キングダム/見えざる敵

  • [監督]ピーター・バーグ
  • [俳優]ジェイミー・フォックス.ジェニファー・ガーナー.ジェイソン・ベイトマン.クリス・クーパー.アシュラフ・バルフム.ジェレミー・ピヴェン

カテゴリ:
DVD (110分)
発売元:
Universal Pictures Japan =dvd= (2008/04/10)
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評価: 3.5

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9.11テロ以後のアメリカと中東の関係を見つめた作品は数多く生まれているが、本作の目新しさは、アメリカとサウジアラビアの関係を描いた点。「アメリカとは友好的な中東」という微妙な状況が、世界の現実を映し出す。サウジの首都リヤドの外国人居住区で自爆テロが発生。死者100人以上という大惨事に発展する。現地のFBI捜査官も犠牲になったことから、同僚ら4人のFBIスペシャリストがサウジへ急行。わずか5日という捜査期間で、テロの首謀者を捕らえようとする。
 全編、手持ちカメラによる臨場感満点の映像なのだが、カメラの揺れが過剰気味のため、大画面では頭がクラクラするだろう。しかし、冒頭の自爆テロに始まり、カーアクション、銃撃戦シーンは、凡庸なアクション大作が束になってもかなわないくらいのリアルな迫力。当然のごとくテロに対するアメリカの姿勢が色濃く出ており、ジェイミー・フォックス、クリス・クーパーとオスカー俳優を揃えたFBI捜査官のヒロイズムも感じられるが、アメリカとサウジの関係を最も具現化するのは、現地の警官だ。彼の言動や運命が、観る者の心に大きく訴えてくるのは作り手の狙いか。すべてが集約されたラストのセリフには、背筋が凍ってしまう。(斉藤博昭)

2008
08/25
Mon

世論に一石を投じた作品です。

100.0% (1 / 1)
[No.26] posted by happybear0823

実際にサウジで発生した爆破事件がベースになっているとのことです。
FBI捜査官がテロに巻き込まれたことで、アメリカンスピリットな義憤にかられ、同僚のFBI捜査官4人が5日間限定で犯罪に立ち向かうというものです。
アメリカと中東との関係は9.11テロから根深いものがあり、当事国でない限り、この作品の意図する背景すべてを理解するには難しいものがあるようです。
冒頭の自爆シーンやテロリストを追い込むクライマックスシーンは、ダイナミックでスピーディーなアクションであり、特にアクティブなカメラアングルが巧妙で、迫真のドキュメンタリーチックな作品に仕上げています。
エンディングでは、余韻が残り、問題解決に至っていないことに一石を投じているように感じました。

2008
08/19
Tue

そんなにヘビィーではないのでは?

100.0% (2 / 2)
[No.25] posted by Sota-Sota

確かに、冒頭のテロシーンやラストの銃撃戦は、迫力があり、見応えがあります。
しかし、他の方も述べられていましたが、敵はバンバン面白いぐらい撃たれるのに、味方には、ちっとも当たりません。
なんかゲーム、というか、『ランボー』を観ているみたいで、ちょっと興醒めしちゃいました。「FBIって、そんなに強いんですか。」って、思わずツッコミたくなりました。
味方もバンバン死んで、戦いの不毛さを伝えて欲しかった。
そういう点では、全然リアリティーを感じませんでした。

それと、アメリカ内部のゴタゴタは、この映画を通して、よく分かるのですが、その他の現実の伝え方は、アメリカ中心の考え、ご都合に偏り過ぎているように感じました。
ラストも、「当たりメェーだろッッ!いつまで正義の味方気取りなんだよ、お前らはッッ!」
っと、正直イラッときました。

結論として、この映画は全然ヘビィーな作品ではありませんでした。
他にも、いくらでもヘビィーで現実的な作品は沢山あるので、そういった作品を観たいと考えている人には、この映画は正直おススメはできないと思います。
迫力あるアクション映画を観たいと考えている人には、おススメです。

