CG映画の先駆け リアルタイムに観て 今も大好きな映画の一本
[No.4] posted by kacchonn
1982年、試写会の応募をしたところ当たって観に行ったのが最初でした。コンピューターの中の世界を当時画期的な手法であったCGを用いて描いた映画でした。時計じかけのオレンジなどで有名なウェンディカーロス(当時、ウォルターカーロス)のムーグを用いた電子音楽、主題歌を歌うJOURNEY、映像だけではなくバックを彩る音楽も優れた映画でした。LOGINというコンピューター雑誌の創刊号の特集がこのTRONでした。未だによくその本を見るのですが、当時の家庭用コンピューターはフロッピーディスクがA4サイズくらいの大型サイズで、記憶容量も今の容量からは想像できないくらい小さなもので、家計簿とか簡単な計算とかをさせることが出来るのが凄くて、角ばった棒の塊を飛行機とかに見立てて操作するGAMEをBASICというプログラム言語を用いて何時間もかけて打ち込んでプレイ出来る程度のもので、数百万でした。そんな時代にポリゴンとかショックでしたね。WINDOWSとかない時代ですよ。今観ても色褪せていないカルトSF映画の一本です。私的には、ブレードランナーとかと同等の評価をさせて頂いている傑作映画です。
早すぎた意欲作
100.0% (7 / 7)
[No.3] posted by マティス
映画史上初めてCGを大々的に取り入れた作品として有名な本作。実際はCGに見えるようにアニメーションで処理した部分の方が多いようだが、バイクレースのシーンなどのレトロフューチャーなポリゴン処理の画面は今見るとかえって新鮮だ。ストーリーも電脳世界を舞台にするなど後のサイバーSFの先駆けと言えるものだが、当時の評論家はCGなど物珍しさだけで、こんなものが映画の主流になるとは誰も予想しておらず、その歴史的な重要さが殆ど認識されないまま、ちょっと変わったB級SFとしてしか評価されなかったのが大変残念だ。CGが夢の技術ではなくごく普通のものとなった現在だからこそ再評価しなければならない作品だ。
ポリゴンとかテクスチャマッピングなんて言葉に夢を感じた時代・・・
87.5% (7 / 8)
[No.2] posted by zab86077qwe
最近の余りにも出来すぎたCGに食傷気味の方にオススメ。古き良き時代の、我々がコンピュータグラフィックスという言葉に夢を描いていた時代の典型がこの作品にはあります。
如何にも、なワイヤーフレームCGも、シドミードデザインのメカニクスと相まって、集積回路の中を現実に見る事が出来たなら、こんな世界であって欲しいという夢を具現化してます。さすがディズニー作品です。
コンピュータプログラムの暴走を予見した映画
78.6% (11 / 14)
[No.1] posted by 竹の梯子
82年公開。すごく世の中を先取りした映画だったと思う。当時はパソコンではなくマイコンと呼ばれていて、コンピュータ社会の革命と言える「ウインドウズ’85」も登場していなくて、軍需システムだったインターネットが民間に開放されていなかったかも知れない。フロッピーディスクもあったのかどうか? 本作はあるコンピュータプログラムが超高度に発達、「意思」を持ち、人間の管理を飛び越えて、逆に人間を隷属させ、コンピュータネットワークの征服を足掛かりに現実の世界をも支配しようとする野望の片鱗が描かれている。個々のプログラムが擬人化され、コンピュータのインサイドがシンプルなポリゴン世界として表現されている。それらのセンスが逆に今見ると新鮮だ。