最終にして最高
66.7% (4 / 6)
[No.61] posted by 偽善大臣
『ガンダム』の生みの親、富野監督がガンダム誕生20周年を迎えるにあたって打ち出した作品。
今までの全てのガンダム、そしてこれからも続いていくであろうシリーズの全てを含み肯定するという意味をもった最終としてのガンダム。
それこそが∀。
20世紀初頭の時代を感じさせる世界設定。
穏やかな風が吹く地球に月の民が帰還を開始した時、最後の白い巨神が現れ人々が戦争に巻き込まれていく・・・。
他のガンダム作品が、戦いの中で友人や恋人を戦争で亡くし、戦争の悲しさや虚しさを表現するのに対して、∀では戦争をやっている中でも人々が持っている力を振り絞って精一杯生きていこうとする描写がたくさんあります。
また他作品にはないくらいに民間人に沢山スポットが当てられます。
新聞記者として、パン屋として、技術士として、看護士として、帰還民として・・・。
それぞれが見た戦争が∀ガンダムの作品の中で語られます。
そしてこの作品を観た一人一人の方の中にその戦争は様々な形で残っていくのではないでしょうか。
最後になりますがこのDVD−BOXの中で個人的に観て頂きたい回は『ローラの牛』と『アニス・パワー』です。
この二つの回は∀らしさが特に現れている回だと思います。
この作品は間違いなく自分の中でのMy Best ガンダムです!
モビルスーツデザインだけで鳥肌が立ちました。
60.0% (3 / 5)
[No.60] posted by 更科そば子
音楽・世界観・キャラクター・ロボット(モビルスーツ)どれをとっても素晴らしい作品です。
全てについて語ると長くなるので、モビルスーツのデザインについて。
このガンダムが独特なのは、富野監督が今までと全く違うガンダムというコンセプトのもとに、デザインを依頼したからです。
デザインを受注したシド・ミード氏は、確かにガンダムを理解しているとは言い難い状態で、仕事を受けています。
しかしそれは、そういう人だからこそ、新しいガンダムの可能性を秘めていると判断したからであって、決してただ、有名デザイナーだからというだけで依頼したわけではありません。
デザインの好みに対して、私は挟む口を持っていません。
しかし、アニメーションとして動いたときのリアルさ、立体として把握したときの美しさ。
そして一見して分かる斬新さは、何年経とうと新しい物として感じる事ができる素晴らしいデザインだと思います。
安い値段ではないので簡単にお勧めはできませんが、ぜひ鑑賞してもらいたい作品です。
蛇足かもしれませんが、プラモデル「MGターンエーガンダム」、シド・ミード氏の∀ガンダムデザインワークを綴った資料集「MEAD GUNDAM」もオススメです。
最後の名作
63.6% (7 / 11)
[No.59] posted by Shiva
ガンダムシリーズ(とくに宇宙世紀もの)はほとんど見てないので、安易に他の作品と比べられませんが、それでもこの作品が異色なんだなということはすぐに分かりました。一話目のオープニングから、なんだこりゃ?と思うと同時に、ただならぬものを感じさせられました。
最近、新しいガンダムが放映されはじめましたが、なんだか、見ているこっちが恥ずかしくなるような、いわゆる“萌えキャラ”みたいのが出てきて、非常に見にくい(醜い)のが残念です。一方、∀には、そういったみかけだけの、けばけばしいキャラは出てきません。他の方のレビューに「世界名作劇場のようだ」という批評をよくみかけましたが、なるほど、キャラといい、雰囲気といい、確かにそれに近い印象をうけました。
いわゆる“オタク文化”のあおりをうけて、遠ざけられてしまっている感の否めない近年のアニメ作品。数々の“名作”が単なるサブカルチャーとして埋もれてしまわないことを切に願うばかりです。
満点
72.7% (8 / 11)
[No.58] posted by 赤い
やっぱりガンダムは冨野ガンダムですねー。
特に∀は今までの宇宙世紀ものと違い、宇宙での戦いや、空中戦などはほとんどなく
戦うガンダム目当ての人向けではないかもしませんが、今までにない美しさがあり、
音楽も絵もクオリティとても高いです。悲しくて泣くんじゃなくて、本当に感動して泣ける。
そういったアニメだと思います。見た目のヒゲガンダムに敬遠することなく、是非見てほしい
です。本当に自分にとって良い財産なると思います。
すごい人気なんですな
16.1% (5 / 31)
[No.57] posted by michikano
∀って一部の人に人気みたいな印象を持っていたんですが、ここのレビューを見ていたらそれが間違いだとわかりました(汗
私も高校生の時にガンダムにハマって(きっかけは1stの映画)レンタルで色々見たんですが
当時∀は途中まで観て飽きてしまいました。だからラストは知りません。
その後くらいにSEEDの本放送が始まって…こっちは毎週楽しみに観ていました。
