虹の女神 Rainbow Song

  • [監督]熊澤尚人
  • [俳優]市原隼人
  • [俳優]上野樹里
  • [俳優]蒼井優
  • [俳優]佐々木蔵之介
  • [俳優]相田翔子
  • [俳優]酒井若菜
  • [俳優]小日向文世
  • [脚本]桜井亜美
  • [脚本]齊藤美如

カテゴリ:
DVD (117分)
発売元:
アミューズソフトエンタテインメント (2007/04/27)
定価:
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評価: 4.5

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空に水平に走る珍しい虹を写メールして、アメリカにいる友人・あおいに送った智也。だが彼女からの返事はなく、帰ってきたのは彼女の事故死の知らせだった。葬儀などが行われたりする中で、いつしか智也はあおいとの出会いなどを振り返っていくのだが…。
気持ちいいくらいに時間がかっ飛び、物語が進んでいく中で、実はお互いに好きあいながらも、その関係がどこかで熟しきれなかった男女のせつない絆を、スーパーリアルな映像でつづった感動作。主人公たちを演じる市原隼人と上野樹里の本当に演技なのかと疑いたくなるほどのリアリティすぎるやりとりには脱帽。またその関係にそこはかとなくユーモアも取り入れつつ、見事な日常表現をしてみせる熊澤尚人監督の演出も拍手モノだ。また上野の父親役の小日向文世ら脇の演技も相当に泣かせる。(横森 文)

2008
08/21
Thu

もう一度あなたに会いたい

100.0% (1 / 1)
[No.63] posted by C H I 

予告で流れる智也のセリフ、
「もう一度あなたに会いたい。」
よく聞くセリフですが本編を見終わったあと見たらこのセリフに込められてる思いが溢れてきました。
切ない、苦いそんな映画です。


あ、終わった。
そう思った直後流れるエンディング。
本編では涙が目に溜まるくらいでしたがエンドロールで涙がポロポロでました。見終わったあと何か足りないような焦燥感。きっとこの気持ちは智也が感じてる気持ちなのかなと思いました。

お互い不器用ですれ違っていた二人。
お祭りのときからあおいの気持ちを読み取っていた妹、かな。
見終わってからもう一度見るとあのときのセリフはこういう意味だったんだと分かります。何度も見て一本の線が繋がります。


主演の市原隼人、上野樹里の演技力だからこそ良い映画ができたのだと思います。妹役の蒼井優さんの演技も素晴らしかったです。また、相田翔子さんの登場によりこの物語に深みがでてきています。予測不可能の雰囲気がとても良いです。



この映画は賛否両論だと思います。伝わってくるものがある人もいれば何も感じず終わる人もいると思います。


ぜひ地上波でやって欲しいです。

2008
08/08
Fri

淡いからこそ

[No.62] posted by yeye

正直言って、初めて観たときは、薄いジュースを飲んだような物足りない感じ
がした。
ところが、繰り返し観るうち、だんだんと胸がしめつけられてきて、観るたびに、
涙があふれるのを止めることができなくなった。

ごく淡々と描かれた、恋の話だ。でもそこには、いろいろな意味が、薄布が
何枚も何枚も合わさるようにしてあった。
若さゆえの不器用さともどかしさ、ういういしさ、そして、今はなくしてしまった、
でもそこに確かにあったものへの愛惜といとしさ…。
そうしたものたちが、主役二人の、まだ幼さや固さを残した演技の中で、はらり、
はらりと、観るたびにほどけていく。
淡く遠いほど胸の奥に残る。そんな映画だ。

2008
08/03
Sun

「縁」とか「赤い糸」の対極にあるもの…

100.0% (1 / 1)
[No.61] posted by マクミナミンズ

ある男性に対する一人の女性のまっすぐな恋心を描いた作品。

私たち人間は、その対象が複数であれ、単数であれ、
異性を好きになる生き物である。
誰かのまっすぐな気持ちにすぐに気づき、
応えてあげられる人もいれば、
どれだけ大きな愛を寄せられても、
それに気がつくことができない人もいる。
また、気がついていても、気づかないふりをする場合だってある。

