昔の純文学のような映画
[No.40] posted by ritokin
行間の意味を解釈しながら読み進める昔の純文学のような映画だと思いました。その解釈によってその人の感じ方が違ってくるような気がします。ひとつの場面場面が実に吟味された作り手の決め細やかさが画面から伝わってきます。ペ・ヨンジュンさんやソン・イェジンさんの演技も素晴らしかったと思います。ただ、ソヨン役は(ソン・イェジンさんが駄目というのではありませんが)、30代半ば前後のもう少し人生経験の積んだ方が演じられるともっと良かったような気がします(当初オファーされたと噂されている女優さんが受けられていれば、と思っています)。
求めればどこまでも心に沁みる傑作
100.0% (1 / 1)
[No.39] posted by アジアの息吹
主演男優が同じラブ・ストーリーだというだけで
通俗的で、判り易く、直接的なテレビドラマと
この映画とを比べても仕方の無い話だろう。
表面的には「退屈」で、「曖昧」で、「判りにくい」映画である。
しかし自らの読解力と感受性を棚に上げて、凡庸だ、
と切り捨てるには一筋縄でいかない深みをまた、
内側に持ち合わせた作品である。
声を荒げるシーンが皆無にもかかわらず
この映画には悪魔的な情動が溢れている。
揺れる視線から、微かな息遣いから、相手に触れる指先から
どうしようもない運命に操られた二人の
濃密に迸る情動が感じられる。
そうフィルムに焼き付けられている。
肝心なシーンを敢えて描写しない演出も控えめながら、
その詳細を観客の想像に委ねる点が心にくい。
窓に反射して映る女主人公の表情、
鏡に映った相手の姿を見詰める主人公、
そしてラスト、一線を踏み越えようとする二人を
一切写さない異色のラストシーン。
淡白のようでいて、求めればどこまでも
心に沁みる傑作である。
グットくる部分がほしかった!
0.0% (0 / 1)
[No.38] posted by ぶらり韓国留学
ペ・ヨンジュン, ソン・イェジン主演のホ・ジノ監督映画。
ホ・ジノ監督の『八月のクリスマス』『春の日は過ぎゆく』が好きなのと、季節をあしらった今回のタイトルも魅かれたので観てみる。
内容をすこし・・・
仕事場に連絡が入りかけつけると、妻が交通事故を起し重体になっていた。同乗者も重体で、そこには同乗者の妻もかけつけていた。
ふたりで現場の持ち物を整理していると、妻のカメラから重体のふたりが不倫していたことがわかる。
裏切られた気持ちで妻の看病をしながら、そこで会う同じ境遇の女性と心を通い合わせるようになる。
すごく静かで単調に進む映画なので、役者の演技力が際立つ映画かなと思いました。
観る人によって感想が分かれる気がします。
私としては、前へ進めないカップルの悲哀は多少感じられたのですが、もう少し感情の機微と展開が欲しかったと思います。
映画として、予想よりぜんぜんよかったですよ
61.5% (8 / 13)
[No.37] posted by 佐倉ごるふ
公開時は、ヨン様フィーバーぶりばかり報道されて、
映画自体はあんまり知りませんでした。
ですので、期待もしないし、予備知識なしで鑑賞。
でも・・あれま。いいんでないの?この映画。
ずいぶん前、『ラブストーリー』を鑑賞し、ソン・イェジンお気に入り。
そして、先週、『私の頭の中の消しゴム』で、
ソン・イェジンがお気に入り。
でもって、ついに、『四月の雪』です。原題は、『外出』。
本作は、ワタシ的には、ソン・イェジンです。
ま、ソン・イェジンの相手役として、
ペ・ヨンジュンは十分なんですけどね。
しかし、この映画のソン・イェジンは、ひときわ、可憐で美しい。
この映画では、はっきり言って、二人した出てこない映画と言えます。
ペ・ヨンジュンとソン・イェジン。この男女を観るための映画です。
せりふはほとんどなし。
しかし、驚いたのが、「なんて自然な演技。いや、この二人は演技
じゃない。」と思わせるような、濃密な空間、濃密な心のひだ、
決して大声で、おおげさにはあらわにしない、感情、恋愛。恋慕。
みごとな演出。監督: ホ・ジノ は、こういう静かな美しく、
やさしい恋愛映画を演出したら、アジア随一かもね。
評判はあまり良くなかったが
40.0% (4 / 10)
[No.36] posted by レッグウォーマーdancing
公開されてから世のオバサマ方の中には不満だった方も多かったと聞きます。しかーし、期待しないで観る、映画の内容をなるべく知らないで観る、それが映画を楽しむコツの一つではないでしょうか。
<感想>
静かでなんだか良かった。
しかしそこで恋に落ちれる所がファンタジー&非現実的。
ペ様はなんでいつもヨレヨレ〜したジーパンやアーミーパンツをはくのだろうか。この髪型は見飽きたから最近長髪にしたのは◎(映画ではなく現実で)
ゆっくりとした時間の流れを感じたい方にはオススメ。
予備知識が必要・・?
