科学忍者隊ガッチャマンF COMPLETE DVD-BOX by 筒井広志

  • [監督]原征太郎
  • [アーティスト]筒井広志
  • [出演・声の出演]森功至
  • [出演・声の出演]杉山佳寿子
  • [出演・声の出演]佐々木功
  • [出演・声の出演]塩屋翼
  • [出演・声の出演]兼本新吾
  • [出演・声の出演]大平透

カテゴリ:
DVD (1200分)
発売元:
コロムビアミュージックエンタテインメント (2006/09/27)
価格:
¥ 26,460 (税込)
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10,475 位
評価: 4.0
2008
08/04
Mon

科学忍者隊の三度の活躍

100.0% (1 / 1)
[No.3] posted by リチャード

「科学忍者隊ガッチャマン」(72年〜74年)は素晴らしい名作であることは現在でも揺るぎ無く、説明も不要と思われるが、「2」「F」という続編があったことは以外と知られていないかも知れない。

一度死亡したと思われた科学忍者隊G−2号コンドルのジョーを科学の力(元ギャラクターの科学者による)で復活させた「2」はその作風ゆえ、ジョーが主人公となりストーリー的には悪くも無かったが偏ったストーリーとなってしまい、作画も良い時と悪い時の差が激しく消化不良気味だった為、起死回生と言わんばかりにパート3である「F」が作られたらしいが、この「F」、作画こそは「2」より良くなったがストーリー的には成功と言えなかったようだ。

描くモノが無くなったパート3では悪役のエゴボスラーを主に描くしか無く、メカニックにしても科学忍者隊G−1号ガッチャマンがガッチャスパルタンの機体の上に乗っかり(テッカマンの様に)電流の膜でメカを包みそのまま体当たりする必殺のハイパーシュートで毎回鉄獣を倒すというワンパターン戦法となり(スパルタンレーザーやミサイル等で鉄獣を倒す話など全く無い)メカの魅力は半減。

科学忍者隊も名作の「パート1」の時は平和と正義のシンボルである「国際科学技術庁」(ISO)の諜報少年部隊であったが、この「パート3」になると科学忍者隊も「国際科学技術庁」のと言うより国連軍のような大人の軍隊組織のようになってしまいます。(年を重ねたから仕方が無いのかもしれないが)

色々とけなすようなことを言いましたが、名作である「パート1」を超えることが出来なかった続編(続編ってそんなものかもしれないが)である本作の楽しみ方は、如何にして科学忍者隊が大人として成長していくかを楽しむか?更に敵キャラのエゴボスラーの生い立ちを知りその悲劇に涙するか?に尽きると思います。


科学忍者隊ガッチャマンF COMPLETE DVD-BOX

2007
10/19
Fri

科学忍者隊は大好きなのですが・・・

83.3% (5 / 6)
[No.2] posted by Shadow Gallery Resident

SFアニメ不朽の名作ガッチャマンですが、2、Fとシリーズが進むにつれ、製作者の苦悩と努力がにじみ出てくるような印象を受けます。最初のシリーズに「1」とつけられていない事からもわかるように、当初は連作となる予定はなかったはず。だから、コンドルのジョーは戦場に散り、総裁Xもベルクカッツェも消えてギャラクターは滅び、地球は平和を取り戻した、というきっちりと美しい完結した終わり方をしたのでしょう。でも、沸騰するその人気が完了を許さなかった、という事でしょうか。皮肉にもそこにはやはり、避けようのない無理が生じてしまったのもまた事実。
2、Fと進むにつれて、つまらなさはますばかりです。製作者の意図が空回りして、当初ガッチャマンが持っていた爽快なかっこよさ、ストイックなヒーローたちの強さと弱さ、といったものがどんどん薄くなり、総裁Zとエゴボスラが登場するこの最終シリーズは、全体の雰囲気があまりにも陰惨で血なまぐさいものになってしまいました。
ベルクカッツェの時にマヌケで憎みきれない敵キャラ設定と比較すると、エゴボスラの粘着質な人間性はもう、シャレにもなりません。このあたりの「暗さ」は、なんとなくキャシャーンに共通するものがありますが、ガッチャマンはキャシャーンではなく、もともとその背景もキャラクター設定も全然違うものであったはず。だからこそガッチャマンにもキャシャーンにもそれぞれの人気があったのですが、どうもそのあたりが混同されているように感じられてなりません。なにしろ、エゴボスラの部下のケンペラーとキャシャーンの敵ブライキングボスとは、まるで双子のようなそっくりさ。こういうの、いけませんよ。
ついでに言っちゃいますと、このシリーズで健がガッチャスパルタンの上に乗って放つ「科学忍法ハイパーシュート」ですが、これは宇宙の騎士テッカマンがペガスの上に乗って敵艦を粉砕する姿と完全に重なります。健は生身の人間なのですから、このハイパーシュートは見ていてあまりに無理を感じるものでした。
流線型の美しいフォルムが輝いていたゴッドフェニックスに比べると、ガッチャスパルタンの三角定規のような形は「ほんとに飛ぶの?」と疑問に思ってしまうようなセンスの悪さで、こちらもビジュアル的にマイナス点。視聴率の低下に歯止めがかからず、放映期間が1ヶ月短縮されたというのも、こういった様々な要素が複合的に絡み合って生まれた結果なのですね、きっと。
科学忍者隊の5人が最後にどうなってしまったか不明なのも不完全燃焼感が残るエンディングで、最初のシリーズを思い出すたびに製作者チームの力量の差が歴然と感じられてなりません。
大好きな科学忍者隊のために、☆は一応3つつけました。

2006
07/25
Tue

シリーズ完結!

44.4% (4 / 9)
[No.1] posted by 丼・オットー

「II」に続く、完結作。
「総裁X」に代わり、「総裁Z」が地球征服を開始する。
本作は、今までの2作から大幅にリニューアルしている。
第1に、「ゴッドフェニックス」に代わる「ガッチャスパルタン」は、5機のマシンが合体して完成する。
(今までの様な、G−5号機や本体に収納されるのでは無く、3角形に合体する。)
第2に、必殺技が「火の鳥」ではなく「合体後に剣を持った大鷲の健が、1号機の上に立った状態で発射する」という荒業に変更。
(その為、最終回では「生死不明」になってしまう。)
第3に、マスコットロボット「パイマー」が、新メンバーになる。
第4に、敵幹部が1人ではなく3人になり、敵側の勢力争い等が物語に盛り込まれる。
しかし、どう見ても「10代」には見えないメンバーばかりは、全作通して変りませんでしたね・・・。
(みみずくの竜が「16歳」というのは、絶対年齢詐称です!)


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