ルイスキャロルのアリスに近いアリス
[No.16] posted by きょど
夢の世界による閉塞感は怖かったですが、
出てくるキャラクター達が、
可愛いし笑えました。
ルイスキャロルが手作りした絵本のように
このアリスも手作り感溢れる映像で
なんか本当にキャロルが作ったかのような気分で観ちゃいました。
期待はずれ。
10.7% (3 / 28)
[No.15] posted by メイプル
基本のお話に忠実な作りでストーリーのオリジナル性を求めるとつまらないと感じるかもしれません。基本的に会話のやりとりが少ないので画像を見ているという感じでしょうか。
お得意の「不思議な気持ち悪さ」もただの不快に感じました。話の展開がわかるだけに退屈しないだけのインパクトがもう少しほしかったです。
不可解なファンタジー、とどめは「毒苺」アリス
81.8% (9 / 11)
[No.14] posted by 黒琥珀
全編通じてつきまとう不安――肯定的な意味で。それは不思議の国の住民が皆わけのわからない手合いだからであり、意味や教訓などとは全く無縁の物語だからであり、とどめはあのアリスだからだろうか。見ていて「妙な気持ちになる」というのは言いえて妙。美しさ、無邪気、不機嫌、残酷――本作の数々の「読めなさ」に加えて、存分にこちらの不安を煽ってくれる、魅力的なヒロイン。星のつけようがない、個人的に数値で評価できない作品かと思いますが、これまで観たどんな映画よりも圧倒的だったインパクト、それとアリス姫に敬意を表して。
そうだ。この世界だったんだ…。
95.3% (41 / 43)
[No.13] posted by skinnamarink*
とてつもなくすごい記憶力をもったオトナでしか描けない世界でした。小さいとき感じてた、何もないのに沢山ある世界。なんでもないものが不気味に見える、そういう世界。
その正体は一体何だったのか。それをこの映画は教えてくれました。
コドモの時の記憶を、オトナが冷静に解説しているような、そんな映画です。
アリスは特別なこでも何でもありません。言うなればただの不思議の国のアリス症候群にかかった、妄想好きです。
アリスはただ、頭の中に不思議の国を思い描いていただけ。
だけど、その不思議の国は確かにどこかにあるのです。それは、この映画のラストシーンがそう語っています。
ルイスのアリスと、ヤンのアリスの違い。
それはたった一つ。
アリスがいたのが森の中だったか、部屋の中だったか、という違いだけ。
実写と人形アニメの魔術的な組合せで現出された不思議の国
91.7% (22 / 24)
[No.12] posted by TAKAPYON
「不思議の国のアリス」は子供たちならば楽しいファンタジーとして素直に受け入れることができても、常識や先入観に囚われた大人たちにとっては、その奇想天外なシチュエーションと理解不能なストーリー展開に当惑させられ、容易に受け入れることが難しいものでしょう。
この物語は、長年に渡って童話のクラシックとして読み継がれる一方、シュールリアリズムやサイケデリックのタームにおいても度々再評価の対象になってきたと思いますが、そうした既知のジャンルに当てはめ意味を与えることによって、大人たちは安心することができたという側面があったのではないでしょうか。
しかし、チェコの映像作家ヤン・シュヴァンクマイエルの「アリス」を観ると、シュールリアリズムとは本来、意味や理屈を越えたところで、子供のように驚きを楽しめる能力を取り戻そうとする活動だったのではないか、と改めて思えてくるのです。どんなメタファー(暗喩)が隠されているのか、何故そうなるのか、なんてことは一切考える必要は無いのだと。
本の挿絵や絵本を飛び出してスクリーン上に展開される不思議の国で、ただアリスと一緒に好奇心に満ちた冒険をすればよいだけなのです。シュヴァンクマイエルが3年掛かりで完成させた初の長編ですから、私たちがこれまで本を読みながら頭の中で空想していたレベルをはるかに越えて、その驚嘆すべき世界を映像として現出させてくれることはお墨付きです。
彼独特のグロテスクで悪趣味な描写も、もしかしたら、あくまで大人の視点でそう思うだけかもしれませんよ。映画の中のアリスは、どんなに不条理な状況に陥っても、まったく怖がらずに受け入れています。
ディズニー・アニメのように、極彩色に擬人化された動物キャラクターたちが歌ったり踊ったりすることだけを、子供たちが喜ぶと思い込んでいるとしたら、それは、そうあって欲しいと思う大人たちの願望に過ぎないのかも。
一番正しいアリス