62.5% (5 / 8)
[No.35] posted by トモ★ココア
作品単体で、この映画を理解するのは不可能に近いと感じました。観る側には、やや説明不足な映画。なので、観る前に本を読むなり、ある程度の予備知識を得てから見た方が良いと思います。私は、全くの予備知識ナシで映画館で観てしまったので『?』の連続でしたが、知識を得ておくことで感情移入しやすくなり、この映画の良さが解りやすくなると思います。
でも、映画を観る前に展開が解ってしまうのってつまらないですよね。。作品単体でわかりづらかったので★一つです。
息詰まる作品で、残念!
25.0% (1 / 4)
[No.34] posted by penny−a−liner
今まで、日常を淡々と描写する中で男女の出会いと別れを映画にしてきたホ・ジノ監督。愛を語る言葉や直接的な行為より、ささいな日常が愛を感じさせる秀作「八月のクリスマス」「春の日は過ぎゆく」では、それぞれ独自の世界を描いてきた。
しかし、本作はこの日常を削ぎ落とし、主人公達をいきなり舞台上に登場させてしまった所から話は始まる。愛の始まりは、配偶者に裏切られた被害者同士という共通認識から、そして愛の終わりはお互いの置かれた立場が違ってきた時に必然的に訪れる、いわば期間限定の恋愛を凝縮して見せている。
時々、ハッとさせられる短い台詞や静かな情感を感じさせる表現は顕在だが、ほとんどが病院と滞在先のホテルという舞台設定と始終苦悩の表情を浮かべる主人公達を見せられたらやはり息が詰まる感がある。音も動きも少ない場面は退屈なだけで、ホ・ジノ監督らしさが感じられない。鏡に映った画像を多用したのは何か訳が?さすがに、鼻血出た時のペ・ヨンジュンと洗い髪でのソン・イェジンの立ち姿は美しかったが。
ラスト・シーンの台詞は、降り落ちる雪を見る二人の満ち足りたような感情の現れで、まさに愛が思い出に変わったということだろう。前二作同様、エンドロールに流れる音楽(歌)が良いので、是非最後まで観る事をおススメ。
淡い恋
50.0% (5 / 10)
[No.33] posted by 柚葉
インス(ペ・ヨンジュン)とソヨン(ソン・イェジン)はそれぞれの配偶者の起こした交通事故で緊急手術を受ける手術室の待合室で出会う。事故の内容を知らされるたびに、その過酷な現実に深い絶望感と喪失感をおぼえる二人。
ソヨン:せめて、その言い訳を聞きたいわ。
インス:なぜなんだ。僕には分からない。
慟哭する二人。やがてその悲しみを共有するインスとソヨンは愛の始まりを経験する。韓国にあって、姦通罪のある社会では「不倫」は許されざる愛である。「不倫」は重たいテーマである。
インスとソヨンはお互いの心の傷を癒すかのような恋におちいる。しかし、その恋の道はどこに通じるのであろう。愛する故にさらに傷つくインスとソヨン。
この作品は『八月のクリスマス』のホジノ監督が久々に放つ長編映画。叙情あふれる演出に注目。
男の優しさ
70.0% (7 / 10)
[No.32] posted by ベーダー卿
抱えきれない苦しみの前で情けなくなってしまう男と心を閉ざしてしまう女。
それでも女の心を開いたのは『元気出して下さい』という男の一言だった。
自分も情けない男になっているのに、それでも女に優しい言葉をかけられる男は男らしいと思う。
泣けるわけでもなく、考えさせられる映画でもはないが、多分また観ると思う。ラストシーンは結末が良くわからないという意見もあるが、私はとても好きだった。二人の姿を映さずセリフだけでしめくくるのがニクい。なぜなら二人の表情を想像できるから。わたしはとても穏やかな二人の表情が浮かびました。
誰もがとるであろう行動のリアルな表現と抽象的な表現が巧いなーと思います。
ヨン様の演技力も及第点をあげたいし、ソン・イェジンはハマリ役ですね。
とても綺麗な映画でおすすめです。二人の心の動きを見てください。
ラブストーリーらしくない!
16.7% (2 / 12)
[No.31] posted by 音楽大好き!
ぺ・ヨンジュンのファンなら凄く満足をすると思う。だって映像は殆どぺ・ヨンジュンだらけで内容もラブストーリーにはほど遠いと思う。一体何をストーリーにしたいのか、全く分らない内容だと思う。