- [監督]アンリ・ジョルジュ・クルーゾー
- [俳優]イヴ・モンタン
- [俳優]シャルル・ヴァネル
- [俳優]ペーター・ヴァン・アイク
- [俳優]ヴェラ・クルーゾー
- [原著]オーリック
- カテゴリ:
- DVD (148分)
- 発売元:
- 東北新社 (2006/10/27)
- 定価:
¥ 2,625 (税込)- 価格:
- ¥ 2,494 (税込)
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時代を超えたサスペンス映画
サスペンス映画として、この作品は全く時代を超えている。
ほんの少しの揺れでも爆発するニトログリセリンを大量に
乗せて走るトラック。
行く手に立ちはだかる危機の連続。
一人また一人と爆発の犠牲になるなかで、ゴールに無事
たどりつけるものはいるのか。
監督のアンリ=ジョルジュ・クルーゾーは、前半の出発前の
描写はじっくり丁寧に、後半の決死行は息つかせる暇もない
ほど緊迫したテンポでイヴ・モンタン達を追っていく。
驚いたのはラストシーン。
これにはあっけに取られた。
見事なフレンチ風味のオチ。
日本映画には求められない乾きがあります。
支払った金額以上の見返り(報酬)がある映画
1953年のフランス映画です。自分は知人に勧められて最近この映画を初めてみました。
まずもって、イヴ・モンタン(マリオ役)がかっこいいです。自分は歌手として当時「枯葉」が大ヒットしたことくらいしか知らず、ただのシャンソン歌手だろうくらいの認識だったのですが、こんなにかっこよく俳優として演じる人だとは知りませんでした。
筋としては、4人でニトログリセリンを輸送するという話ですが、とにかく目が離せないという感じで、140分以上の時間があっという間でした。少々漫画チックな感じもしましたが、エンターテイメントという点では間違いなく最高レベルの作品であると言えます。終わり方などは何となくですが、ヒッチコックを彷彿とさせるような感じがしました。
まだ見ていないという方で、とにかく最後まで楽しんで映画を見たいという方にはお勧めです。500円以下の廉価盤は自分は見つけられなかったのですが、2000円以上払っても、全然損をした感じはしませんでした。それ以上の見返り(報酬)があったと思います。
爆風が吹きぬけた
後半、ハラハラドキドキの連続だが、一番凄いシーンはどうという
ことない場面だった。
後続の車中で、助手席の相棒が巻きタバコを作っている。
巻紙の上のタバコが突然、吹き飛ぶ。思わず"キャ〜"と悲鳴を上げ、
両手で顔を覆い、顔をテレビの画面からそむけてしまった。
ありえないことだが、本当に突風を肌で感じたような気がした。
その時点では、頭は何が起こったか認知してなかったが、本能的に
は理解して防衛反応が働いたようだ。
その直後、先行車の爆発に続き、爆音が。
実際にその場にいるような臨場感あふれる演出というのは、この
作品と"Uボート"くらいか。
後で知ったことだが、この作品は某ミステリ映画の人気投票では"
第三の男"に続いて第2位、そしてカンヌグランプリ受賞作に輝いて
いるのも頷ける。
後半のサスペンスが凄い
前半の出発前の描写が長く、ここで飽きてしまうとこの作品は受け入れられないでしょう。しかし、この前半の描写がないと、何故、彼らが命をかけてまでトラックを運転し現金を得て、今の環境から逃れたいのかがわからないでしょうから辛抱して見ることをお勧めします。
ニトロを積んだトラックで油田を目指す後半のサスペンスは凄い。緊張の連続で、トタン板の高速走行、古い橋の場面、岩の爆破、石油の池の場面などなど次から次へとピンチが続きますが、私が最も印象的だったのは紙巻タバコが爆風で吹き飛んで先行のトラックの悲劇を知る場面です。ラストの悲劇的な終わり方も強烈な余韻を残す。
後年ウィリアム・フリードキン監督のリメイクでの最後は違ってました。フリードキンのリメイク全体的には凡作に終わりましたが、つり橋を渡る名シーンもあり、こちらはDVDが発売されていないが、機会があれば、もう一度見てみたい。
今でも古くならない傑作サスペンス
南米の油田で発生した大火災を消火するため、イヴ・モンタンを含む4人の男達が
ニトログリセリンをトラックで運ぶというストーリーはすごく簡単です。
しかし、積荷がニトログリセリンであり、
当時のトラックはとてもクッションが良いとは言えない。
まして山道あり沼ありと道路は最悪。
もう危険がいっぱいの臭いが整いましたね。
いやー、人物模写もしっかりしているし見事なサスペンス作品です。
今は他界した映画好きだった私の父親が好きな作品ベスト3に入ると言っていたことを思い出します。
名作のひとつ
モノクロの映画が好きだ。
和洋を問わず名作が多い。
前半は、ある街の一角を中心に金と仕事のない人々の様子を描く。
泥の道、珍しいタクシー、バー?、など、灼熱の下での日常が
よく描かれている。
汗に照り輝く男たちの中で、ヴェラ・クルーゾーという女性が花
を添えている。40代で殺害?されたようだが、この映画では
若くて魅力的な女性を演じている。
後半は、特撮がない実写の良さと、役者の名演技をご覧いただ
きたい。もちろん監督の手腕が役者を引き立てていると思う。
なお、こんなむかし(和暦では昭和27〜28年ごろか)登場する
ニトロを運搬するるトラックの顔つきが実にかっこいい。
タフな奴ら
前置きは多少ながいが、歴史の勉強にはなる。そしていざニトロを運びはじめると、もう目がはなせない。特に登場人物は全員魅力的で、ニトロを運ぶという性質上いやがおうでも彼らの身を案ぜずにはいられない。
まぁ古さを感じさせないとはいえ人を選ぶところもある。だが逆を言えばこの作品をわかる奴っちゃ映画のわかる奴やね。
あー、あとルイジっちゆうのが出とるけど、スーパーマリオそっくり。イブ・モンタンの役名もマリオやし、任天堂のねた元やね。
