- [アーティスト]スクエアプッシャー
- カテゴリ:
- CD (80分)
- 発売元:
- BEAT RECORDS (2004/03/03)
- 定価:
¥ 2,500 (税込)- 価格:
- ¥ 2,192 (税込)
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ディスク1
- Ultravisitor
- I Fulcrum
- Iambic 9 Poetry
- Andrei
- 50 Cycles
- Menelec
- C-Town Smash
- Steinbolt
- An Arched Pathway
- Telluric Piece
- District Line Ii
- Circlewave
- Tetra-Sync
- Tommib Help Buss
- Every Day I Love
愛の台詞と宣戦の決意。
彼はUltravisitorである。この作品で証明した。
この作品は決して実験的な要素で固められた作品ではない。
彼は真っ向から戦うことを(やはり)選んだのである。
一曲一曲の個では力は持たない。全ての曲を通すことで初めて一撃を果たす。
彼が音楽と真摯に向き合い、その姿勢を貫き通した一つの結果がこの作品である。
この作品は彼から音楽への愛の台詞であると共に、宣戦の決意なのだ。
しかし何処に対してのUltravisitorか。
その疑問は彼の音楽活動の主題となり続けるであろう。
いや、なり続けなくてはならない。戦い続けなくてはならない。
この作品は彼のマニフェストと捉えて良いであろう。
もう後には退けないのだ。
一人の人間が全身全霊で戦う作品。
美しく、素晴らしい作品だ。
凄いんだけど
トムのジャズ的素養と実験的な側面の出たアルバムだと思います。
それ故、とっつきにくいところが決して無いとはいえない作品だと思います。
ジャズ〜フュージョンと実験的テクノが好きならきっと気に入るでしょう。
神曲 Tetra-Sync
13. Tetra-Sync
神曲です。
かっこよすぎて涙が出ました。
高速手弾きベース+複合ブレークビーツ+メランコリックなシンセメロディ
という彼の基本スタイルの中では最高峰にあたる曲でしょう。
この一曲だけでもアルバムを買う価値はあります。
Squarepusher初めて聴きましたが。
Squarepusherを聴いたのは、このアルバムが初めてなんですが、凄い曲は、凄い。
とてつもなく凄い。…と、思いました。
物凄いノイズの洪水、それも非常に計算されロジカルな。
そして斬新な複合リズムのドラムンベース。
スピーカーの左と右で、違うリズムを刻んでいます。
スクエアプッシャー=トム・ジェンキンスンが、生楽器を全て自分で演奏しているらしいですが、確かにどの楽器もとても上手です。器用貧乏なんて言葉は存在しないかの様です。
ドラム、ベース、ギター、など、多くの違う楽器を一人で生演奏してます。
でも、上手とか、一人で全部生楽器やってるとか、そんな事は聴く側にとってはどうでもいいじゃないですか。
誰が演奏しててもいいし、楽器が上手だからって面白い音楽という事にはならないと思うんです。
…そういう曲も多い事は確かです。正直、そういうのは退屈です。
結局、「凄い」と「退屈」と、両方味わえる、お得な(笑)アルバム。
でも、その「凄い」を聴くだけでも、充分な価値はあります。
かのAphex Twin=リチャード・ジェイムズが、「こりゃかなわん」と言ったそうで。
それくらい凄いですよ。
出すたびに前作を超える
この作品で今までの彼の作品が集約された。
全ての要素が詰まっている。
また、時には荒々しく時には物静かにテンションの上下がアルバム全体でうまくコントロールされている。
1曲1曲聴くべきではない。
アルバム通して聴くことでこのアルバム本来の姿が見えてくる。
10年後にまた聴くことが楽しみな一枚。
最高です!凄い!
凄まじいアルバムです。
なんでも、かのリチャードD.ジェームスが「こりゃ敵わん」とコメントしたそうで。
この言葉によっても、このアルバムの凄さが理解できるというものです。
トム・ジェンキンスンお得意の「複合リズム」は究極のドラムン・ベースの世界を作り上げています。
なにしろスピーカーの右と左で、違うリズムを刻んでいるんですから。
Trippyなチューンあり、暴力的ノイズ爆裂チューンあり、Jazzyなチューンありと、相変わらず整合性の無い印象がありますが、
ダンス・ミュージックが好きな方なら一聴の価値はあると思います。
いや、ジャズファンや、ロックファンの方々にも強烈なインパクトを与えてくれる1枚でしょう。
最高です。
革命
最早彼は、音楽の域を超えた芸術である。
芸術をも変えるパワーと確かな理性を感じる。
彼の性格なのか作業じみた所は無く、苦心の末作品を
完成に追い込む様が見える。
テクノロジたる宇宙は彼をより人間たらしめているかの様である。
この作品は、人が海や草原森空、過去を浸透に見つめた時の様な
時空間を感じる。
このような作品を生む作家は、どの分野に置いてもまずいないだろう。
私は、彼の作品に出会えて最高に幸福である。
初めて聞いて・・・
この前友達に借りて初めて聞いた。僕が描いていたスクエアプッシャーのイメージと遠くかけ離れたものだった。特にトラック3。今自分がこの曲を聴くことができたのが本当に幸せである反面、この音楽が私に与えたのは不確かな未来と過去の苦い経験だった。この曲を何度も聴いていると切なく、激しい感情に陥ってしまう。やり場のない怒りやどうしようもない、あるいはどうすることもできない自分に腹が立ってくる。静かでやわらかい音からはいり、次第にドラムがこの曲の主役になってくる。終盤になるにつれて聴けるあのドラムは静かながら激しく、何かを訴えてくるあのリズム。この曲を聴きだして三回目、自分の感情とリンクしたことに気がついた・・・。
壊れゆく美しさ
張り詰めた悲壮感が全編を覆うアルバムです。
これまでのスクエアプッシャーの作品よりメロディを前に出しつつ
ダイナミズムも失われていません(むしろ曲によっては激化している)。
感傷的なメロディが徐々にドラムンベースの渦に侵食されていく
「iambic 9 poetry」をはじめ、何か大切な物が壊れていってしまう、
以前抱いていた思いが感じられなくなってしまう・・・そういった
イメージを強く受ける曲ばかりでした(ジャケットのトムの表情も・・・)
本当に素晴らしい作品ですが、同時にこの先を見るのが少し怖くなる
様な極致に存在する作品だとも思います。
これ以上進めるのか?この先に何があるのか?と考えてしまいます。
乱雑な
あー、自分はこういう乱暴なタイプの音楽は苦手です。
セッション風というかライブ風というか、
技能的に作品が成り立ってしまっている。
すべてが「慣れ」で構成されていて、どこにも理性の入り込む隙がない。
どういう風に聞いていいのかわからない。
バックミュージックにするにはうるさいし、聞き込むほどの中身はない。
ある種のジャズとしての評価はできるのかもしれないけど、
自分はそういう「乱雑さの表現」みたいなものを音楽に求めてないです。
乱雑なものが音楽家の日常として放置されてしまっている印象。
自己の作品への批判的な精神が存在しない。
伝統芸能的な領域に入ってしまっている。
万人に訴えかける力に欠ける。
スクエア・プッシャーさんは他人の批判に真摯な気持ちで耳を傾けましょう。
それから床屋に行って、ヒゲもそりましょうね。
