クワイエットルームにようこそ 特別版 (初回限定生産2枚組)

  • [監督]松尾スズキ
  • [俳優]りょう
  • [俳優]内田有紀
  • [俳優]蒼井優
  • [俳優]宮藤官九郎
  • [俳優]大竹しのぶ
  • [俳優]妻夫木聡

カテゴリ:
DVD (118分)
発売元:
角川エンタテインメント (2008/03/19)
定価:
¥ 4,935 (税込)
価格:
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評価: 4.0

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バツイチのフリーライター佐倉明日香は、目覚めたら真っ白な部屋で手足を拘束されて寝ていた。彼女は閉鎖病棟の中でもやっかいな患者が入れられる“クワイエットルーム”にいたのだ。この病院には、自分の髪を燃やしたり、拒食症で吐いたり、何度も閉鎖病棟から出ようとしてはがい締めにされたりといろんなタイプの病んだ人がいた。でも私はフツーなのに…。やってきた恋人に聞くと、どうやらオーバードーズで倒れて運ばれたらしい。睡眠薬の量が多すぎたのだ。明日香はずっと不眠症で、それは離婚したときから始まっていた。いったい何があったのか? 彼女は閉鎖病棟から出ることができるのか?
 “大人計画”の松尾スズキが、芥川賞候補になった自身の同名小説を映画化したブラックな味わいのコミカルな人間ドラマ。フツーの人と病んだ人の境界線を笑いを散りばめながら、病院内の人間関係とヒロインの過去を織りまぜて描く。院内の奇妙な人間関係には笑いだけでなく切なさや悔しさや厳しさもあり、そして過去を振り返ることで自暴自棄になっていた自分と向き合い乗り越えていくヒロインの姿は感動的だ。ヘビィなテーマだが決して重くならず、かといって軽いわけでもない、絶妙のさじ加減で松尾節を駆使して、人間と愛とどん底からの希望を描ききった監督の力量に脱帽! そして内田有紀、宮藤官九郎、蒼井優、大竹しのぶ、りょうらのキャストの演技も見応えありの傑作だ。(斎藤香)

2008
10/05
Sun

怪演!

[No.23] posted by 観る読む

意外に好きになってしまいました。

ちょっと苦手かもな〜、なんて思いながら手にしましたが、ところがどっこい非常によかったです。笑えたし、面白かったし、考えさせられるし、プチダークだし、見終わってすぐ忘れちゃう類の映画ではなく、残る映画でした。
「17歳のカルテ」を思い起こさせる映画です。アンジェリーナ・ジョリーの怪演がインパクト大の「17歳のカルテ」でしたが、クワイエットでは同様に蒼井優さんがものすっごい存在感を見せています。蒼井優さんを観るだけでも、一見の価値ありです。
それに負けず劣らず内田有紀さんのはじけっぷりもよかった!

おかしくて笑っているはずなのにふと泣いちゃってる自分に気づく、といったような、不思議な感覚が味わえる映画でした。

邦画の面白さってこういう作品にあるような気がします。

2008
09/13
Sat

なんとか侍

0.0% (0 / 1)
[No.22] posted by 徳島犬

流石は"比類なき鬼才"松尾ムービー。
表現豊かでとんとん拍子に進む会話のやりとりは一癖も二癖もあります。
奇想天外でいてぶっとんでいる…そんな感覚に一々愕いたり突っ込むのはタブーとしましょう。(それだけ突っ込み処満載な訳ですが…)

最後に…鑑賞後の個人的な見解を場違いで申し訳ないけど1つだけ。
この作品を"邦画コメディ"として取扱っていた地元のレンタルショップよ… 「残念」

2008
07/24
Thu

現実が押し寄せる恐怖

0.0% (0 / 1)
[No.21] posted by けんさぁん

後味は悪くない…ちゃんと主人公の色々な気持ちに区切りがついて、さあ私の未来はどうなるの?みないな感じで終わるから こういう映画は嫌いじゃない
ただなんだろう?観た後になんか引っ掛かるというか考えさせられるというか…軽く鬱にはなりました
最初蒼井優が出るから、んじゃ観るべって観たものの…優ちゃん痩せたのぅ、てか細い!アミコミゴスロリパンクチックな優ちゃん!衝撃だよ!ってそこしか観てなかったんだけど…時間がたつにつれよりダークな現実が、みたいな 大竹しのぶ本気でぶっ飛ばしてぇとか思ったり…すごい女優ですな
ある意味恐怖を感じました こんな衝撃リリィシュシュ以来だなぁ

