- [アーティスト]デフ・レパード
- [アーティスト]ティム・マッグロウ
- カテゴリ:
- CD (47分)
- 発売元:
- UNIVERSAL INTERNATIONAL(P)(M) (2008/05/21)
- 定価:
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期待はしていなかったが!
彼らの表紙が目当てで1988年10月号から某メタル誌を購入するきっかけになったほど、当時大好きだったバンド。しかし近年パワーダウンは否めなく、前作「X」は正直失望しました。そんなこともあって今回は購入見送りしようかと思っていたのですが、やはり気になって購入したのです。聞いてみると前作のように「売れたい」感じが前面に出ていなくて、いいかんじに自分達の音楽を取り戻すことに成功している好盤だと思います。
流石の一枚
これまでとの大きな違いは作曲クレジットに現れている。共作がティム・マッグロウのゲスト参加した2以外、皆目見当たらないのである。メンバー個々が持ち寄った曲〜ツアー中に作られたものが多いらしいが、これらをそのままレコーディングした事で、楽曲がシンプルかつ、焦点が定まった感じに仕上がり、功を奏したと言えそう。
楽曲は実に多彩で、グラム調の3、QUEENを彷彿とさせるコーラスをフィーチャーしたドラマチックなバラード4、初期を思い出させるアップビートのロックンロール9、ダイナミックな11と新鮮さを披露しつつ、DEF LEPPARDならではのコーラス・ワークで構築されたその他の楽曲で構成された会心の一枚といえる。ハード目な1、6、10は"Slang"を思い起こさせたりもする。
ギター・プレイがフィーチャーされているのも大きな特徴で、1、9ではフィルとヴィヴィアンのギター・バトルというこれまでありそうでなかった場面も用意されている。凄いのは、これだけ聴き所を用意しながら、収録曲のほとんどが3分台でまとめられているところだろう。
唯一気になったのがJ・エリオットのヴォーカル、肝心な部分では得意のハーモニーを使っているので、そんなに気にはならないが、少し声が衰えたのは否めない。アップビートの9では、バックが元気なだけに特に気になった。
私はDVD付を買ったが、収録曲についてのコメントではヴィヴィアン・キャンベルがギターを手にとって実演してくれるなど、なかなか面白い内容になっている。
ハードロック回帰
「Pyromania」以降、常にセールスを意識した曲作りで、どのアルバムも近年は窮屈なところがあり、またハードロックからどんどん遠ざかっていく感があったが、前作「Yeah! 」が本来のロックバンドとしての姿を取り戻すきっかけになったのでは。個人的には、より完成度の高い「Retro Active 」という印象を持った。全ての曲がコンパクトにまとめられいるが、密度が濃いものなっている。特に、今回サブとヴィヴの曲が印象に残る。また、優れた2人のギタリストがいながら、今まで絡むことが少なかったが、今回は存分にフィルとヴィヴのソロが絡んだ曲もあり、まさにハードロック回帰なアルバムになっている。 もう過去のアルバム云々でなく、これからはこの路線でどんどんやってもらいたい。特典のDVDは、これも珍しく、フィルとヴィヴ(ジョーは音声だけ)二人の解説が中心で、あたりまえだが、二人とも仲がいいところが垣間見えてよかった。
過去の優良作品との比較では★★★★ですが・・・
High'n 'Dry ★★★★☆
Pyromania ★★★★☆
Hysteria ★★★★★
Adrenalize ★★★★
・・・という評点が頭にある小生には、当該新作の実質的評価は★★★★が妥当と思っていますが、2008年に至って、このレベルのNewAlbumが出せるLeppsに★★★★★提供したいと思います。一曲一曲を聴く限り、もう少し曲の構成を練りこめば、上記の名作群に比肩する水準のAlbumになるのりしろが残されている点が悔やまれますが、それでも駄曲がないのが何よりの高評価Point。Nine LivesにAnimalっぽいPopさを感じさせるところも嬉しい。30代後半〜40代前半のLepps Fanで、同時発売紙ジャケしか購入していない諸兄ももう一度Shopに足を伸ばしてご購入をお薦めいたします。フィルもヴィヴィアンも元気なソロパートも久しぶりに聴けますしね。リックアレンもほんまに片腕なんかと疑うほどに驚きの連打のプレイを披露している。
Sound Productionは全然ダメ!最近流行りの傾向なんでしょうかね、音圧上げまくって透明感や分離感なんざまったく考慮していない。携帯機器が主戦場になってしまったが為の弊害なんでしょうか?紙ジャケCDのNon Remaster CD の方がよっぽど良いSound Productionです(20年以上前のNon Remaster音源なのにネェ)。この音源をSHM-CDにしたところで意味あるんでしょうか?SHM-CD肯定派の私ではありますが、このSound Productionには猫に小判でないかと・・・(現代的Sound Productionにするにしてもトレバーホーンプロデュースのt.A.T.u. / 200 Km/H in the Wrong Lane のようなGoodなんですけど!!)
