- [アーティスト]リチャード・ティー
- カテゴリ:
- CD (54分)
- 発売元:
- ビデオアーツ・ミュージック (2003/05/21)
- 定価:
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ディスク1
- ザッツ・ザ・ウェイ・オブ・ザ・ワールド
- ザ・ウェイ
- ゴーン・トゥ・スーン
- マイ・ファニー・ヴァレンタイン
- アイ・ミス・ユー・ラヴ
- ヨー,ロメオ
- イン・リアル・タイム
- 愛を贈れば
- A列車で行こう
- ア・シークレット・プレイス
- ウィズアウト・ユー
今にして思えば…
亡くなる1年前の作品。発売前の雑誌のレビューで「A列車」再演と書いてあり、何とも言えない予感がしたものです。
そのすぐ後にあった「Richard Tee Commitee featuring Kimiko Itoh」の大阪公演は、第1部が伊藤君子のステージ、休憩後の第2部がティーのステージだったのですが、第2部が始まってしばらくしてピアノのペダルが故障し、テクニシャンが修理にかかるというアクシデントがありました。「どうしよう、『Real Time』でもやろうか?」とステージ上の喋りが聞こえ、その後客席に向かって「プログラムは変えない。次の曲『マイ・ファニー・バレンタイン』をローズでやろう。」と言いました。
ルバートで弾き出し、時々おどけて「まだかな?」とピアノの下で作業するテクニシャンを覗き込むティー。アルバムのバージョンとは一味違う演奏ぶりに、このときもまた「ああこれは貴重なものを聴いてるな。後々ますます貴重になるかも。」と思ったものです。
あの予感が、あんなに早く的中するとは…。
ステージは「マイ・ファニー・バレンタイン」「イン・リアル・タイム」と本アルバムの曲が続き、ピアノが直ってやってくれたのが「ストローキン」!最高でした!
すべてが貴重な体験となったのでした。
コンサートとともに、思い出の1枚になっています。
まだ未聴ですが
8曲目の「愛を贈れば」と言う曲は今にも愛が溢れだして来そうな曲です。
こんなに、ぐっと込み上げて来る感じはなかなか味わった事が無いです。
涙、涙です。
彼のピアノって人柄が出てるというか(会ったことはないけど)、音から優しさがこぼれ出しそうな気がします。1曲目を聴いていると何故か目頭が熱くなります。ガットの福与かなドラムにファンキーなウィルリーのBass、その上で自由にコロコロとメロディーを奏でるティーのピアノ。彼がニコニコと大きな体を動かしながら気持ちよさそうにピアノを弾く姿が目にうかびます。彼が亡くなったなんて未だに信じられません・・・。
惜しい人でした
大きな体に、3つくらい鍵盤を一緒にたたいてしまいそうな指、そこから叩き込むように流れるローズの音・・・。本当に好きな人にはこの1枚を聞けば聞くほど「もう一度、演奏がききたかった!」と思うのではないでしょうか?
これほど日本人に愛されたピアニストも、後何人くらい残っているでしょうか。鬼畜に入ったピアニストの形見のように大事に大事に聞いていきたい1枚です。
R.ティーの置き土産
数え切れないセッションに参加し、その独特のファンクネスを振りまいてきたR.ティー。悲しいかな、これが最後のリーダー作です (T_T)
まさにスピリチュアル・ブラザーとも言うべきS.ガッド、W.リーやJ.トロペイなどの仲間を引き連れ、リラックスした中にもしなやかに、時に激しく、その華麗なサウンドを展開してくれています。
決して上手いボーカルではないのですが、あったかくて、優しいその歌には、彼の紡ぎだすあの音、リズムと同じだけの価値があるのではないでしょうか。
たった5枚しかリーダー作を出さなかった偉人は、これを私たちへの置き土産にしてくれました。
あー、惜しい!!私自身、"リアル・タイム"で彼のプレーを聴いていなかったことが悔しい。。。