2008
07/15
Tue

映画としてはまずまずの出来

0.0% (0 / 5)
[No.20] posted by 人間の屑

台詞のやりとりの独特のユーモラスさは松尾スズキならでは。
地味な物語のなかに一堂に会した豪華な俳優陣の演技も総じて巧く、安心して見られる。
ヒロインがすべてに決別するラスト・シーンも風通しのよい爽快感あふれるものに仕上がっている。
精神病に関しても、まあ、この手の映画としては概ねよく調べてあるほうだろう。
ただ、閉鎖病棟を舞台にしたヒロインの自己再生劇、という主題をいま敢えて描く必要性があるのかどうかは甚だ疑問。
乱暴な言い方になるが、要は病院に入って出るだけの話なのである。
きょうび、精神病院なんてだれにとってもごく身近な存在と化しており、日常光景に対する特別な異世界としては機能し得ない。
たとえば盲腸で入院した主人公が退院するまでの映画を興味深く観られるだろうか?
いまの日本においては神経症だの鬱病だの希死念慮なんてものは大安売りされており、盲腸や肺炎、水疱瘡、もっといえば風邪や下痢程度の価値しか持ち得ないのだ。
その病院に入院して出た。と言われても「ああ、そうなん。お大事に」程度の感慨しか得られないのが実際のところ。
精神病院がいまよりもっと闇に閉ざされ、精神病がタブー視されていた、三十年前なら佳作として評価されたであろう映画。

2008
06/17
Tue

友達の意見入れて星4つ

0.0% (0 / 1)
[No.19] posted by 朱音

シュールの一言です。松尾スズキワールド全開っスね。
テーマはシリアス、構成はコミカル…いやシュールだな!
でも笑えてしまう自分がいる。ドロドロさせずに軽いタッチでメッセージがきちんと伝わって来る。

俳優陣凄いです。
本当に遊び狂ってる様にも見えてしまう程自然。

私は凄く好きだったんですけど、一緒に見に行った友達2人は「気持ち悪かった」って言ってました。

まあ、そこは好みなんで。
吐くシーンとか見ると不快になる人は見ない方がいいかもね。

個人的にはお勧めー

2008
06/06
Fri

単純に面白いだけではない作品

50.0% (1 / 2)
[No.18] posted by 白熊

ごめんなさい。
面白さ優先で描かれている作品だと思ってました。

どう表現したらいいのだろうか?
ともすれば揶揄的な演出になってしまいそうな題材。
でも、この作品の演出には嫌悪感を感じない。

娯楽的な要素と、伝えたいメッセージが絶妙なバランスを保っている感じ。
どっちに転んでも、この作品の雰囲気は出ないだろう。
観てよかった・・・・そう思える作品に出合えた。

2008
05/26
Mon

それぞれの問題☆

100.0% (1 / 1)
[No.17] posted by ファミリーアフェア

セリフや演出など場面のひとつひとつにあまり他にはない面白味があり、お決まり感を感じさせることがないので、新鮮に見ることが出来ました。
また登場人物達の強いキャラと演技も見所です。

クワイエットルームは決して現実と違う世界ではなく、誰しもがリンクしうる(している)世界なんでしょうね。
それぞれの心の底で巻き起こる葛藤なり心情なりがうまく汲まれ、伝わってくる話です。
食べたくけど食べられない。食べたくなくて食べない。たしかにぜんぜん違いますよね。

