深い
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[No.33] posted by zukonov
完全オリジナル版を見て、アルフレードが何故あのフィルムをトトに残したかが理解ができる。
映画の道を志すことによって、現実の愛は失ったが、「映画の中に数限りない愛があるじゃないか!」というメッセージだったのだ。
そのメッセージを受け取り、フィルムを見るトトの姿に、込み上げる物がある。
――全ての「人生」を生きる人たちに見て欲しい作品
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[No.32] posted by SN0W
この映画との出会いは、今はもう名前は忘れたが「とある他の作品」と間違えてHDDレコーダーに録画してしまったことから始まる。
その後、DVDに焼いたものの長い間見ることもなく、放置してしまっていた。
そして、ある日映画を見に行こうとでかけたものの電車に乗り遅れ、トボトボと帰宅。
家でDVDでも見ようと、ディスクフォルダーを開いた瞬間目に飛び込んできたのがこれだった。
そして、その瞬間からトトの人生を追体験する。
内容に関しては、ネタばれ、また感動があまりに深く敢えて書かない(書けない)。
ただ、母親が「実は寝たふりをしてたんだよ」のくだりで、なぜか涙腺がヤバいくらい刺激され号泣。
そこからはラストまで泣いて泣いて、涙、涙のまま見てしまった。
特にラストの「私たちには過去しかない」というくだりから、キスシーンを編集したフィルムのコンボは究極の演出。
あのキスシーンは、主人公と恋人の、”得られなかった30年”の象徴なのだと思う。
そして、同時に、アルフレードの30年間のトトへの愛情の結晶でもあるのだと。
とにかく、すべての人に見てもらいたい感動作。
冗長すぎ
35.3% (6 / 17)
[No.31] posted by tim
劇場版を観ずにいきなりこのDVD版を観てしまった私はかなりの不幸者だと思います。
★1つですが、これはあくまでもDVD版の評価ということです。
感想は……とにかく冗長。無駄なカットが多すぎ。飽きるしダレる。
映画と真摯に向き合うテンションを維持するには、あまりにも酷な作品時間。
終盤は「早く終われよ」と心の中でつぶやきながらイライラしてました。
本筋自体はノスタルジーを主題に置いた感動的なお話なので、
編集次第(ていうか劇場版)ではおそらく泣けたと思います。
※別に「泣く」ことが鑑賞の目的ではないですが、感動という感情の発露として。
編集という作業を放棄したらどんなに名作と言われる作品でも、
駄作になりうるという事実を如実に体現した作品です。
無駄なシーンは「未公開シーン」として別のくくりにすべき、絶対に。
映画好きの夢・映画への愛
50.0% (3 / 6)
[No.30] posted by voodootalk
映画は1989年11月17日リリース。ただしこのDVDと同じ『完全オリジナル版(173分)』は2002年リリース。最近ブルー・レイで出たものは何故か最も短い『劇場公開版(123分)』になっていて、どうも首尾一貫しない。買うならこの『完全オリジナル版(173分)』を買うべきだ。
主人公サルヴァトーレ・ディ・ヴィータの少年期・青年期・中年期を描いているため極めて長い作品になっている。特に少年期を演じたサルヴァトーレ・カシオの演技が秀逸で、フィリップ・ノワレ演じるアルフレードとの組み合わせは絶品だ。作中に多くの映画作品が流され、それを観る人々の表情を生き生きと描いているところがこの作品を推す人のポイントのような気がする。映画好きの少年が映画の映写に幼い頃から係わり、青年期には初恋の少女を自らの映像に収め、中年期には名のある映画監督となる、というストーリーは映画好きの究極の夢とも思える。
それ故映画をそこまで思えない人には何故この作品が名作と言われるのかが分かりづらい。僕もその部類に入るようだ。ただ最後に行くほど好きな映画であり、もうひとつ音楽が実に素晴らしい。エンニオ・モリコーネのサウンドトラックは、パット・メセニーとチャーリー・ヘイデンのデュオ作『ミズーリの空高く』でも取り上げられている。
恋愛映画としてのニューシネマパラダイス
83.3% (10 / 12)
[No.29] posted by TRUE
余計なカットを入れすぎてる。 それも致命的なほど、入れてはいけないカットまで入ってる。
この版を観ると、この映画をあざといと言うアンチの気持ちもわかる。
トルナトーレは、世界でも屈指の名監督の一人だと思うけど、やはり当時は若かったんだなぁ・・・としみじみ思う。
心に残る名シーンも、劇場版の編集あってこそだと思う。
私は、劇場版を最初に観ることを強く薦めます。
こちらの版は、恋愛映画。 部分的には感動もするんだけど、ボッチャ絡みのエピソードと、最後のへんのエレナのイメージぶち壊し(老いたエレナじゃなく、娘さんのほう)が、自分は耐えられなかった。
それがなければ、それほど悪くはないけど、劇場版の編集が巧いので、劇場版でいいんじゃないかと思ってしまう。
劇場版は、映画への愛、人生の懐古、郷愁、といった深いテーマがうまく描かれてる。
劇場版の編集をした人には、心から感謝したい。
映画は(凝縮された)人生そのもの