時が経ち、相手の愛に気づく場合もあれば、
その気持ちに気がつく前に、
想いを寄せてくれていた相手の気持ちが他の誰かへ動いたり、
病気や死によって、突然消えてしまうこともある。
どちらともつかない想いが、
作品中に登場する「一直線の虹」に表現されている気がした。

この作品は、いわゆる「縁」とか「赤い糸」といったものとは、
対極に位置する「一生懸命な気持ち」だとか、
「相手の気持ちに気づいてあげよう」といった思いやりとか、
やさしさといったものの大切さを啓発しているように私は感じた。

知ってか、知らぬか、私たちは自分のことを思っている人に対して、
その人の気持ちを平気で踏みにじることを言ってしまったりする。
その踏みにじられたせつない気持ちは、往々にして、
人間的な成長の種となるのだろうが、
やはり人を想うあたたかい気持ちというのは、
抱く側も、抱かれる側も、大切に扱われるべきなのだと、
作品が訴えていたように感じた。

2008
08/02
Sat

何か言っているようで何も言ってない映画

0.0% (0 / 1)
[No.60] posted by t-nabe5

上野樹里の切ない恋愛映画ということで期待して観ましたが・・。

思わせぶりに凝ったビジュアルの割に、中身が薄いです。
映像以外の要素、とくに脚本や演出は大学映研レベル。

上野樹里は名演ですが、それが気の毒になるほど無内容な映画です。
どうしてこの映画がこんなに高い評価を得ているのか、理解できません。

2008
06/29
Sun

ROOKIESとは違う市原隼人の魅力!!

0.0% (0 / 2)
[No.59] posted by ぼーまう

TBSドラマ、ROOKIESで、市原隼人の魅力にハマってしまい過去の彼の作品を観る中、この映画と出会いました。虹の女神は、非常に優れた、素晴らしい映画です。大学生から社会人になった頃の、はかない愛の物語‥といったキャッチコピーに、抵抗感を覚える方もいると思います。しかし、40、50歳代の方でも男女問わず、満足できる質の高い作品です。市原隼人で言えば、アツイ絶叫タイプの役が目立ちますが、繊細でウチに秘めた心情を演じる事に大変優れた俳優なんだな!と、この作品を観て感動しました。市原ファンなら、天使の卵、偶然にも最悪な少年もオススメします!虹の女神は、サントラCDも良いデス!騙されたと思って、是非観て下さい!お気に入りの一作品になること間違いないですョ!

2008
06/08
Sun

確かに虹の女神がそこにいた

87.5% (7 / 8)
[No.58] posted by 花みずき

久しぶりにDVDで観ましたが、映画館で感じたあの感情が色あせることなくよみがえってきました。
『好き』と言うたった2文字を言いだせない、あおいの不器用さ。
『本当に大切な存在』が誰か気付けない、智也の若さゆえの鈍さや弱さ。
…でも、もしかしてなんとなく気付いても二人共 近くなりすぎて今の関係を壊したくないと思ってしまう、そんな気持ちもすごく分かる。
そんな二人の姿は、観ていてはがゆく、いじらしくして。そして、あおいをとても愛しく感じました。
ひたむきに生きるあおいを演じた上野樹里さん。確かにこの作品の中で『佐藤あおい』が存在していました。上野さんとあおいが同化している、と思えるほど。
智也演じる市原隼人さんは『受け』の芝居を好演してくれたと思います。(この智也の役は実はすごく難しいと思います)
小日向さん蒼井優さん佐々木蔵之介さんら脇役の皆さんもあおいや智也とのつながり、絆を演技でしっかり表現してくれています。
主人公達と同世代の方にはもちろんおすすめの作品だと思いますが、学生時代が少し昔になってしまって、あの頃の感情を忘れてしまって、あくせくと仕事をしている世代の方にも観てほしい作品。仕事で疲れきった心にしみます。
心にしみわたったあと、虹を観たときのような透き通った気持ちになります。
大切にしたい作品の一つです。

