5月に観ました
100.0% (2 / 2)
[No.6] posted by サイケデリック探偵団
関係が上手く作れない夫婦(黒沢あすか、神足裕司)に
ガンで余命いくばくも無い男(塚本晋也)が介入してくる。
そのことが、夫婦の心の奥の願望を開放する。
そして2人の冷え切った関係が変化していく。
性的で暴力的な塚本監督らしい映画で、
緊迫感と高いテンションを最初から最後まで
キープしています。
これこそ映画
0.0% (0 / 1)
[No.5] posted by mt-wanderer
久しぶりに見応えのある、上質の映画の中の映画を観た感じです。
画面はずっとブルー、雨ばかり、テーマは性。
駄作の典型のようなイメージを持ってしまいますが、
ずっとひきつけられ続けます。
それは完成度の高い脚本あってこそでしょう。
黒沢あすかの熱演も見逃せません。
いっしょに地獄へ行きましょう
28.6% (2 / 7)
[No.4] posted by doracuma
「六月の蛇」を観た。
飛び込んでくる映像をひたすら解釈しないといたたまれないような「しんどい映画」(これは絶賛の意味だ)だ。
でも、そんな抵抗は意味がない。映像は、否応なくすべての「媒介」を排除し、直接的に見る者の感覚の髄にたたき込んでくる。息もつかせないのだ。くすんだ青と、激しい雨と水の流れる音。表情を失った女と男が地を這い、高揚とカタストローフへ向かう。映画が終了し、黒地に白文字のクレジットの流れを呆然と見遣る。まるでカタストローフが自分の内で生じたかのように私はその場から動けなかった。
テーマは死と欲動?現代人の孤独?などいくらでもあるだろう。語りたい人が語ればいい。ここには映画の神髄がある。神髄!、それは「意味やストーリーなんかどうでもいい」だ。
とは言いつつも、敢えて「語る」なら、脅迫で「犯人」が使うセリフ「いっしょに地獄へ行きましょう」がこの映画の「テーマ」かもしれない。 「地獄」がなんだか分からないけれど、これはまさに観る者に向けたセリフなのだ。
「いっしょに地獄へ行きましょう」。この映像に触れると素敵な「地獄」へ行けますよ。なんだか分からない「地獄」に触れられますよ。
・・・塚本晋也監督がまたやってくれました。(そうそう、観た後、しばらくして冷静になって、キューブリックの「シャイニング」を思い出しました。)
黒沢の変貌にモエル!
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[No.3] posted by モノクロ=フィルム=ピアニスト
この映画はふざけていると突発的言いたくもなるが、冷静に分析してみると官能的な部分を含め感動的ないい映画だと思った。この日本にこんな官能性ドラマを心余儀なく作る監督がいるのかと思うとすこしうれしくもなった。全編青い色調で綴られている。黒沢あすか、彼女のスクリーンでの変貌ぶりは気持ちよく多くの日本人の心臓を揺らすであろう。その変貌はいわば、サルが一夜にしてゴリラになったようなもの?で心を官能に浸りながら自然と燃やしていた。そんな映画には邦画ではあまりなくて、とても鮮烈に感じた。現代社会の虚無性を悉く描いた秀作だ。しかし理解しがたい表現も時折見られるが、流して、といっても多少引きずってしまうと思うが自分なりに解釈すれば問題ない?だろう。とにかくベネチアでも賞を獲るだけの力のある作品であることは確かである。
無気質なブルー
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[No.2] posted by BONO
心の相談室の相談役のはずのりん子は,夫の心がわからないという矛盾.
本当にやりたいことを理性でおさえ,解放できない自分.
それを直視しない矛盾.
降り続く雨と,ブルーな画面の無気質感がたまらない.
久しぶりに「きれい」と思えた作品です
14.3% (1 / 7)
[No.1] posted by チエベ・チエ
雑誌などに書かれた紹介を読むと、
官能小説風H作品みたいな感じでした。
でも実際にはそんな風もなく、
あからさまの性描写は抑えられていると思います。
たしかに全編青を基調とした感じやセリフやBGMや効果音など、
違和感や嫌悪感を感じる方がいるかもしれませんが、
3人の登場人物の心情を探るいい材料となっていると思います。
この作品で一番気に入っていることは、
主役の黒沢あすかさんの、
時には幼く時には大人びた表情や
CGのように無機質な顔を見せたかと思うと、
スッと表情が変わり、官能的な眼差しを向けます。
とびっきりきれいな女優さんではないかもしれませんが、
そういう表情や、雨の中の撮影シーンや、
ラストシーンで見せる芝居は、
これからの活躍に期待したくなりました。