら汗が浮かんで、彼女の美しさに艶っぽさが加わります。
ドイツ映画らしく地味な印象の映画ですが、気の利いたセリフもあるし、ラブシーンもおしゃれです。マーサが目隠しをされ、マリオが作った新作のスープを彼に一さじずつ口元に差し出され、その材料を一つずつ正確に当てていくシーンが色っぽくて好きです。
家庭の愛情という調味料 〜キース・ジャレットの音楽が最高
ドイツ映画は何で子供が絡む作品を作るのが上手いのだろうか(ケストナーの国だからだろうか)。しかし、この作品は単なる子供の映画ではない。母親を失い、心を開かないリナと人に心を開くことが苦手な潔癖症のマーサ、そして初めはマーサとの相性が悪いが心を開かせるマリオの関係が丁寧に描かれている。その描き方は決して説明的でなく短いシーンと会話でお互いの心情を表現しているところが素晴らしい。
家出したリナを迎えに行ったマーサが車を無造作にとめ、外に出て自問自答したあげく車に戻りリナを抱きしめながら「いっしょに暮らせるレシピがあれば」というマーサに対して「ゴメン」返すリナ。リナの父親に「リナは私に似て心を開くのが苦手で料理が好き」と語らせるところ等短い会話が絶妙につながり想いを観るものにストレートに伝える手法が何とも言えずいい。
そして、このシーンを繋ぐのは最高の音楽。音楽監督にECMレコードのマンフレート・アイヒャーを配していることもあって、三者の心情を表す最高の選曲となっている。
オープニングはキース・ジャレットのピアノにヤン・ガルバレクのサックスの「Country」(「My Song」に収録)、エンディングに「U Dance」(「Tribute」に収録)。その他「Tokyo,Encore」や「Bregenz, Part I」などキース・ジャレットの音楽がマーサの微妙な心情を表現する。また、厨房や3人の食事のシーンではパオロ・コンテの「Via Con Me」が流れる(これはハリウッド版も同じ)。絶妙な会話とシーン構成にほんとうに美味そうな料理の数々、それらを繋ぐ最高の音楽と本当に五感を刺激され何度も見たくなるハートフルな逸品だった。
ところで、ドイツでも街で2番目のシェフという表現をするところには驚いた(1番目は母親の味)。マーサのレシピは家庭の愛情という調味料。
疲れた時に観て気持ちを明るくしてくれた映画でした。
この邦題はどうかな・・・と思いますが。
とってもいい映画なのでみんなにおススメしたいです。
特に忙しくて、心が最近硬いかもという女性に
観て欲しいなと思います。
去年キャサリン・ゼタ・ジョーンズ主演で、
ハリウッドでリメイクされましたが、わたしはオリジナルの
こちらを先に観て欲しいなと思います。
こちらは、もっと現実的でその分すごく自分にかえってきます。
(あ、でも重たい映画じゃないですよ)
不器用で厳しい仕事ばかりの主人公と、その姪っ子、
上手くいかない二人の元にきたイタリア人の新しいシェフ。
彼がきて、二人の生活が徐々に変わっていきます。
見終った後に、なんだか気持ちが明るくなってました。
イキスギ!
完璧主義もプロ性が求められる職業では必要不可欠。
行き過ぎれば人生台無し。ひとりぼっち。
そんなマーサとその周りの人たちの物語。
楽天家のスーシェフとのやりとり、ホームシックの姪子。マーサ自身の精神的葛藤。
それをどう解消していくのかが本筋なのだがそれ以外でも見どころあり。
客商売に携わった人間ならジンワリ現実感を伴って実感させられるクレーマー?と思われそうなワガママ客の人たち。あんな人やこんな人いるよねぇと唸らされたw
キースジャレットの音楽が良い
なにげに見始めてびっくり。キースジャレットのファンにはたまらない一曲が流れます。しばらく話が進むと、続きを知りたくなり、最後まで見てしまいます。「切れたおばさんと寒い国で生活するのを選ぶ。愛しているから」が非常に印象的な一言でした。この秋リバイバルが公開されるとのこと。いったいどんな映画になることやら。
美しい仕事、美しい人、の幸せ
どうしてこんな邦題になったんだろう?
「ショコラ」のようなイメージを持っていたが、全然違う映画だった。
せめてドイツ映画だと分かるようなタイトルだと驚かずに済んだのに。
女性シェフが切り盛りするフランス料理店の厨房を見てると「王様のレストラン」を思い出してしまった。
これも全然違うんだけど。
きりっと髪を束ねて白いエプロンを締めて、自分の王国の厨房をピカピカに磨き上げるマーサは美しい。
カウンセリングが必要とオーナーに言われるほど、情緒不安定であっても、美しい仕事場を作り上げられるマーサは、十二分に幸せ予備軍だと思う。
「何かが欠けている」としても、マーサは常にベストを尽くしている。
絶対に幸せになれると思う。
料理の手順や道具類、できあがった皿がすべて美しい。
厨房がキラキラと輝いている。
それに比べてマーサの家は暗く沈んでいる。
その対比だけでも、とても美しい映画。
それにしても、欧州の人は寒さに強いんだろうか?
あんな小雪舞い散る外を歩くのに、あの薄着とは。
