- [監督]リドリー・スコット
- [俳優]マイケル・ダグラス
- [俳優]高倉健
- [俳優]松田優作
- [俳優]アンディ・ガルシア
- [俳優]内田裕也
- カテゴリ:
- DVD (125分)
- 発売元:
- パラマウント ジャパン (2006/04/21)
- 価格:
- ¥ 1,500 (税込)
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ユーズド商品:¥ 1,480 より
能面の様な迫力
松田優作のハリウッド進出と共に遺作となってしまった作品。主演のマイケル・ダグラスやアンディー・ガルシア、日本のトップスターの高倉健を差し置き、圧倒的な存在感とふてぶてしい演技には久々に興奮させられた。特に最初に画面に現れたレストランでの偽札の原版を奪うシーンはレストランに居合わせた客と一緒に緊張感を味わった。日本での大規模なロケで話題となり、興行的にも大ヒットした映画ではあるが、ストーリー自体には大した面白みもなく、バブルで鼻息の荒かった日本が世界的に脚光浴びて、日本を舞台にした映画が多く作られた時代の映画だったと思う。
極めて中途半端
ストーリー・演出・アクション、全てに置いて極めて中途半端。
松田優作に絶賛の声を上げる人が多いが、それ程の存在感も迫力も無い。(目を剥いてボソボソ喋れば凄みがある、ってものでもないだろ…。)
高倉健の方がマイケル・ダグラスと張り合うのではなく[受けの演技]で誠実さ、無骨さを際だたせ、名優振りを見せている。
ラストの銃撃戦から犯人連行の降りは少し爽快感がある(展開は無茶過ぎるが…。)
優作信者で無い人が観るとあまりの過大評価に肩すかしを喰らう。
凄まじい映画
リドリースコット監督の作品だが、さすがなだけあって、単なるアクション映画ではない。俳優人がすばらしいだけにとどまらず、それぞれの持ち味が十分すぎるほど発揮されており、素晴らしいの一言に尽きる。マイケル・ダグラス、アンディ・ガルシアの二人が素晴らしいのはもちろん、松田優作、高倉健の存在感が凄い。主役を食う勢いだ。よき日本人の警官らしい実直さを演じる高倉健の演技は素晴らしく、また想像以上に英語を何の苦も無く話す姿は驚嘆だ。
また、不気味なやくざを演じる松田優作。彼の演技の不気味さ、アクションシーンの凄さも際立っている。
タイトルの『ブラック・レイン』は日米関係の暗い部分を映し出している。
撮影のほとんどが、日本というのも驚きで、よくこれだけ日本を中心に描いたものだと思う。
全編通じて悲壮感が漂う映画だが、驚きと素晴らしさに満ちている。
異文化コミュニケーション
松田優作の迫力が凄いです。映画公開時は大学生で、バイト代をはたいて劇場に2回も観にいきました。
刑事とヤクザの対決といった使い古されたストーリーですが、アメリカと日本という異文化衝突、世代間の衝突という背景に加え、アメリカ側も白人とヒスパニック系のコンビ、日本側登場人物も標準語と関西弁(吉本芸人多数出演)と、各国内の異文化も入り乱れ、大阪の街の猥雑な景色とともにごった煮的パワフルさを感じさせます。ただ、日本以外ではヒットしなかったそうですが。
そういえば、この映画の公開当時のラジオ番組で、泉谷しげるがこの映画の日本人刑事役オーディションに臨んだのだが、結局オーディションの時にはいなかった高倉健に決まっていた、と騒いでいたのを思い出しました。
主演がストイックは高倉健さんではなく八方破れの泉谷しげるだったら...、ちょっと想像がつきませんが違う作風でそれはそれで面白かったかもしれません。
RIKIYA Style
RIKIYA Styleといわれる撃たれて死ぬ際にマシンガンを空に向けて撃ちながら死ぬ様はかっこよかった安岡 力也。
