- [監督]野村芳太郎
- [俳優]岩下志麻
- [俳優]緒形拳
- [俳優]蟹江敬三
- [俳優]田中邦衛
- [俳優]大竹しのぶ
- [原著]松本清張
- カテゴリ:
- DVD (110分)
- 発売元:
- 松竹ホームビデオ (2005/11/26)
- 定価:
¥ 3,990 (税込)- 在庫状況:
- 在庫なし
凄い場末
歪んだ鏡の前でおどけてみせる子供たちの姿や、「ラーメン食べたよ」というたどたどしい子供の声が、いまだに思い浮かびます
この映画を感動作というにはあまりに酷で、キャンピー(悪趣味)と言い切ってしまうにはあまりに忍びない
冒頭の岩下志麻と小川真由美の猛烈なバトルや、その後の生々しい演技や描写に心奪われる一方で、ラストのアゲな演出に少々疑問を感じてしまうのも事実です
それにしてもこれだけ強烈な作品を、しかも同じ年に同様に濃密な『事件』を撮った野村芳太郎って、凄すぎる
渾身の一作
最初、子供たちの棒読みなセリフを聞き、がっかりしながら見ていたのですが、
緒方拳や、岩下志麻らの熱演、芥川也寸志の音楽、
そして、東京タワーのシーンに象徴される監督の演出によってどんどん引き込まれ、
ラストシーンで、私の魂は激しく揺れ動きました。
泣けるとか、感動するという映画ではなく、
ただ、心に突き刺さって抜けなくなるような映画でした。
野村芳太郎作品の中でも特におすすめです。
泣けた
腹黒い大人とは対象的に、子供が純粋でどこまでも健気である事に泣けた。虐待シーンや、緒方拳が子供を置き去りにする場面など真に迫り過ぎて胸がつぶれる思いがした。ここまでショッキングで哀しい作品は滅多にないと思う。
「親子」という呪い
この映画で「鬼畜」と呼ばれ告発されているのは一体誰だろう。
邪魔な隠し子の始末に手を染める夫婦なのか。
男の口車に乗って産んだ子供を捨てた愛人なのか。
それともそんな奴らの存在を許してしまったわれわれ、全ての大人なのか。
親になりたい人にはぜひとも見ておいて欲しい作品。
緒方拳を始めとする俳優陣の演技も子役のトラウマになりやしないかと
心配になるほど鬼気迫るものだが、刑事たちの怒りと
大竹しのぶ演ずる婦警さんの暖かさに救われる。
ラストで号泣しました!
この作品は何度観ても胸が締めつけられます。
罪のない無邪気な子供たちがひとりふたりといなくなり、
残った長男までが殺されかけてしまう・・・、悲しいストーリーです。
男の甲斐性が無かった上に火事の被害を受け、
妾とその子供たちの生活費を出せなくなってしまい、
醜い大人のいざこざの犠牲となった三人の子供たち・・・。
あっさり捨てて行方知れずになる母親なのに、
元の家へひとりで行った長男の姿にまず涙しました。
あの長男は泣かせますよね〜。
ラストの『父ちゃんじゃないよ!知らない人!』と言ったときは
鼻水ダラダラの号泣でしたよ。
また音楽が泣かせるくらいにジ〜ンとくる音楽でしたしね。
小川まゆみと岩下志麻の迫力ある演技はさすがです!
(テレビでは黒木瞳が演じましたが、いまいち迫力がなかったですね)
またチョイ役で出ていた田中邦衛や大竹しのぶも新鮮な感じでした。
あの頃の日本映画は、ストーリーも役者陣も豪華でしたよね。
印象に残る作品はずっと記憶に残るものです。