2008
07/24
Thu

迫力ある銃撃と不気味な違和感

100.0% (1 / 1)
[No.24] posted by いんてきふこ

フィクションというのはわかるし、アメリカの映画だからあんなすざまじい銃撃戦の中でもFBIの人間は一人も死なずに、死んだのは現地のテロリストと警官?だけというのもわかる。それを差し引いても、迫力満点でストーリーもびっくりするくらい最初から最後まで引きつけられた。
このタイプの映画では珍しく興奮してしまった。特に一番最初の爆破シーンは一瞬何が起こったのか…と自分でもわれを忘れるくらいインパクトがあった。
家庭のテレビで見てあの迫力だと、映画館では実際にテロが起こったと勘違いするのではないか?と思えるくらいすごかった。

アメリカとサウジアラビアは国として表面上はうまく行っているように装っているが、やはり宗教上の対立は根強く、国の事情より個人や所属する派の影響を優先させてしまう。

一番最後のセリフは尾を引きます。たぶんあのような言葉が日常茶飯事に口にされていて、なおかつそれを実行しようという人たちが日夜別の意味で努力をしているのだろうと思うと、ぞっとする。

しかしアメリカはやはりいらん事をしすぎではなかろうか。文化の違いなどは認めてあげて、世界全部をアメリカにするというようないらないおせっかいはやめた方がいいように思う。すべての根幹がそこにある気がするのだが。(戦争しないと国の産業がやっていけないという事情もあるのかもしれないが…)

久々に「映画だ〜」という感じの映画でした。

2008
07/20
Sun

買って損は無い

0.0% (0 / 1)
[No.23] posted by とろろん

5.1CHのサラウンドシステムでぜひ鑑賞してください
襲撃シーンは見所です
英国版HD DVDでは日本語字幕で発売されました
早急にBDでの発売も期待します

2008
07/16
Wed

テロリズム批判、なんでしょうが。

0.0% (0 / 2)
[No.22] posted by skywalker70

どんぱちは純粋に楽しめる。
しかし、ひとごとじゃない映画の背景に思いをはせる時、アクションシーンを楽しむだけで映画を観終わることは許容されない。
最初に思い当たったのは、「テロリズム批判」としてのメッセージを読み取るという見方だ。テロリズムによる憎しみの連鎖、憎しみが憎しみを生み、その憎しみがまた・・・その溝の深さに気が遠くなる。
FBIエージェントとサウジの警察官がともにテロに立ち向かう過程でうまれた絆は美しいが、しかしその「テロリズム」の困難を克服する可能性として読むには脆弱すぎるだろう。その美談は逆説的にテロリズムに係る困難のあまりの大きさを映し出すだけだ。
この映画は「テロリズム=悪」という図式から出発している(もちろん悪いんだけど)。しかしどうせなら、テロリズムを生み出した世界的・歴史的構造にまで批判の矢を届かせてほしかった。それだとテーマ変わっちゃうかな。

2008
07/14
Mon

社会性と娯楽性のバランス

50.0% (1 / 2)
[No.21] posted by Captain Sopek

協力することになるサウジ側の将校に、「パラダイス・ナウ」で自爆テロの指導者を演じていたアシュラフ・バルフムを充てたことでもうこの映画は勝ったも同然。むろん、爆破事件、サウジと米政府中枢との癒着、主人公が事件を知った場所、すべて現実の米国を徹底的に皮肉っていながら、一見アクション大作のように見せ、なおかつこれだけの短い時間でまとめる、という監督の手腕は見事という他ありません。主役のジェイミー・フォックスも抑えた演技で、ウィル某とは対照的な実力を発揮しています。「未来永劫解決しない問題」という本質をラストに凝縮させたのも洒落が効いていていいでしょう。ただ、いくら社会観のコントラストを浮き上がらせるためとはいえ、中東に女性とユダヤ人の捜査官を派遣するというのは、いくらなんでもあり得ないので☆1つ減。

