- カテゴリ:
- 雑誌
- 発売元:
- 福音館書店 (2006/09/02)
- 定価:
¥ 380 (税込)- 在庫状況:
- 在庫なし
ユーズド商品:¥ 300 より
これはすごい!絵本にしておくのはもったいない絵本
我家では定期購読している「こどものとも」ですが、この1年間でこれがぴかいちでした。 シュールな感じの絵とそして、本当にシュールな場面、テンポのいい言葉。全てが計算し尽くされていて、絵の中にどっぷりとはまります。3歳の娘は読むたびに「あれ?これはどうして逆なの?」とか、絵本の中の秘密を次々と見破り、子どもの洞察力のすごさと、この絵本の計算し尽くされた芸術性を感じます。
あとで、新聞でこの絵本の絵を担当したのは有名な画家と言うことを知りました。しかし、この絵を見れば、普通の絵本書きの人の絵でないことは一目瞭然。
本当に久々に「これはすごい!」と興奮するような絵本でした。傑作本で出るのを心待ちにしています。
たまのりひめ(玉乗り姫)
最近読んだ新聞でこの本を知りました。
絵本編集者が美術家である牡丹靖佳さんの絵と出会い、この人に絵本を作らせて
みたいという思いから生まれた作品とのことだ。
頭に犬をのせ、玉のりをしながら、しゃなりしゃなりと お供たちをたずさえ
て行進するたまのりひめ。みんなの表情は白いつんつるてんの丸顔と
リアルに描かれた目鼻口のせいでちょっと不気味な印象だ。
何か普通じゃないものを本能的に感じさせるものがある。
読者は催眠術のように、いつの間にか作者のペースにはまりラストページの
小さな絵で、はっと我に返ることになるでしょう。
この人の絵と文だからこそ成り立つ世界である。しかも絵本でしか描けない世界だ。
ここまでの完成度を見越していた編集者の眼力にも恐れ入った。
この独特の世界、幼児向け月刊雑誌で終わらせるのは実に惜しい。
ぜひ、単行本化してほしい。
