- [監督]ジョン・シュレシンジャー
- [俳優]ダスティン・ホフマン
- [俳優]ローレンス・オリヴィエ
- [俳優]ロイ・シャイダー
- カテゴリ:
- DVD (125分)
- 発売元:
- パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン (2006/11/02)
- 定価:
¥ 1,500 (税込)- 在庫状況:
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歯医者に行くと今にも「安全かね?」と聞かれそうで・・
この映画を見た人の多くは満足しているとは思うが、公開当時から現在にいたるまで、この映画に関する評価は定まっていないような気がする。ニュー・シネマの巨匠ジョン・シュレシンジャー監督ということで見る側が余計な先入感を持ってしまうのかも知れない。
しかしサスペンス・スリラーのようであり、ニュー・シネマのようであり、名優の演技合戦でもあり、様々な映画的要素を織り込みながら、シュレシンジャーが描く当時のニューヨークの街の雑多な風俗描写や、冒頭の何が何だか判らない、老人同士の喧嘩から衝突事故にいたる場面やパリの冷たい描写なども秀逸で、ついつい映画の世界のに引き込まれてしまう。主人公がマラソンを日課としていることや、父親の過去の汚名、恋人との恋愛関係の描き方に若干の物足りなさはあるが、ニュー・シネマのヒーローとして当時、もっとも脂の乗っていたダスティン・ホフマン、まだ新人だったマルト・ケラー、メイキングで本人も語っていたほどに適役だったロイ・シェイダー、そして本作でアケデミー賞ノミネートのオーレンス・オリビエまで、出演者のハイレベルな演技だけでも見ごたえ十分だった。
特にローレンス・オリビエの演技は凄かった!!メイキングで語られていたが、癌の転移による病魔との闘いの最中の演技とはとても思えない。「安全かね?」と聞きながら淡々と拷問の準備をする姿、ユダヤ人街を歩く姿の緊張感、隠していたダイヤを見たときの興奮した奇声、ホフマンにダイヤをばら撒かれた時の苦悩と屈辱の表情まで、後半はオリビエの主演作みたいだった。
ロイ・シャイダーを追悼し、そのクールで切れ味鋭い存在感を確認したい。
ロイ・シャイダーが亡くなった。70年代から80年代半ばのアメリカ映画を語る際にはやはり忘れてはならない俳優だった。その代表作と言うと、一般的には、ボブ・フォッシーの自叙伝的傑作で酒とタバコと女性をこよなく愛したワーカホリックな舞台演出家を演じた「オール・ザット・ジャズ」やスーパー・ヒット作「JAWS・ジョーズ」辺りが挙げられるのだろうが、ハードなアクション映画でも、実に「絵」になる俳優だった。それはシャイダーがハリウッドで最初に認められたのが、ジーン・ハックマンのポパイ刑事の相棒を演じた「フレンチコネクション」であった事や、初の主演作が、ハードなポリス・アクション「ザ・セブン・アップス」だった事を思い返してもらえれば納得してもらえると思う。中でも今作での、ダスティン・ホフマンの兄でCIAの特務機関に属するドク役は、その贅肉を削ぎ落としたような鍛え抜かれた肉体に精悍な顔立ちの中に見える鋭い眼光と冷徹な顎もとで、寡黙で超クールなエージェントとして強烈なムードを放っていた。映画は、J・シュレシンジャー(監督)&W・ゴールドマン(原作、脚本)の名手によるサスペンス・スリラーの傑作で、ホフマンとローレンス・オリビエの新旧の名優の共演が話題になったが、個人的には最もシャイダーが際立っていたと思うし、出来る事ならスピン・オフ企画で、ドク主演のハードなスパイアクション映画が製作されないかと当時夢想したものだ。ここ数年はあまりスクリーンでお目にかかれる事がなかったが、突然の悲報は残念。
トラウマ。
皆さんおっしゃるとうり,歯医者トラウマになります。ホフマン上半身裸で走るシーンかっこいいですね。予告編でその場面にマラソンマーーーン。ってナレーションかぶさってかっこよすぎでした。
戦う老人達に拍手。
風変わりな名前だが、風変わりなスタートから始まる。
ユタや人とナチスの残党。2人とも老人。
彼らの勇ましい闘いぶりから始まるサスペンスドラマ。内容は引き締まっている。
脚本、役者もいい。監督も無駄なくまとめている。
結末もこの種のドラマとしては上出来。金の亡者と化したナチス老人。あっけない死。
歯医者に行くのは・・・?
私と5つ年が離れた兄は、幼い私に怖い話を話しては、私のおびえた反応を見て、一人喜んでいるような兄でした。その兄が歯の治療を受ける私に向かって「歯の痛さって云うのは、人間が感じる痛みの中で、一番痛く感じるものなんだ。拷問するのには歯を・・・」っと言い。私が怖気づいて、歯医者に行来たがらなかったというのは言うまでもありません。ちなみに、いまだに歯医者は怖いです。
その兄のもとネタがこの「マラソンマン」です。
私のトラウマになった本編も良いのですが、今回、DVDに収録された特典映像の中に出演者のインタビューが入っています、中でもローレンス・オリビエがある庭師の手つきから演技のヒントを得たと語っているのと、ダスティン・ホフマンを息子の様に思うと、語っているインタビューは必見だと思います。
40歳の大学院生
「拷問シーンが有名な映画」って評価だったので少し観るのを躊躇したんですが、
拷問シーンにしては残酷な感じじゃないです。それよりオリビエの雰囲気の方が怖かったです。
この映画の一番の見所は40前のホフマンが大学院生役を演じているところじゃないかと思います。
俳優さんは若く見えると言っても、やっぱり学生役は少しきつかったかなぁ。
恐怖の拷問映画。
1976年に製作されたショッキングなサスペンス映画。「真夜中のカーボーイ」のジョン・シュレシンジャー監督の冷酷な演出が冴え渡った恐怖の拷問映画とも言える。ナチスの残党で戦争犯罪者のゼルを名優ローレンス・オリビエが演じているのだが恐ろしいほど残酷かつ冷酷な演技で凄まじい存在感を示している。ゼルに追われる大学院生役のダスティン・ホフマンも恐怖に怯える凄まじい演技でダスティン・ホフマンといっしょに歯の痛みを疑似体験させられてしまうほど苦痛に満ちた演技はすごい。拷問シーンやニューヨークでゼルの正体がばれる場面は時代を超越した神がかり的な素晴らしさで、もちろんラストの浄水場での対決シーンも素晴らしかった。1976年を代表するサスペンス映画の傑作だ。
