- [監督]J.リー・トンプソン
- [俳優]ロバート・ミッチャム
- [俳優]グレゴリー・ペック
- [俳優]ローリー・マーティ
- [俳優]ポリー・バーゲン
- [原著]ジョン・D・マクドナルド
- カテゴリ:
- DVD (106分)
- 発売元:
- ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン (2006/11/30)
- 定価:
¥ 980 (税込)- 在庫状況:
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ユーズド商品:¥ 900 より
なにが起きるかの不安
題名のとおり恐怖映画である。ロバート・ミッチャムは8年の刑をおえて出所してきた。彼に不利な証言をしたのがグレゴリー・ペック。ミッチャムはペックの家族につきまとう。お礼参りである。
ペックは弁護士で警察にも顔がきく。で、町からミッチャムを追い出すべく、画策するのだが、この対応が弁護士らしからぬ下策だった。この間のやりとりは、ミッチャムの言い分がまさっているし、彼が姿をみせただけで恐ろしさがただよってくる。
ミッチャムの方がけんかが上手なのである。教育がある弁護士よりも知恵がまわる悪党はいるものだ。そしていよいよ家族に手をだしてくる。こうなると犯罪だから対応しやすくなる。なにが起きるか分からない不安感は消えてふつうのアクションになって終わった。
“ヒーロー・タイプ”、ペック
主人公の弁護士を演じるグレゴリー・ペックが、とても誠実で勇敢に映っていて頼もしかったです。 悪の手から体を張って家族を守ろうとする、その姿は「パトリオット・ゲーム」でのハリソン・フォードを彷彿とさせます。(『恐怖の岬』の方が30年ぐらい昔の映画ですが…。) また、この作品では悪役のロバート・ミッチャムも、執念深い犯罪者を見事に演じていて存在感抜群でした。
ロバート・ミッチャムの存在感
近年、マーティン・スコセッシ監督によるリメイク「ケープ・フィアー」が作れましたが、さすがのスコセッシをしてもオリジナルを超えることは出来ませんでした。オリジナルの方が優れている点はなんといってもロバート・ミッチャムの存在感にあります。リメイクのデ・ニーロが全身刺青でオーバーアクトしてもスリーピング・アイのロバート・ミッチャムがぼさっと突っ立ている不気味さにはかないません。多くの戦争映画の軍人役のイメージが強いミッチャムですが、この作品とチャールズ・ロートン監督の超カルト作品「狩人の夜」で変質者を演じても超一流であることを証明しました。さらに後年「ライアンの娘」で静かな名演を見せ、フィリップ・マーロウも演じてしまうのだから、実は演技派だったのでしょう。監督のJ・リー・トンプソンにとっても「ナバロンの要塞」と並ぶ代表作となりました。