野蛮と洗練と。
既成の儀礼を踏みにじり、若さと勢いで上を蹴散らして駆け上がろうとする傲慢なヤクザを、松田優作が演じています。その動きはまるで様式化された歌舞伎や能の俳優のようにも見え、動作のひとつひとつに残虐さと美しさが同居し、息を飲むような緊張感と何をしでかすかわからない恐怖感が画面を覆っています。マイケル・ダグラス、アンディ・ガルシア、高倉健、若山富三郎もそれぞれにリドリー・スコット的なダークで艶のある大阪などを背景に、泥臭い個性を放ち魅力的だと思います。しかしやはりその野蛮さと洗練さと言う点で、これは優作さんの映画と言えるのではないでしょうか?彼のオーディション(この映画の優作さんの役は、完全なオーディションで決まったそうです)のシーンも存在感が凄いのですが、それはジャパン・スペシャル・コレクターズ・エディションで見られるみたいです。
駄作
優作信者たちの影響からか日本でのみ人気のある作品。
当時、「10年に一人の悪役。」と評価された(多分にリップサービスの色がする)松田優作の眼ん玉ひんむいた力演は、彼のハリウッド進出への過剰な気負いが感じられるのみで、到底名演とは言いがたい。(信者たちからは絶賛)
陳腐なシナリオと中途半端なアクションに彩られたB級娯楽映画。
楽しみ方いろいろ
松田優作ファンはこれを見なきゃダメでしょ(間違いなく見てるのですが)。鬼気迫る彼の演技はもちろんのこと、他にもぐっと来るところがいっぱいです。
アンディ・ガルシアと高倉健の歌うカラオケ。脇役ながらいい味出してるガッツ石松。若山富三郎のヤクザの親分の語り。マイケル・ダグラスと衝突する日本警察の面々。そしてリドリー・スコット監督の描く二重反転構造の歪んだ大阪と日本の姿。
はっきりいって、主演が誰なのかは見る側が決めて良し。そう言いたくなります。
ですから本当のところは星五つ。星4つなのは、もっといい映画が見たいという願いを込めてです。
ハリウッド映画の画面サイズについて
映画自体の魅力と出来については何も言う事はない。最高の作品である。
しかし、長い間ビデオ版に慣れてきたせいか、ひとつ気になった。
ビデオ版は3:4のスタンダードサイズで収録されていた。
これはハリウッドのやり方なのだが、あらかじめスタンダードで撮影しておいて、
劇場公開時にワイドスクリーン用に、上下に黒のマスクをつけて、
2.35:1の横長の対比で上映するのである。
アメリカの家庭では、ビデオ化した時、スタンダードサイズが好まれるが
日本では劇場公開時のオリジナルサイズを好む声が多い。
このDVDも黒マスクを上下に貼りつけた横長サイズでの収録だ。
しかし、ビデオ版の上下マスクの無い状態の方が、机の上の小物とか、
背景とか、いろいろな物が見えて情報が多く伝わってくる。それに慣れてしまうと
黒のマスクで隠されたワイドサイズは、かえって物足りない。
これを解消する方法として、特にハリウッド映画のDVDには、上下の黒マスクの
ON・OFF機能をぜひこれから追加して欲しい。
という事で、機会があったら、ビデオ版とDVDを見比べて、
黒マスク有り無しの差を比べてみてください。
えぇぇえっ!?
ブラックレインが¥1500!?松田優作の遺作と言えし当作。撮影時に彼の血液は1/3以上足りない状況だった。しかしハリウッドで悪役と言えど大絶賛の嵐を受けた優作。「野獣死すべし」では貧血を起こす程の減量・頬を痩けさす為奥歯四本を抜歯。「それから」では胃痛を起こす程役の為に太り…。芝居の為ならマバタキすらしない鉄人。彼は唯の"アクション俳優"ではない。¥1500なら安すぎるって。俺いくら出して買ったと思ってんだよ…。
