陽炎の辻 ~居眠り磐音 江戸双紙~ DVD-BOX

  • [俳優]山本耕史
  • [俳優]笛木優子
  • [俳優]原田夏希
  • [俳優]近藤正臣
  • [俳優]中越典子

カテゴリ:
DVD (473分)
発売元:
ポニーキャニオン (2008/01/16)
定価:
¥ 23,940 (税込)
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1,633 位
評価: 4.5
2008
02/15
Fri

原作を超えたテレビ時代劇!

75.0% (6 / 8)
[No.6] posted by 磐音ネコ

かつて山本周五郎さんが黒澤監督によって映画化された『赤ひげ』を観て「原作を超えた」とうなったというが、まさしくテレビドラマ『陽炎の辻』は「原作を超えた」といっても過言ではない。
「上意」とはいえ、「友殺し」から始まるこのシリーズは、主人公・坂崎磐音がある「負」を背負いながらも、爽快にそして情に厚く行きぬく姿が胸を打つ。
許婚の奈緒こと「白鶴」との別れのシーンは、テレビ時代劇の名場面といえるだろう。

磐音が敵を倒す際に集中力を高めた瞬間、なぜか黄色い光線が磐音を包む様や吉原に降る雪、奈緒の行列シーンなど、とにかく映像表現が素晴らしい。
そして活字の磐音に見事に血を通わせ体温を宿した山本耕史は、俳優として不動の地位を確立したのではないかと思う。

原作24巻まで読破した上で原作ファンには恐縮だが、原作を超えたテレビドラマがここに生まれたのではないだろうか。

2008
01/29
Tue

テンポの速い剣のさばきが若々しい、拍手。

80.0% (8 / 10)
[No.5] posted by 空也 苦惑子

 佐伯泰英『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ原作。演出にNHKの富沢正幸さんが参加しているとなれば、値は張るが思案の末に求めた時代劇DVD。

 「いつか必ずという思いは、報われるものです」。このセリフ、何人の登場人物が述べているであろうか。指折り数えながら、場、コンテキストを味わっていただきたい。また、タイトル動画に、なぜ白い折り紙で作った鶴が水面に降り立ち、輪を描くのか。「過酷な人生が待っていた」という松本和也アナウンサーの語りが心に響く。お楽しみに。

 おこん(という名の両替商に勤めるOL)「そんな定めなんか、私、嫌いです!」。ままならぬこの世の顛末を目の当たりにした青年武士、坂崎磐音(豊後の国を飛び出て江戸の長屋住まい)の、人には定めというものがあるのです、という感慨に対しておこんは、思いのたけをぶつける。私も、嫌いだね。みなさんはどうご覧になられる。少なくとも知識と体力は要るだろうなあ。

 ピーター・F・ドラッカーは、『すでに起こった未来』で、変革を安定と両立させるために何をしなければならないか、と問うている。

 DVD全6枚。43分×11話。おまけ映像付き。おこん役の中越典子さんのおふざけカメラが心安まりますぞ。登場人物一覧小冊子付き。

2008
01/23
Wed

原作への思い入れはともかく

20.0% (1 / 5)
[No.4] posted by 左門次右京

原作に思い入れがある人は多少の批判はあると思いますが、配役はまあまあだと思います。
山本耕史君ファンは軽やかな振る舞いだと感じるところを時代劇ファンは殺陣に不満のある人もいるでしょう。
個人的には白兵衛役の綿引さんやおこん役の中越典子さん、長屋の面々は好意的に見ることができました。

2007
11/02
Fri

磐音はもっと あつい

13.6% (6 / 44)
[No.3] posted by マトクワ

この小説が多くの人に読まれているのは現代人が失いつつある優しさ(特にそれは思いやりというもの)を 江戸の庶民の暮らしの中で 感じられるられるからだと思います。

TVでは 登場人物をもっともっと 人間くさい あつい人間として見せて欲しかった。
(この小説は人間のドラマです)
同じ金曜時代劇の御宿かわせみの俳優達が何か楽しげにドラマを演じているように見えるのだが 
今回はスマートな時代劇という感じで 人が生き生きとしていないのは演じる側にも何か戸惑いがあって 吹っ切れていないのではないだろうか?

それが 狙いなら仕方ないが 磐音ファンとしては 残念な ドラマでした。

2007
10/12
Fri

久々に胸にきました

91.5% (43 / 47)
[No.2] posted by 風鈴

主演が山本耕史ということで、土方のイメージを引きずってしまうのではないかと思われましたが、やはり本物になってきたなと、はっきり感じる程に、素晴らしい演技を見せてくれています。殺陣のシーンも、ただ殺伐としているだけではなく、そう生きざるを得なかった者達の悲哀を引き受けて生きる磐音の心情が伝わってきます。
江戸の市井の人々の温かさ、そして、演技派の役者が様々な色合いで出演しています。
この作品は、今、何かを静かに伝えようとしている。本当に久々に胸が温かくなりました。

2007
10/10
Wed

これは買わなくてはいけません

91.4% (74 / 81)
[No.1] posted by 空の彼方

近年の時代劇のなかの最高傑作と言っていい。音楽もいいし、なにより映像の美しさは特筆に値する。主演の山本耕史(「新選組!」の土方歳三もはまり役だった)は、この作品で市川雷蔵以来のセクシャルな時代劇俳優の位置を見事に獲得した。眼で、背中で演技ができる若手の役者は稀である。そしてなにより殺陣が素晴らしい。時代劇役者は40ー50代(ひどいのは60代)が多いので、日本舞踊のごときスローテンポの殺陣ばかりだが、これは全くスピードが違う。山本耕史は、殺陣も飛躍的に上達した(ミュージカル俳優でもある彼はダンスの素養があるので見切りがうまい)。敵役が空手や古武道に通じているタカ・コンドーや格闘技に通じている坂口拓など、異色の人材を配している。多くの女性たちの涙を誘った第9回や10回のロマンチシズムは、長く記憶に残るものとなろう。中越典子がこれほど時代劇にぴったりの女優だったとは、とか笛木優子の眼の演技のすばらしさとか、うならされる見所満載。


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