やっぱ派手な物好きな子供なんだなぁとお恥ずかしい限りですね。(destinyは流石にひどいと思いましたが、キラとシンが雪山で戦う話なんかは単純にロボットアクション好きなら中々良いかと)
今見れば最後まで見たくなるかもしれませんし、また最初から見直してみたいと思います。
ガンダム作品の傑作
85.0% (17 / 20)
[No.56] posted by 雄
最初にホワイトドールを格好悪いと非難する皆さんへ…。
「格好悪いことぐらい一目で分かるでしょう」
ガンダムを「格好いいロボットのアニメ」と定義づけている方にはお薦めしない。本作を観賞するくらいなら、SEEDやら色々他作品があるので、無理をしないでそちらを楽しむべきだ。だが、ガンダムを「ロボットのアクセントをきかせた人間ドラマ」と捉えている方にはこの上も無い作品となるだろう。
そう、この作品の持ち味は、美形のキャラクタでも、格好いいMSでも、緻密に練られたSF設定でもない。登場人物たちの織り成す「人間ドラマ」である。彼らの科白であり、行動であり、内に秘める思いである。そうしたものが、ガンダム史上かつてない緩やかな舞台で、優しく、温かく語られていくのである。
そして、迎える最終話。登場人物たちが各々手にした、絶望ではない希望は、数々の作品が名を連ねるガンダムサーガの終幕として、これほど相応しいものはないだろう。
全てを見届けた時、その胸に吹き込む清涼なる「風」は、なんとも格別なものである。
廉価版BOXじゃなきゃ星5つ
30.0% (9 / 30)
[No.55] posted by ペ・ニンスラ
御多分に漏れず、私も最初このヒゲ面を見たときは大笑いしたものです。
ヒゲのデザインは当初富野監督も難色を示したそうですが、
その難物をうまく活用し、この物語をしてヒゲであればこそ、と思わせしめるあたりはさすがだなと。
旧作のモビルスーツに良く似たミリシャ機械人形群も設定の妙でいい味出してますね。
いえ、最初「ザクがそのまんまで出るらしい」とか聞いたときは正直ナニソレフザケンナヨ?
だったんですが、いざ出てきた日にはすごい自然で違和感まったくないのに脱帽。
ちなみに私はガンダムでは「初代」「G」「∀」が好きなんですけどね。 変とかいうな。
ただ、このBOXが廉価BOXなのがですねえ。
中身はDVD6枚なんですが、3連の「デジパック」が2つ入ってる訳ですよ。
所謂トールケースじゃないのですよ…
デジパックって出し入れ繰り返すのに向かないから嫌いなんですけど。
さらにこのBOX、デザイン的に上下巻並べて置くことを想定してません。
というか、棚に入れることすら想定してないのでは…
帯が取れたら箱の背中に作品タイトル入ってないんですけど…?
こんなことなら単品で13巻揃えるんだったよ… と思わせるくらい駄目な箱です。
消費者なめんなー!
ガンダム史上最高のドラマ!
83.3% (15 / 18)
[No.54] posted by 玉姫様
戦闘シーンを極力少なくしてキャラクター同士のやり取りに中心を据えている作風により、
これまでのガンダムでは見られなかった、非常にドラマティックな物語を構築させています。
上流階級の人々による流麗な言葉の会話も、富野監督クラスの大ベテランだからこその成せる技。
「いかにして戦争が始まるのか」という観点から見ても興味深く見れます。
本当に素晴らしいシナリオです。
賛否両論のターンエーのデザインに関しては、
「発掘された古代の土偶やハニワのようなもの」だと考えれば、自分は納得できました。
いつもの尖った造型のかっこいいガンダムが発掘されたら、
作品の世界観がそこで台無しだったと私は思うわけで。
ターンエーのデザインを完全否定している方々は、
食わず嫌いで本編を見ていない方が多いように感じます・・・。
ガンダムのなかでは一番好きです。
75.0% (12 / 16)
[No.53] posted by beruse
実は当時あまりにもガンダムが異色だったのと子供だったため観なかった作品です。いまさら観ましたがZより私は好きです。富野監督作品でいえばこれが一番好みですね。キングゲイナーも好きですが…。機械系が好みだと満足しないと思いますが人間味を好みとするなら満足出来ます。今のアニメも良いですが過去に戻って観てみませんか?!
最高の『ロボットアニメ』です
89.5% (17 / 19)
[No.52] posted by るぱん
あなたが、もし『ガンダム好き』を自認していて、見た目の印象などから、
この作品を敬遠しているのであれば、それは一生の不幸というものです。
かく言う私も、『ヒゲ』に対して、極めて強力な拒否反応を起こした一人でしたが、
初めて観た時のショックは、忘れることができません。
長い歳月をかけて導き出されたであろう、富野監督の強烈なメッセージが、ひしひしと伝わってきます。
観ていて、こんなに『気持ちのいい』ロボットアニメは、初めてです。
内容は保証します。レンタルDVDで結構なので、一度、ご覧になることをお勧めします。