良い。
SHM仕様とかDVD付とか売りにしなくともこの音だけで十分ではないかと聴いていて思う。
楽曲の良さはもとよりアレンジ構成が過去の傑作をもしばらく忘れさせてくれそうな作品だと感じた。
昔の作品に似た所もあるが殆どが新デフレパード作品だと言える。
全体にエネルギーに満ちていてハードロックバンドらしさを取り戻した感じだ。
少なくとも今作、私には飛ばしたい曲は皆無と言いたい。
ベストアルバムよりベストしている。
ライブのセットリストをこのアルバムから多く使っても不満などないのではないだろうか。
やはり音楽的欲求を満たしてくれるのは彼らだけ(?)なのだ。
私がやりたいこと聴きたいものは彼らがやってくれる。
素晴らしいブレンドで世界一味わい深いハードロックバンドだ。
ライヴバンドとしてのノリが決め手
マネジメントを移籍して以降、スタジオフリークから一転、北米、欧州を中心に長いロードをこなしてきた彼らが出した久々のアルバムだけに、非常にミュージシャンサイドの欲求から作られた感じが強い。
共作曲よりも単独作曲が多いのも、良い意味で個々人のエゴが前に出ている証だろう。サウンドに彼ららしさはシッカリあるが、それはサウンドそのものの厚みだけで、アレンジはずいぶんと刹那的であり、ライヴっぽい。メロディの煽情度がそのぶん犠牲になっている印象は感じる。(往年のメロウさはTrk5あたりが白眉であり、失われたわけではない)
総じて言えば若々しさが戻った点は高評価だが、全盛期に比肩するものではないなという印象。(個人的には雑誌「BURRN!」の評価は高すぎだと思います)
1曲1曲のコンパクトなまとまりも含め、アルバム単位で聴かせようという思いが「サージェント」を意識したジャケットにも見て取れるが、デラックス・エディションには、この豪華なジャケ写真がどこにもないのがちょっと残念だった。(私は雑誌「BURRN!」の広告ページを切り取って保存しました)
DVD映像も興味深い内容だったので、ファンなら必見。
ロックなアルバムに帰って来てます。
「〜IA」のアルバムには及びませんが、前作「X」とは雲泥の差ではないでしょうか?
何が良いのか?
このアルバムは『ハードロック・ギター・アルバム』になっているからだと思います。
フィルとヴィヴがかなり前面に出ていて
ジョーの歌に負けてないし、LEPPSらしさのあるコーラスとも
対等に渡り合っているし。
“ゴキゲン”なナンバーが沢山あって気持ちイイです。
SHM-CDの良さはあまり実感できませんでしたが
DVDのインタビューや各曲のコメンタリーは興味深くて+αの要素大有りです!
通常版より絶対こっちがおすすめです!
久々のオリジナルアルバム。
前回「X」が2002年その次が2006年でしたので
前のアルバムはカバー集でしたのでまあ、本人たちの作曲としては
6年振りですかね。正直すでに「X」辺りから彼らが大人になって
ロックなアルバムというよりアダルトな感じになた上、前回のカバー集も
別に悪くはないけど何回もリピートして聴くのは厳しい。
今度こそ彼らに「EUPHORIA」や「PYROMANIA」さすがに「HYSTERIA」みたいな
奇跡的なものは作れないにせよ、ロックなアルバムにしてほしい。
彼らを愛し続けるにはこういうサウンドを作ってもらわないと・・・。
じゃないと「もうツアーだけしてアルバム作らなくていいよ」みたいな
ことになっちゃう。
でもやっぱりコレクターだから買っちゃうんですよね。
