人生の挫折と立ち直り
[No.15] posted by 抹茶
男の視点から見てもヒロインの人間像なんかが「ちょっと男に都合良すぎかな」と思ってしまうのは事実。
ただこの映画を見てて頭に浮かんできたのが、大学時代に東南アジアをフラフラしていた自分の姿。諸事情で大学を休学せざるを得ない状況での一人旅で、もろに現実逃避であり、足踏み状態の人生に対してえらい焦りのようなものを抱えておりました。
しかしこの主人公の南部への旅は現実からの逃避であると同時に、「現実へのリハビリテージョンの過程」と捕らえることができ、そう考えると、あの時期の自分の旅がやはりかけがえの無いものだったのだと総括することができます。
エリザベスタウンからの帰途、出会った女性のナビで一人車を転がす主人公、平日(かな?)の晴れ渡った日に忙しい世間をヨソに、オリエンタリズムを感じさせる異郷で自分は好き勝手にフラフラしている。結局自分が一番落ち着くのはこういう状況なんだと思い返すことができました。
予想を裏切って◎!
[No.14] posted by letizia
大きな挫折を経験し、自殺をしようとしていた主人公のドリューが、
自殺前ぎりぎりで父の死を知り、父の故郷に父の遺体を受け取りに行く。
こう書くとなんか暗い感じですが、全体的に非常に軽快な雰囲気です。
舞台になるエリザベスタウンの町並みは穏やかで、気さくな人が集う町の様子が素敵だし、
ドリューを迎え入れてくれた親戚たちも気持ちが良い。
中でも、やはりこの映画のヒロイン、クレアがよかった。久々に好感が持てる女性でした。
互いを「穴埋め」と呼んで自分が彼にとって穴埋めであることを自分に言い聞かせているかのような彼女の台詞は少しすねたやり方だけれど、一方で彼の深刻な状況に対して明るく前向きにがんばってもらおうと努力している素直な愛情表現が気持ちよく印象的。
さらに彼女の提案に素直にのるドリューもいいなぁ、と思いました。
人の死を悼むとき、町の人々が明るく見送る告別式のあり方もいい。
きっと泣くときは泣き、でも見送るときは楽しいことをたくさん死んだ人に見せるほうが死んだ人も喜ぶだろうなぁ。。。なんて思ってしまう。
ドリューは、父のための骨壷を買って、火葬すると決めて、途中で取りやめようとして走って、でも手遅れで、骨壷に収まってしまった父に肩を落とす。シンミリするシーン。なのにその父を忘れてくるあたりがなんとも言えずコミカル。
最後にドリューがクレアにたどり着くまでのドライブの様子は、ドリューの父親への気持ちを表している感動的な部分であると同時に、観客にとっては中身のつまった観光案内でもある。
挫折した青年が恋愛するだけの話と思いきやそうではありませんでした。
面白かった。
よいですよ
100.0% (1 / 1)
[No.13] posted by hiraku
本作は本当に良い。恋愛映画の中でもトップランクの出来栄えです。現実とかけ離れているかもしれませんが、物語なんですから、これくらい飛んで無いと観ている僕たちが不幸になります。この方向性でいいんです。間違ってません。
恋愛物でこれだけ「男視線」で描かれているものにそう出会えません。次にこうなったら最高である、という妄想に膨らんだ頭の中のストーリがその通りになっていく。作りが単純だからではありません、男のための作品だからです。ヒロインのキルスティン・ダンストも最高ですね。あんな笑顔を見せられたら、並の男は耐えることができません。
オススメの一本です。
旅はイィ♪
50.0% (1 / 2)
[No.12] posted by Shiro
のっけから10億ドルの損失なんて、域を超えてるw
なんて思っちゃいますが、映画なんだし
これぐらいでもオッケイでしょ〜ww
全体的な映画の雰囲気は良いと思います。
細かな突っ込みは多々ありど、故郷を思い出してみたり
自分のライフペースをチョット変えてみよっかな〜
なんてチョット一休み出来る作品☆
キルスティンは好き嫌いがわかれる所ですが、
私は好きなので、映画の中での彼女のポジティブ思考は
オーランドの気持ちを和らげたんでしょうね(^-^)
とてもキュートでした(*>v<*)
もっと、オーランドの感情の変化が分かり易くなっていると
もっと良かったような気もします。
電話デートもなんだか素敵だったし、
お父さん(の遺骨)と車旅に行くのもとても良かった♪
私もあの地図が欲しいなぁ〜(*-v-*)
ドリューの心の冒険活劇
50.0% (1 / 2)
[No.11] posted by じじ
ドリューになりきって彼の心理に共鳴することができたら相当に楽しめると思
います。賛否あるでしょうが、私はこの作品が大好きです。
温いテンポと生暖かい雰囲気の中、一癖も二癖もあるキャラクター達と、崩壊
ぎりぎりの際どい脚本が物語を紡いでいきます。
10億ドルもの巨大損失の責任を負わされて失意のどん底のドリューには、自
分の家族も、父の故郷の人々も、現実味の乏しい劇画じみたこっけいな存在に見
えています。しかしクレアとの出会いを通して、実は自分が平凡で不器用な人間
に過ぎないと気付くことで、これまでと違う世界が見え始めるのです。
物語が進行するにつれて、10億ドルの損失も大企業の花形社員の地位もどん
どんリアリティを失っていき、反対に家族や故郷の人々の陰翳が増して存在感が
共感を持って浮き上がって来ますが、これは中々の演出です。そして告別式(?)
