素晴らしい「物語り」
100.0% (1 / 1)
[No.15] posted by 愛国者
本作の見どころは、オリジナルとは思えない美しい音楽と一流バイオリニストによる演奏、
そして巧みな「物語り」である。
17世紀の製作現場から現代のオークション会場まで、三百年以上にわたって一つの名器が
旅してきた道のりを描くストーリーは、一本道ではない。しかしこの映画は、現在と過去を
行ったり来たりしながらも観客が混乱しないよう、その壮大な「旅」を見せてくれる。
名匠の手になると言われるバイオリンに隠された大きな秘密とは?
オークションに参加する人々が背負った物語とは?
そしてオークションの行方は?
一見バラバラに見えた糸を見事に一つによりあわせていく見事な監督の手腕には、
脱帽するしかない。
そして落ち着くべきものが落ち着いたと言った趣向の結末には、実は「旅」が終わる
ことはない、という暗示が込められてもいるようだ(現実にはあり得ない結末のような
気もするが、ひとつの物語としては非常にきれいな終わりかたである)。
技術的にはおかしいと思われる部分も散見されるが、物語りのあまりの巧みさにそれも
忘れてしまえる。時には“悪魔的”とも形容されるバイオリンという楽器の妖しい魅力を、
目と耳と物語から見せつける作品にもなっていた。
なんだが年代物の楽器を触るのが怖くなってしまうような一本でもある。
美しくて引き込まれる物語
[No.14] posted by amdahl
美しい旋律と映像。
アマデウスと雰囲気が似てるように感じましたが、
これはバイオリンとそれに関わる人間達のドラマです。
時を越え、時をさかのぼり、繰り返し人を魅了するバイオリン。
でも、幸せになれるかはわからないのです。
何度見ても…
100.0% (10 / 10)
[No.13] posted by 聖歌隊員まりあ
以前、初めてこの映画を見た時、何て美しい映画なんだろうと思いました。監督が、音楽ビデオの監督だと聞いて納得です。この映画って、ジョシュア・ベルの音楽ビデオでもあるんじゃないでしょうか。(麗しいお姿があまり拝見できないのは残念ですが。)
最近、裏話などを聞いてから再度見て、新たな感動を覚えました。例えば、バイオリン工房のシーンに出演している弟子は本物のバイオリン職人だとか、薄幸の美少年カスパー役の子は、実際にバイオリンの天才少年で今もバイオリニストとして活躍しているとか、ポープの演奏場面ではジェイソン・フレミングの後ろにジョシュア・ベルが立って二人羽織状態で演奏し撮影した、とか、ジョシュア・ベルが演奏会の脇役として出演している、とか…もう、際限なく繰り返し見てしまいます。
バイオリンをめぐる歴史絵巻
80.0% (4 / 5)
[No.12] posted by 大谷門堂
1台のバイオリンの持ち主たちをめぐる17世紀イタリアから現代に至る物語が、時間を行き来しながら描かれる。
これは「幸運のバイオリン」の話ではない。持ち主たちはみなこのバイオリンの魔力に翻弄され、数奇な運命をたどる。バイオリン自体もヨーロッパを転々とし、最後は中国で文化大革命に巻き込まれることになる。
まるで壮大な歴史絵巻物を見ているようで、見ごたえがある。
映画として最高のエンターテーメント
66.7% (4 / 6)
[No.11] posted by yoie
アクション以外はすべて織り込まれた最高レベルな映画だと思いますよ。
音楽、映像、ストーリーすべて素晴らしいのですが
55.6% (5 / 9)
[No.10] posted by Tochitli
17世紀末にイタリアの天才バイオリン職人ブソッティが製作した最後のバイオリン(レッドバイオリン)がモントリオールでオークションにかけられる。そのバイオリンが今まで辿ってきた運命と、現在のオークション会場をオーバーラップしながらストーリーは進んでいく。
孤児院育ちの天才少年、ジプシー、高名な作曲家兼ヴァイオリニスト、中国共産党幹部、それぞれの持ち主はバイオリンに魅せられ、数奇な運命をたどっていく。
そしてオークション会場には、それぞれの持ち主の関係者が集まり、どんどん値が上がっていく中で、バイオリンに魅せられた最後の人物は・・・そしてバイオリンに隠された秘密とは・・・
音楽、映像、ストーリーすべてが素晴らしく、映画終了10分前までは感動で胸があふれていました。
しかしラストのやりきれなさには呆然、ここまで感動させておいてあの終わり方はないだとう、と憤りすら感じてます。
ラストが違っていたら間違えなく大好きな映画となっていたと思います。
共に歴史を旅しよう
69.2% (9 / 13)
[No.9] posted by JSB
何度繰り返しこの映画を観たことか。
飽きない。(私だけかもしれないが)
400年ほど前のイタリア、バイオリン工房、そして約100年後、ウィーン、時代は経、イギリス、中国、文化大革命、現在。
何百年にも渡る『レッドバイオリン』の旅。
それに関わる当時の人々の暮らしは実に興味深い。
それも私がクラシック・ファンだからだろうか。
面白いんだけど
50.0% (1 / 2)
[No.8] posted by kyui
ヴァイオリンを持つ者の数奇な運命を綴っていくという作品的にはおもしろいのですが、それぞれの持ち主の話のところが良いところできられて次の持ち主の話へ行ってしまうので、多少ストレスというか、イライラ感を感じました。
オチがもっと良ければ★4つでした。
是非サントラとご一緒に☆
88.9% (8 / 9)
[No.7] posted by 木花
この映画を映画館で観たとき、震え上がったほど、音楽に反応してしまい、鳥肌が立ってしまいました。というのも、バイオリンの美しい音色が、情感豊かに表現されており、音楽をやっている方であれば(そうでない方も)、完成度の高い音色に感動されることでしょう。
美しさ、悲しさ、猛々しさ、切なさ、様々な表情をこのバイオリンは見せてくれました。もちろん演奏されている方も一流どころですが、この映画の見所である、世紀を駆け巡った様が、音楽と共に、実に見事に表現されていました。私は、映画を見終わったその足で、すぐにサントラを買いました。音響設備を整えて、本格的に観たい1本です!
おちが気に入らない
50.0% (8 / 16)
[No.6] posted by キョロちゃん
途中まではおもしろかったのですが、またクレモナの工房にしても、バイオリンの演奏にしても音楽にしてもよかったですが、どうもあのおちはないだろうと思うのですが、もうちょっと結末に工夫が欲しい作品かなあ