100.0% (1 / 1)
[No.28] posted by sato
アルフレードは帰ってくるなと云い、母親は30年も帰ってこなかったトトを優しく迎え入れる・・・、
そこには愛するトトへの無限の受容と愛があります。
トトにはどんなささいな犠牲を払わせたくない、思いのままに生きて欲しいと願う親の無償の愛です。
映画好きには2重の意味でたまらないでしょうね。
映画そのものが好き → 劇中劇のように登場人物(観客)たちと同じ体験をこの映画の中でしてしまいます。
そしてトトの人生そのもの → かくもトトを愛したアルフレードの喪失を共に味わいます。
涙が止まらないけれど、決して悲しみではありません。人生とはこのようなものだと語りかけられるから・・・。
友情
50.0% (1 / 2)
[No.27] posted by yu-ta
印象的な映画音楽はエンニオ・モリコーネ。監督はジョゼッペ・トルナトーレ。(『海の上のピアニスト』『マレーナ』など。)
映画好きの一人の少年(トト)と、少年時代に(舞台となる)映画館で出会った映画技師アルフレードとの
友情を描いた作品です。この少年トトもアルフレードもとても人間的に魅力のある人物で、その二人
の友情を最後の場面まで感じ取ることができました。
名作です。この素晴らしさは見た人全ての共通の思いでしょう。
40.0% (2 / 5)
[No.26] posted by sasabon
3時間という長さでしたが、余韻の残る映画ですね。イタリア映画らしい詩情溢れる映像表現が随所に感じられ、ハリウッド映画のようなハッピーエンドではない終り方に感動が一層深まりました。
様々な映画がコラージュのように紹介されていますので、映画ファンには格別人気が高いのも頷けます。洋の東西を問わず、映画が庶民の娯楽だった時代は、貧しかったけれど、もっと人間くさい生き様が繰り広げられていたのですね。どこかに忘れていった思い出でした。
「人生はお前が見てきた映画とは違う。もっと困難だ。」というくだりがアルフレッドのセリフにありましたが、この映画のテーマを象徴するようなセリフでした。
また有名なエンニオ・モリコーネの音楽は、映像をより明確に描き出すような役目を果たしていました。
完全版の見所でもある、主人公が初老になり30年ぶりに思いを遂げられなかったかつての恋人と再会するシーンも甘いファンタジーのような解決ではなく、苦い現実を観客に付き付けるから余韻が深くなるのでしょう。
人生の切なさとうまくいかない現実という深みが感じられる回想シーンにはジーンときました。納得できる展開だと思います。
名作映画のキスシーンのフィルムをつなげたラストシーンに深い感動を覚えるのは、それまでの全てのシーンを見てきた観客全ての思いの表れだと強く感じました。深みのあるエンディングでした。永遠のテーマに迫った名作ならではのラストシーンだと言えるでしょう。
星100個
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[No.25] posted by ピカソ3D
この映画は僕の中で一番大切な映画です この映画を見れば解るとうりこの時の人達の映画への思い入れはすごいのです
映画始まり拍手上映中は興奮し騒ぎ出す映画を見て驚き、恐怖し、興奮し、涙する映画を見るために全員で映画館に押し入る
今では考えられないようなことばかり見ていて楽しくて感動します 劇中にも「どん底」とか「駅馬車」など沢山の映画が出てきます
ラストは大いなる幻影やいる夜の出来事などで使われた数多くの映画のキスシーンが
感動的に起用されていて 五感に染み込む感動を覚えました エンイオ・モリコーネの音楽がすごく感動的で最高
映画好きにはたまらなく良い作品 こんな映画に出会えたことに感謝します
人生賛歌であり究極の映画賛歌 映画を愛するすべての人に見て欲しいです
懐かしい
71.4% (5 / 7)
[No.24] posted by slowhander
映画が始まるときに拍手し、映画が終わったときにもまた皆で拍手。客席の後ろは立ち見客で一杯。
そんな映画全盛期の時代を知っている者に、懐かしさを感じさせてくれる映画だ。「イタリアでも日本でも同じだったんだなァ」と思ってしまう。
ただ、これは名作だとか、傑作と呼ばれるべき類の映画ではない。佳作と呼ぶのが、この映画には相応しい。
昔の欧州の映画には、文句なしの数々の傑作の他に、このような佳作と呼ばれるべき作品がたくさんあったが、最近は、良いヨーロッパ映画に巡り会うことがとんと無くなってしまった。寂しい限りだ。
この DVD は、完全オリジナル版ということで、劇場公開版には無いエピソードが挿入されているが、これはやはり長すぎるし、余計だと思うエピソードも少なくない。とは言うものの、劇場公開版もちょっとカットし過ぎだと思うので、その点で不満を感じる。
また、この映画はイタリア映画らしい良さがよく出た作品ではあるが、主要な配役にフィリップ・ノワレやジャック・ペラン、ブリジット・フォッセーといったフランス人俳優を用いており、そのイタリア語の台詞が全部吹き替えになっているのが気になる。(確かに、今のイタリアにはこれといって有名な俳優もいなくなってしまったが・・・)特に、フィリップ・ノワレのあの独特の鼻声をよく知っている人は、声の違いに違和感を感じるだろう。