2008
06/29
Sun

難しい

0.0% (0 / 7)
[No.20] posted by ハム太郎

私は、好みじゃありませんでした。笑いなし大真面目なFBIものが好きな人は、好きなんじゃないかな? 難しすぎで途中眠くなったし…

2008
06/28
Sat

「中東唯一の同盟国」の微妙な立場が伝わる作品。

0.0% (0 / 1)
[No.19] posted by 臼井健士

世界一の産油国であるサウジで現地滞在の米国人を狙った自爆テロ事件が発生。多くの犠牲者が出ることになる。

米国側は当然に犯人逮捕のために「FBI」を送り込みたがるのだが、政治的な理由から表面的にはサウジは拒否。捜査官たちは納得がいかない。

政府高官のスキャンダルを利用して半ば「脅し」のような理由で5日間だけの捜査権を得た。
腕利き捜査官4名が現地入りするが・・・・宗教上の理由・風習の違い・言葉の違い・外国人に対する差別意識等が立ちはだかり、捜査はようとして進まなかった・・・・・。

やがて、犯人の手掛かりに辿り着いた捜査官たちに襲撃の手が伸びる・・・・。

・・・・米国はなぜ「イラク」「イラン」には悪の枢軸国などの蔑称を用いてまで強硬な態度を取りながら、未だ「王制」を敷き、平等などとは程遠い一部権力者たちの富の独占が続くサウジアラビアの状態については何ら言及しないのか?

それはサウジが「世界一の産油国」であるということと密接に関係していると思われる。
米国は世界最大の「石油消費国」でもある。と、同時に米国内でも石油の埋蔵量はかなりの量があり、本来なら自国で消費する量は自国内で賄えるはずなのだが、米国はそれをせずサウジからの輸入に頼る。

米国には有事の際に備えて、自国内の石油は出来うる限りの量を備蓄しておきたいという思惑がある。
そうなると、サウジとの関係を今後も悪化させるわけにはいかない。
それゆえの前述の「大きな矛盾」がある。

「世界の王」と胸を反らしても、お気に入りに甘い君主に従う臣下はいないということ。
米国の驕りと矛盾を示唆した作品だ。

2008
06/09
Mon

何を訴えたいのか?

42.9% (3 / 7)
[No.18] posted by 怪物太郎

マイアミバイスや「HEAT」、マイケル・マンの作品は好きなのですが、この映画は好きになれませんでした。
出ている俳優もジェイミー・フォックス、ジェニファー・ガーナー、クリス・クーパーと主役でも脇役でもなんでもOKな実力派をそろえているものの、全然光っていません。
確かに最初のテロの大きさは想像以上でしたが、それ以後は陳腐な内容でした。特にクライマックスの銃撃戦は、FBIチームはどんなに連射されても玉の方から避けていきます。説得力が全くありません。同じ銃撃戦で「HEAT」の場合は特典でも言われていましたが、警官は圧倒的な抵抗を食らった場合弱点がある点や、武器の違いもあり、警官に不利だったのは説得力があったのですが、武器・人数・地の利を考えてもここまで現実味の薄い銃撃戦はありませんでした。
ストーリー展開も予定調和的なストーリーでしたし、最後の落ちも希望を与えない陳腐なものでした。
またサウジの実情を伝える場面も最初の出だし以外は余りにもアメリカ中心的な思想に基づいているためがっかりしてしまいました。この点では「シリアナ」の方が余程中東問題ではフェアな映画だと思いました。

2008
06/08
Sun

キングダム/見えざる敵

25.0% (2 / 8)
[No.17] posted by anne4

みなさんのレビューを見て期待していたんですが、正直、おもしろくなかったです。論理的に筋が通ったストーリーになっていなかったことが原因だと思います。
私は、銃撃戦のシーンはきらいじゃないので、期待していました。銃撃戦のシーンは、さすがに迫力はありましたが、迫力だけで、やはり、おもしろみは感じませんでした。
テロの後のシーンなどは、お金がかかっているなぁと思いました。残念な作品だと思います。


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