ブッ飛んでたり、ヘビーな話なんですが、同時にどこかひょうひょうとした軽いノリの空気感も持ち合わせていて、妙に引き込まれるものがあります。好き嫌いが出そうなところではありますが、個人的にはとても好きなポイントでした。

ある面コミカルさゆえのマイナスもあるかもしれませんが、短絡的じゃなく引っかかりの多い、どこか他と一線を画したような興味深い魅力が響いてくる作品だと思います。

2008
05/03
Sat

内田有紀ってこんなに綺麗だったっけ?日本版「17歳のカルテ」

100.0% (5 / 5)
[No.16] posted by katsuya30

松尾スズキが監督でなかったら(原作者が脚本書いて撮るのは一番理にかなってるわけで)、本作はもっとダークなものになっていたはずだ。何せ舞台は女子の精神科病棟。ひとりひとりの演技は重く、やるせない。本作はかなり「17歳のカルテ」をなぞっている。役柄は違えど、ウィノナ・ライダーの役回りが内田有紀、アンジェリーナ・ジョリーが蒼井優にあたるだろう。蒼井優はこのために絶食したりと、相変わらずの役者魂で申し分ない名演だが、本作では内田有紀にびっくりした。こんなに綺麗だったっけ?役者としては明日香というより内田有紀そのものであり、いろんな役柄を演じるのは難しいかなあ、という感じだが、今回はバッチリはまっていた。また宮藤官九郎、塚本晋也、庵野秀明、しりあがり寿など、楽屋落ち的配役も楽しい。高橋真唯も「シムソンズ」とは打って変った難しい役柄を違和感なく演じきっていて、次回作を早く観たくなった。りょうや大竹しのぶ、妻夫木もサブキャラを嬉々として演じていたのが好感度大だった。好き嫌いははっきりしそうな作風だが、自分は結構好きである。
ただし、最後内田有紀が病院を出てくる重要なカットで、窓越しにスタッフ写りしているのは大いに残念。CG処理で消してほしかった。

2008
04/27
Sun

期待通りの演技陣

[No.15] posted by デュエット

内田有紀が上手く演じていました。
ちょっと可愛すぎるか、スタイルが良すぎるかとも思うけれど、ほらやっぱり主演女優ですからね。

オーバードーズ(OverDose)、薬物過剰摂取で昏睡状態になっていた明日香は、
救急病院で胃洗浄の荒療治を受けてから、精神科病院の閉鎖病棟へ運び込まれた。 
目が覚めたら個室で5点拘束を受けている。 わたし自殺しようとしたんじゃないわ、出してよ、え?駄目なの? WHY?!

明日香は二週間という体験入院並みのスピードで、めでたく退院の運びとなりますが、
他の患者たちと生活を共にし、彼女たちを観察することによって、
ほんとうは自殺してもおかしくないところまで追い詰められていた自分に気づきます。
ここからが明日香のエライところで、彼女は自分を再生しようと決心する。
入院前の私には戻らないぞ。

わたしは本を読んでからの映画鑑賞だったから、映画では表現できにくい心理描写も自分で補足して観ていた。
宮藤官九郎は宮藤官九郎以外のなにものにも見えなかったけれど、よく演じていたと思う。
大竹しのぶはあどけない笑顔で、りょうは無表情で、期待通りの凄みがあった。 蒼井優は周りがアクが強すぎてちょっと辛かったかな。

2008
04/22
Tue

一言では絶対に説明不可能な、松尾ワールド全開。

100.0% (1 / 1)
[No.14] posted by チェリーボーイ

ファーストシーンからもう目が離せない。最初のクワイエットルームのシーンから
怒濤のごとく物語が転がりだす。でも、全体的にゆっくり流れている、ある特殊な空気。
一言では絶対に説明不可能な、松尾ワールド全開。「恋の門」よりこちらの方がとっつき
やすい方は多いのでは?
内田有紀は捨て身のヨゴレ感、蒼井優ちゃんは存在感、大竹しのぶは経験が生み出すリアル
感で迫ってきます。
役者としてのクドカンは、やっぱりイイ!妻夫木君も、やっぱり上手い!


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