難解
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[No.2] posted by ジョーコール
哲学的で非常に難解です。アクション物ではありますが、かなり奥深いです。
一部や二部と異なりアクションは控えめ…逆に機械とザイオンでの息をのむ攻防がビッグスケールで描かれています。そしてネオは増殖したスミスの中の1人のスミス(予言者オラクルを上書きし、結末を見たスミス)と対決しますが……。
3部のラストシーンは1、2、3部の中でも唯一、植物の出てくるシーンです。意識していなかった方ももう一度、意識して見てみると面白いかも知れません。
「完結」は続く限り続くだろう。しかし、結局...。
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[No.1] posted by Grayfalcon
意識の世界で始まった物語が、
物凄く、唯物論的な終わり方をする。
マトリックス世界自体は、ソフトウェアの
世界だが、スミスと言う一つの
プログラムの暴走によって、ソフトウェアの
レヴェルでは、その制御が、にっちもさっちも、
いかなくなった時に、結局、ハードウェアの
スィッチを、OFFにして、ソフトウェアを
強制終了する事によって、「マトリックス世界」
を初期化して、もう一度、一から始めると、
そういう選択を、デウス・エス・マキナ
−詰まり、機械知性の神−は、とった訳だが、
デウス・エス・マキナ自体が、
ハードウェアを司っている立場に居るので、
こう言う時位しか、出番が無いとも言える。
それで、人間の方も、ハードウェア・レヴェルで
対処するのだが、此処で、デウス・エス・マキナの
ハードのスィッチの役を果たしてくれるのが、
ネオの肉体である。
まあ、機械の神の「依り代」と
考えて良い。
結局、ソフトウェア世界で、ネオは
スミス相手に、ドラゴンボール的な
戦闘を、続けるのだが、
スミスがネオに接続した時点で、
デウスが、ハード面から、
強制終了のスィッチを、「ポチッ」と
押してしまうので、結局、其処で
「終了」なのである。
その一方で、ミフネ船長達が
マシンの一団と、現実世界で、
ガンダム的、或いは、ボトムズ的
戦闘を、いい加減、ウンザリする位、
延々と続けるのだが、此方の方は
最初っから最後まで、ずうっと、
ハード。−但し、このハードと言うのは、
戦闘がハードであり、ミフネ達の
キャラクターが、渋くてハードボイルドで
有るのと、同時に、ハードウェア世界で
の出来事と言う意味で「ハード」と
言う事でもある。
そして、この物語は、一つの
「完結」を迎える。−此れは「完結」で
あり、『エヴァンゲリオン』の様な
「終局」ではない。−
ネオは、結局死ぬのだが、
ハードウェアである肉体の死が、
「本当の死」かどうかは、判らない。
あの世は有るかもしれないし、
無いかも知れない。また、
輪廻転生が、あるのかも知れないし、
無いのかも知れない。
唯、一つ言えるのは、肉体的な
物理的な死が、一つの「終わり」だ
と言う事である。詰まり、ソフトウェアである魂は
存在するかも知れないし、その存在は不滅かも知れない。
しかし、其れは、兎も角として、肉体と言う
ハードウェアの死は現世での「今生の生」の
「終わり」だと言う事だ。
肉体と言うハードウェアのスィッチが切れて、
其処で、一旦、「終了」である。
その後、再び、スィッチが、ONになるか
どうかは、判らない。
しかし、そもそも、そのハードウェアの
スィッチをONにするとしたら、それは
一体、誰なのだ。
誰の手が、そのハードのスィッチを
ONにすると言うのだ。
片や、マトリックスは、
再び「システムのアノマリー」を
生み出し、「NEOの魂」と言う
ソフトウェアを懲りもせず、またもや、
勝手に用意して仕舞うだろう。
そして、「誰か−ONE」の
肉体・ハードウェアへと
マトリックス其れ自体が知らない内に
インストール。「誰が」では無く、
「現象として」、主体も存在する事無く
インストールが実行されて仕舞う。
その後は、繰り返される
「輪廻の地獄」。