のクライマックス、お母さんのスピーチとバンド演奏のエピソードは圧巻です。
クレアの地図に導かれてドリューが一人ドライブしていくラストはもはやいう
事ありません。冒険の果てにドリューはめでたく宝物を見つけます。結局この映
画は「最高で特別な自分」が「大失敗」で奈落の底に転落したという「現実」が、
実は思い込みに過ぎなかったと気付くまでのドリューの心の冒険活劇だったわけ
です。
オーランド・ブルームはドリュー役にどんぴしゃり。スパイダーマンのヒロイン
では首をかしげたキルスティン・ダンストのクレアも本当にチャーミングでした。
温かさ
84.6% (11 / 13)
[No.10] posted by あっちゃん
この映画を好きな人‥たくさんの映画を見てきた人達ですね。
こんな心が温まる雰囲気のある映画はここ2、3年なかったような気がします
別に物語が優れているわけでもなく、俳優が際立って良いわけでもない。
でも全編に漂っている温かさがこの映画には盛り込まれている。
町の住人、友人、家族…自分を支えてくれているたくさんの人がいるからこそ、生きる意味があるのだということをこの映画で教えられた気がします。
また、この温かさをより一層盛り立てたのが音楽です。
それぞれのシーンに挿入された音楽は稀に見るほどマッチしていました。
父とドライブをするシーンで流れた、E・Jの父の銃が流れるシーンは本当に心が揺さぶられました。
この映画はたくさんの映画を見てきた人達に、特に見てもらいたいです。最近の映画もなかなか悪いものではないと感じるはず。僕はそう感じました。ぜひ見て下さい。
オーランドが気の毒
5.3% (1 / 19)
[No.9] posted by ジャクリーン・スパロウ
ストーリは悪くない。 でもちっとも面白くなかった。
主役もイイ。でもヒロインがいただけない。 グッと引き付けられる魅力がなければ映画の根本が駄目になってしまう。 ヒロインにそういうカリスマ性があってこそのこのストーリーなら説得力があっただろうに。
容姿も演技力も平凡なヒロインには「ミスキャスト?」といわざるを得ないのか・・
好きな雰囲気だが、脚本に難あり。
20.0% (6 / 30)
[No.8] posted by sprout
洋画版「お葬式」だろうか?大失敗を仕出かし、10億ドルの損害を出したオーランドが失意の中、父の葬儀を通じて新たな出会いと人生を見つけるストーリー。実に面白そうなストーリーで期待したが、展開に無理を感じてのめり込めなかった。最新シューズの発売で一挙に10億ドルの損害が出るって何?から、オーランドの選ぶ自○方法の不自然さ。如何に天真爛漫とはいえ馴れ馴れし過ぎる客室乗務員など、変なところが多くある。それでも「そんなこともあるかな」と気楽に見ていたが、途中からの展開は間延びをした感じで展開が分かりづらい。良い素材、良いキャストなのに勿体無い仕上がりだった。全体としてB級映画並の完成度だろう。
オーランド・ブルームなのに勿体ない
18.8% (6 / 32)
[No.7] posted by いっちーご
花形社員が仕事での大失敗と父の死でどん底状態になり、父の故郷への旅とある女性との出会いを通して心が癒され、静かな感動をよぶ、はずのストーリーでしたが、私にはどうもしっくりきませんでした。何十年連れ添った夫婦なのにどうして真っ先に駆けつけないのか、夫の故郷に近づかない理由が弱すぎる。また会社に損害を与えたらクビになる事もあると思いうけれど、商品開発、販売戦略は一人でするものではないのに、どうして単独で責任を負わされるのか、世界中を飛び回って忙しいはずの客室乗務員がなぜそんなに主人公に関わる時間があるのか、人との関わりが密接な田舎なのに何故親戚の家ではなくホテルに泊まるのか、それらが気になってせっかくの田園風景も彩りを添える音楽も魅力が半減したと思う。けれども、型にはまらず、”愛する人たちに笑顔で見送られるお葬式”はすごく良かったと思う。
穏やかなメッセージ
85.7% (30 / 35)
[No.6] posted by じゃくそん
大げさなストーリーでも、大げさな演出でもありません。
散りばめられた普遍的な小さなメッセージを汲み取れるか、見る者次第だと思います。
答えが見つからなくても、自分にとって大切な物事を考えさせられる作品だと思います。
個人的には、押し付けるのではなく、さらっと穏やかに提示するような雰囲気がとても暖かい空気を出していると思います。
作り手だけではなく、見る者が作り上げる作品の典型例ではないでしょうか?
心をリセットして前向きになれるはず(●^o^●)