- [俳優]カプッチルリ(ピエロ)
- [アーティスト]リッチャレッリ(カーティア)
- [アーティスト]ギャウロフ(ニコライ)
- [アーティスト]メリーギ(ジョルジュ)
- [アーティスト]サッコマーニ(ロレンツォ)
- [作曲]ヴェルディ
- [指揮]ファブリティース(オリヴィエロ・デ)
- [演奏]NHK交響楽団
- カテゴリ:
- DVD (146分)
- 発売元:
- キングレコード (2008/06/04)
- 価格:
- ¥ 4,725 (税込)
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これぞイタリア・オペラ
日本初演公演の記録です。
やはりカップッチルリは素晴らしいです。
小柄なのにとてもよく響く声、それに知的な歌いっぷりに大感動です。
主役では唯一イタリア人でないギャウロフも、これもびっくりする歌唱です。
これだけ響くバスの歌手、実際に舞台で観てみたかったです。
この二人のデュエット、プロローグと最終幕の両方にありますが、
とても渋い響きでありながら、これぞイタリア・オペラという感じです。
若いリッチャレッリもとてもすごい声を聴かせてくれます。
ただ若いこともあってか、カップッチルリとの二重唱での大幅なテンポ遅れや、
終幕のコンチェルタートでの歌い忘れと、うっかりミスが多いのが残念です。
1幕最初のロマンツァも、少しメロディのフォルムが崩れているのが残念です。
でもさすがのリッチャレッリ、アクートもソット・ヴォーチェも最高です。
ガブリエーレのテノールとパウロのバリトンは知らない人でしたが、
どちらもイタリア歌魂を強くもった人で、すごく感銘を受けました。
特にパウロは明るいバリトンで、カップッチルリとのコントラストもあり、
まったくひけを取らない歌唱が素晴らしいです。
問題は録音・録画技術だと思います。1976年だと、もう少しましでもいいのでは?
特に録音にはげんなりします。ステレオといいながらほぼモノラルで、
勿論独唱は一緒くたになって聞こえてきます。
演出は当たり障りなく、鑑賞を妨げるものではありませんが、
終幕でのシモンの死に方があまりに壮絶で周りの人が無慈悲なのには笑っちゃいました。
でも何より、この数年後のスカラ座の引っ越し公演のビデオの販売を望みます。
フレーニはやっぱり素晴らしいし、ストレーレルの美しい舞台も、
アッバードの切れる指揮もスカラのイタリアの音も、
この公演記録をはるかに上回ると今回再確認してしまいました。