2008
04/23
Wed

20代が教えてくれる、人生のせつなさ、はかなさ。

45.5% (5 / 11)
[No.57] posted by Muguet

指がふれあったまま虹にみとれるふたり。
屋根の上でせりふを覚えるふたり。
夕暮れに無言で歩いていくふたり。
映画研究会の部室にいるふたり。

あおいと智也。
ふたりの自然な演技ももちろん
映像もじんわりあたたかくて、
自分の日常生活も、
こんな風にフィルターに通して
見ることができたらいいのになぁと思う。

30代になって、自分より若い世代が登場する
映画を見る機会が減ってきた。
人生もすこしずつ安定してきて、
人生に夢や希望を持っていた20代のころの気持ちだけでは
生きていけないということを知ってしまったから。
でもそれでも、その気持ちを完全に忘れてしまったら、
人生はやっぱり味気ないものになってしまうと思う。

そんな風に気づいたときに、この映画と出会って、
もっと丁寧に人生を歩んで生きたいなぁと
思うようになった。
エンディングの種ともこの音楽も
映画の空気とあっていて、
さらに切なくなる。。

2008
04/20
Sun

前を向かなきゃという気持ちにさせてくれる映画

16.7% (1 / 6)
[No.56] posted by 猿

初めて観た感想は『最悪』でした。喪失感とともに智也に対する怒りに溢れ、このDVDを購入したことを後悔しました。しかし、それでも何かが心に引っ掛かって。
翌日、改めて観てみると智也の気持ちも少しわかって。観る回数を重ねるたび、お互いの気持ちがわかってゆきました。
自分は智也と同じく恋愛に不器用です。陸橋での照れ隠しのような、自分に自信のない、相手にとって最悪なふざけた態度をとってしまうこともあります。この映画を観るたびに、今の自分に正直に、相手に真っすぐ向き合うということを考えさせられます。
悲劇は好きでない方向ですが、染みます。主人公ふたりの気持ちがわかったとき、いい映画だなと実感します。このDVDを購入してよかった。この映画に出会えてよかった。自分にとって、前を向かなきゃという気持ちにさせてくれる映画です。

2008
03/30
Sun

やっぱり岩井俊二に監督してほしかったなあ

16.7% (1 / 6)
[No.55] posted by katsuya30

市原隼人と上野樹里の演技は凄くいいし、蒼井優など共演者も申し分ない。これはロックウェルアイズの新作という伝播力によるものだろう。でも、岩井俊二自らが脚本に参加している割には珍しく甘いところがある。だって蒼井優の芝居が完全すぎて、最初の空港の見送りシーンで残りの全てが理解できてしまうのだから。ラストシーンも本当はもっとエモーショナルが高まるところなのに、あー、妹はやはりわかっていたんだな、というくらいしか感想がない。原作は知らないので、虹に関する関連性もちょっと薄い気がするし。それと、やはり撮影監督の不在。これが大きい。篠田昇亡きあと、あの光と影の芸術を生み出せるカメラマンは今の邦画界にいるのだろうか。虹がテーマであれば、篠田ならものすごい絵を観客にみせてくれたはずだ。SFXに頼らなければならない時点で、やっぱりつらい。熊澤監督の実力は十分に認識したうえでいうと、やはり岩井脚本は岩井俊二が監督すべきだった。悪い映画ではないが、映画特有のマジックがかかっていない。星3つ。

2008
02/16
Sat

せつなさ、はかなさ、もどかしさ

75.0% (6 / 8)
[No.54] posted by ぜろう

初めて気持ちを伝えられた時には大切な人はもう虹の彼方に行ってしまっていた…

若さ故の素朴さ、不器用さ、せつなさ、もどかしさ、そんな気持ちが、あの美しくもはかない、変な形の虹に重なって、胸に残ります。

上野樹里さん演じるあおいの荒々しい鈍くささが、とても胸に迫ります。
映画内映画「地球最後の日」ではキスシーンで唇にかみついちゃう。

市原隼人さんも、とても鈍くさい青年、智也を見事に演じていたと思います。そういうところが好きだったのねと納得できるところもありました。

蒼井優さんは盲目の少女を熱演していました。うまかったけど、あの役は難しかったと思います。蒼井さんのいつもの演技から比べると、あまり複雑さが出せなかった気がします。

見終わった後に、いつまでも余韻が残る、いい映画です。


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