91.3% (21 / 23)
[No.11] posted by 京都堀川姉小路『万物創造房』
これは
アリスの夢落ちで不条理な物語を
一番正しいというか
一番、ルイスキャロルの目線、子供の目線に近い形で作られた映像作品ではなかろうか
監督さん自身は自分の子供の時の原風景を描いたと言っているが
この映画を見て僕自身も
不条理でグロテスクで残酷で怖くて楽しい
なんだか子供の頃の忘れてしまっていた想像の世界を思い出した気分になり
こういった感覚は世界共通なんだなぁと変に納得してしまった
ディズニーなどの変に小奇麗な、爽やか系不思議の国のアリスを
それはなんだか違うと思っている方
子供の頃のちょっとグロテスクな夢に回帰したい方
チェコのおかしな文化に触れてみたい方
そのあたりの方にオススメします
うわー気持ち悪いなこの作品
56.3% (9 / 16)
[No.10] posted by ryo
偉大なる素晴らしきチェコのシュールレアリスト、ヤンさん初の長編です。
言わずもがなこれはルイス・キャロル原作の「不思議の国アリス」「鏡の国アリス」に基づく内容ですが、
ディズニー版のアリスの明るいイメージが強い「不思議の国…」ですがルイス・キャロルは幼女愛好趣味をお持ちであった方。
アリスが冥府を下ってゆくのをどこか高みからじっと、ねっとり見続ける視線(=ルイスキャロル)。
本来のそういった構図を持ったアリスの暗い感じ、客観的な感じをうまく表現することが出来ていると思います。
またそんな演出が施される中、主人公の女の子の木村カエラ似のかわいさに妙な気持ちになってしまいます。
アリスをねっとりと見続ける視線(=観客)という構図が立ち現れるわけです。当然映像も秀逸。
ただ、後に続いてく作品より純粋に面白さは多少落ちるかも。
黒い笑いが欲しい方へ
92.0% (23 / 25)
[No.9] posted by watersphere
ヤン氏の初長編! しかもあのアリスを題材にした作品です!
他の作品に比べてあの独特のグロさは少なめ。子供向けの話がモデルなだけに多少のグロさも笑って見られます。
人間はアリス役の女の子だけ。彼女の一人演技には脱帽です。そして白ウサギのえげつない事! 序盤からウサギには驚くことでしょう。
また同じ動作やシーン(アリスが引き出しを開ける行動は必見)を繰り返されても飽きるどころかシュール感が増してジッと見てしまう。そこがヤン氏の腕の見せ所です。
使用感のある小物へのこだわりも是非見て欲しいです。壁の汚れ、ほつれた糸など細部まで視点を向ける事で何度でも楽しめる作品だと思います。
ただしマニア向け作品ではありますね(苦笑
本当に不思議の国。
90.0% (18 / 20)
[No.8] posted by 亜魔銀
『アリス』は、ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』をモデルに、ヤン・シュヴァンクマイエルが独自の世界観で作り上げた作品である。ホワイトラビット、マーチヘア、マッドハッターなどなど、原作に登場したキャラクター達が出演しているが、どれもナンセンスで笑えた。笑うというのは「爆笑する」ということではなくて、「フッ・・・」っていう感じの笑いである。馬鹿にしているつもりはないが、鼻で笑うという言葉がピタリとハマる。『アリス』にはそういった笑いが無数に散りばめられていた。作品を観ていると「なんでやねん!」ってツッコミを入れたくなる部分が幾つもある。だが、原作同様、夢オチなワケだから、支離滅裂でも理解不能でも意味不明でも当然といえば当然である。結局、夢の中の話なのだから何でもアリだ。
他の作品同様、実写とアニメを融合させた作品はインパクト大である。しかし、『オテサーネク』と違って主役の女の子は可愛いし、ストーリーも比較的判りやすく、それほどダークな描写がないのでヤン監督の作品が嫌いな方でも受け入れやすいのではないかと思う。・・・が、これでも十分に気持ち悪くなる方がいらっしゃるかもしれないので誰にでも薦められる作品ではない。グロイ映像が全く駄目な方、ストーリー性を重視して映画を観る方、そういった方は観るべきではないだろう。
やっぱりエグイ。
87.5% (7 / 8)
[No.7] posted by シュナーズ
昔、中学生の時、衛星放送で見て、かなり怖い思いをしました。
大人になって、ふと気になって探したけど、お店にはなかなか売ってない!
やっと、ここで見つけました。
…怖い…エグイ!
でも好きな人は沢山いるはず。
私のお気に入りは、靴下虫さん♪