- [監督]今川泰宏
- [俳優]くまいもとこ
- [俳優]稲葉実
- [俳優]牛山茂
- [デザイン]なかむらたかし
- [原著]横山光輝
- カテゴリ:
- DVD (74分)
- 発売元:
- キングレコード (2005/03/02)
- 価格:
- ¥ 5,985 (税込)
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鉄人の最後
ついに最終巻!!!最終回は賛否両論ありますが、劇中のビッグ
ファイヤ博士の台詞(惜しくも正太郎君に「否」とされますが)
や村雨の起こした行動、正太郎君が受ける「罰」、など今川鉄人
全編通してきた「武器と戦争」というテーマは要約されてます
し、余計な説明も無くこれで終わらせたほうが良いと思います。
本来プラモや玩具を売るためのアニメの「売り」である主役ロボットを真っ向から否定した名作だと思いました。
さて鉄人とは逆に永久に戦い続けるガンダムも何時か眠りに付くことはできるのでしょうか?
全てが終わる瞬間…
敷島博士が生きていた―――…?
黒服は…?クロロホルムは…?
息をも吐かせぬ衝撃的な事実の展開にハラハラしっぱなしでした。
そして鉄人を溶鉱炉で溶かしてしまおうという計画に反対する正太郎。
大事なもう一人の正太郎である鉄人が消えてしまうのがいやだと反論する彼に厳しくもまっすぐに問いただす村雨。数日の間に二人には固い絆が生まれていたんだな…と実感しました。
ただ最後くらい正太郎の笑顔が見たかったと思うのは私だけではないはず…です。
画龍点睛を欠いたかな?
禁断のエネルギー、バギュームを注入された鉄人がブラックオックス軍団と最後の戦いに挑む!
と、なればジャイアントロボ最終話と真ゲッターロボの第1話を足し合わせたような
壮烈なバトルを期待するのですが、その辺の描写がイマイチ描写不足に終わってしまった。
獅子奮迅の形容詞が当てはまるのは、むしろPX団員相手に大立ち回りを演じる村雨だろう。
Aパートで村雨、Bパートで少年主人公という構図はジャイアントロボの最終話
でも見られた構図なのだが、今回はややバランスが悪かったように思う。
この平成鉄人28号は散りばめられた伏線が終盤に見事に昇華されたのに加え、
内包された人間ドラマ、反戦のテーマ性などストーリー的には謎を残したまま
終了したジャイアントロボすら凌駕していたように思う。
反面ロボットモノとしてのカタルシスがストーリーの犠牲になり
最後まで鉄人らしい無敵ぶりがほとんど見られずじまいだったように思う。
せめて最終回スペシャルで40~45分あれば最後まで怒涛の展開だったかもしれないが。
戦後と共に、鉄人は消え行く
今川監督の新解釈で作られた鉄人28号。
後半部分は、過去の因縁、数々の謎が描かれていった。正直、もうちょっとストレートに描写したほうが良かったのではないか?と、思えるくどい部分があるのも事実。
情念の部分で、シリーズ初期にあったカタルシスが食われてしまうのは、同監督のジャイアントロボや真ゲッターロボと同じなので、その展開が苦手な人にはお勧めしない。
ともかく、ストーリー上の複線や謎はうまくまとめたと思う。最後は鉄人は戦後という時代とともに、去ってゆく。
個人的には、戦争中に武器として作られた兵器としての鉄人。へのこだわりは捨て、レトロな巨大ロボット物としてつくってほしかった。
全体的に丁寧に作られた佳作。
決着!
今川版鉄人もこの巻でいよいよファイナル。新たな解釈の元製作されたこの物語。横山先生が見ることのなかった結末。この結末にあなたはどのような感想を持ちますか?
