外箱は豪華だが中身は...
71.4% (5 / 7)
[No.6] posted by DVDマニア
確かにケビン・ベーコン扮する看守の行動は許せないとは思うが、殺人をあそこまでして無罪にする必要性があるのだろうか。そのエネルギーを自分たちのいたずらで屋台に轢かれてしまった人や、殺人を犯したワル2人が犯した他の犯罪の犠牲者の救済に向ける目はもたないのだろうか。無駄な豪華キャストもこの復讐側を無理矢理正当化するための手段としか思えない。ケビン・ベーコンの演技や存在感の評価が高いが、私もその意見に賛成でデ・ニーロ、ホフマン、ピットなどの豪華キャストが全員で束になってもケビン・ベーコン1人にかなわず、喰われてしまっている。外箱の包みは豪華だが中身は貧相な映画の典型。駄作ではないけれど決して傑作でもない2流映画とはまさにこの映画のことであろう。
見て良かった
66.7% (2 / 3)
[No.5] posted by 穴だらけの頭
あまり友情、感動している作品は好きではないのですが
この映画は自然とその2つが心に残るし全然臭さがありません。
キャストがとても豪華らしいナすが(私は知ってるのがブラピのみでしたが)
看守役の人がかなり良い味を出していたと思います。コイツに優しさなんて
一つもないだろと思わせる演技は、まさに圧巻でした。目に見える派手さはあり
ませんが、かなりオススメな映画です。
豪華キャストによる少年院の不祥事映画
100.0% (1 / 1)
[No.4] posted by 愉快なビジネスマン
少年院時代に受けた心の傷を引きずった若者たちの友情と復讐の物語を描く人間ドラマであって、時は1960年まで遡る。その話の主人公4人の少年たちとは、リーダー格のマイケルに、小柄だが気の強いジョン、読書好きのシェイクスと、おとなしいトミーの4人のことであり、ある日、4人の少年たちが起こした窃盗事件が予想外の大惨事へとなってしまい、4人の少年たちは一緒に少年院での生活を送る事になり、そこでの悲劇が大人になったマイケルによって語られる・・・。
少年院の不祥事を描いたベストセラー小説の映画化。
ショッキングな「事実」だけあって、結論は空虚感が残るが、それをデニーロ、ブラピ、ダスティン・ホフマン、ケビン・ベーコン等の豪華なキャストでフォローしており、一定のエンターテイメント性を維持している。特に、看守役のケビン・ベーコンの演技は抜群で、「事実」の悲惨さを見事に表現している。また、監督が「レインマン」のバリー・レヴィンソンだからなのか、ダスティン・ホフマンがストーリーに大きな影響を及ぼさない地味な役を淡々とこなしている。
「評決のとき」同様、このような映画は好きではないが、テーマは興味深いので、一度見てみては。
封印した過去と対峙する青年達の物語。
66.7% (6 / 9)
[No.3] posted by 亜魔銀
とにかくキャストが豪華である。ジェイソン・パトリック、ブラッド・ピット、ケビン・ベーコン、そしてこの作品で初共演を果たしたロバート・デ・ニーロとダスティ・ホフマン。これだけの俳優が出演しているのだから、それだけでこの作品を観る価値はあるだろう。どうしてもキャストの豪華さに目が行ってしまうが、一流の俳優が出演するだけの内容がこの作品にはある。本当かどうか確かめる術は無いが、作者はこの内容は自分が経験した事実であると語っている。本当ならば、なんとも悲惨な思い出である。
「スリーパーズ」という言葉は9ヶ月以上少年院に収容された青少年犯罪者を指すスラングである。この作品は、少年院で耐えがたい苦痛を受けた4人の少年達の復讐を描いたものなので、とにかく内容が暗い。スタッフとキャストが十分に役割を果たし、それぞれの実力を発揮したからこそ、これだけヘビーな映画が撮れているのだと思う。幼い頃から変わりない友情はしっかりと描かれているが、友情を押し出した美談にはなっていない。それがこの作品の優れた点である。
この作品で陰湿で陰険な看守役を好演しているケビン・ベーコンは、『告発』では全く逆の役柄を演じているので、まだ見てない方はそちらもオススメする。
4人の人生
66.7% (4 / 6)
[No.2] posted by えんじ
ちょっとした悪戯心が、それまで当たり前のように過ごしていた日常生活を大きく変えてしまう。事件を起こし少年院に収容された4人の幼なじみは、数十年後、ある裁判で顔を合わせることになる。非力だった頃、どうにも出来やしなかった大人からの暴力。心身共に傷を負ったまま育った長い年月。そして、再会。まるで荒波に飲まれたような衝撃的な展開に、運命の連鎖というものを感じずにはいられなかった。人生は思わぬところで、つながっている。それは唐突に現れるものかもしれないし、自ら進んで得る結果かもしれない。この映画の感想を的確に表すのは難しいが、鑑賞後は色んな思いが込み上げて来た。
キャストは豪華だが、私は少年時代を演じた4人がいい味を出していたと思う。主人公はもちろん、若いブラッド・レンフロも良かった。小さな頃からずっと一緒で、収容されてからも互いを慰めるように寄り添う様が見ていて痛々しかった。
何かが、時に人生をも変えてしまう。それは他人なのか、それとももしかして自分自身なのか。デ・ニーロが演じる神父の出した答えは、どんな意味を持っていたのだろう。再会を喜び合う4人の姿が、そしてその後別々の道を進んだ彼らの姿が、人生の数奇さ、どこかで繋がり合う不思議な縁を物語っているように見えた。
過去との決別
78.9% (30 / 38)
[No.1] posted by ローズ・レッド
1967年の夏、マンハッタンの下町ヘルズ・キッチンで育った仲良し4人組のジョン、トミー、マイケル、シェイクス。いたずらでホットドッグの屋台を盗んだ4人だが、重い屋台を支えきれずに落としたことで人を重体にさせてしまう。少年院に送られてしまった4人だが、そこで彼らを待ち受けていたのは看守たちから受ける虐待だった。1981年、心におぞましい傷を残したまま育った4人のうち、ギャングになったジョンとトミーは、偶然会った看守の1人、ノークスを銃殺してしまう。逮捕されたジョンとトミーを救うため、マイケルとシェイクスの奔走が始まる。・・・
ブラッド・ピット、ロバート・デ・ニーロ、ダスティン・ホフマンなど、とにかくキャストの豪華さに圧倒されました。特に看守ノークスを演じたケビン・ベーコンは、見ていて本当に憎らしくなるくらいです。ただ、映画として物語をきっちりとまとめているだけに、少年達のおぞましい少年院の生活や、看守を憎んでも憎み足りない思いなどが描ききれていなかったような気がします。原作では、ジョンとトミーを救うための様々な駆け引きや看守への復讐などもきちんと描かれていたので、映画だけでは『スリーパーズ』の面白さはわからないかと思います。しかし、原作通りの軽快な台詞や裁判を終えた後のブラッド・ピットのやりきれない空しさ、神父の苦悩など、映画ならではの見所もあります。私はこの映画を観て良かったと思いました。