- [アーティスト]Beck
- カテゴリ:
- CD
- 発売元:
- Iliad / Hostess (2008/07/08)
- 定価:
¥ 1,579 (税込)- 価格:
- ¥ 1,731 (税込)
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ディスク1
- Orphans
- Gamma Ray
- Chemtrails
- Modern Guilt
- Youthless
- Walls
- Replica
- Soul Of A Man
- Profanity Prayers
- Volcano
やっぱり王子はやるなぁ
タワレコで視聴して即買いしました。
音の質感や雰囲気が素晴らしい。デンジャーマウス(FROMナールズ・バークレイ)と組んだのは正解だったと思います。60年代サイケを意識しているとのことですが、とても現代的な音。昔の音楽のエッセンスを取り出して現代的な音に仕上げるセンスの良さはさすがですね。やはりこの人は天才と呼ぶにふさわしいのではないでしょうか。
長さが30数分というのも丁度良い感じですね。これくらいの長さだと集中力が持続するので、ダレずに聴けます。
個人的なことですが、BECKのCDを購入するのは「オディレイ」以来2枚目。つまり約10年ぶり。視聴等して常に音はチェックしていたものの、何となく買うには到らなかったんですが、今作は視聴してすぐにハマりました。今秋のヘビロテになりそうです。
予想外にグッド
アートワークを見て、ついにベックも老け込んじゃうのかな〜なんて妄想してましたが、
とんでもない。
キャリアの過度期に素晴らしい作品作ってくれました。
確かにより一層地味です。時間も短い。
でも、その枯れた感じがいい方向に進んでる進んでる。
タイトルトラックなんて、オシャレでかつ政治的かつハミングが泣ける音楽かつちょっとラップ、という、
まさに彼にしかできないようないい仕上がり。
童顔な美男子は年取ると残念になる、って定説はベックには当てはまらないですね
引き算ではない。圧縮というシンプルさ。
タイトでクール。
その奥からヒシヒシとしたテンションが伝わってくる傑作。
殺気と気だるさが異常なテンションで閉じ込められている。
このアルバムに”削ぎ落とされたシンプル”という言葉はふさわしくない。
膨大な情報を一気に圧縮したかのようなシンプルさがここにある。
前作インフォメーションでやっと自然体に解放されたBECKの音楽(情報)を、
一気に圧縮したのがこのアルバム。
情報量はそのままに、演奏時間は約半分。
BECKが試みた実験はとても刺激的だった。
もともと多種多様な音を盛り込む手腕に長ける彼だからこそ
活きる手法に違いない。
次回作が早くも楽しみになりました。BECKはやっぱりすごかった。
驚き!凄い!いい!
ベックの作品を購入するのは、実はこれが初めて。全体に派手さは無いが、グイグイと引き込むこの人の魅力と一体何かを考えつつ、ここ数日すっかりヘビーローテーションのCDに加わった「MODERN GUILT」。味のあるヴォーカルはいうに及ばず、ベックの強さとはやはり音楽性の幅の広さなのでしょう。ロック・ジャズと多くの音楽要素をしっかりと吸収した玄人肌のセンスと楽曲の良さは、思わず魅了されずにはいられない。無駄な音は省きシンプルな音作りが、リスナーを飽きさせず、裏切ることがない作品に仕上がっている大きな要因なのであろう。
ベック00年代の代表作
まずは35分足らずの収録時間。
もう少し聴きたいという聴き手の飢餓感を煽るかのような短さは
昔々のアナログ盤時代でも割と短い部類に入るのでは?
しかも10曲ぴったりの収録曲数にも何がしかの意図を感じる。
どういう経緯でプロデュースを引き受けることになたのか不明だが
今旬な(?)デンジャーマウスをプロデューサーを起用するあたりは
嗅覚が鋭いと言うべきか。
余分なデコレーションをことごとく排除し、結果として完成した本作は
『オディレイ』の呪縛から解き放たれたと確信させられる、00年代のベックを代表する傑作です。
ローファイ的でモダン☆
音は骨太で、どこかヴィンテージライクな大人の古着屋さんといった空気感。
まるで無駄なく、とても洗練されているので、モダンな印象さえあるように思います。
トーン自体は暗く地味めなんですが、全編通して動きのある重いビートが肝になっていて、気だるくもダイナミックな感じではないでしょうか。
個人的にいうと最近のBeckの作品の中では一番新鮮に入ってきた作品でもあり、またBeckらしい作品だとも思います。
よくまとまっていて、ある意味お洒落でもあり、逆にいうと不器用な勢いといったものはないですが、かっこいいという点では申し分なくかっこいいと思います。
クールで渋い味わいがありますね。
聴き込んでいきたいです。
Beck初心者による感想
今まであまりまともにベックの作品を聴いてこなかった私だが、myspaceで2曲(OrphansとGamma Ray)を視聴して気に入ったので、購入してみた。
素晴らしい傑作だ。
ベックの'90年代のアルバムは良いには良いが、'00年代のリスナーの耳にはサウンドの分離が悪いと言うか、何となく平面的な感じがしないでもない。
その点、今回ベックがデンジャー・マウスとのコラボを試みたことはサウンド面での充実をもたらしたのではないだろうか。
デンジャー・マウスの才能は疑いの余地が無いが、アクの強さ故に彼がプロデュースした作品の中にはミスマッチに思えるものも少なくない。
だが、この「Modern Guilt」では、彼の十八番である硬質で重たいビートとベックの作風とが素晴らしいマッチングを見せている。
ただ、どれもこれも、ベック本人の幅広い音楽的素養と素晴らしいソングライティング力があってこそである。
アートワークもどこかジャズ風でクール。
このようなジャケットのレコードが机の上に無造作に置かれていたりしたら、部屋中が洒落た雰囲気に包まれるというものだ。
ベックのロック
全体的にビートが重たい。それなのに思わず体が揺れてしまうようなロック。
ちょっと聴いただけではオディレイやミッドナイトバルチャーズと同じミュージシャンだとは思えないほど茶目っ気がない。純粋にかっこいい。だけど無性にやるせなさが漂っている。
質感的にはメロウゴールドとインフォメーションを足して2で割らない感じ。
34分という短時間な内容も、インフォメーションからの情報過多な現状への反骨精神かも。
これがベックのロックか。
やりたい放題
まさにやりたい放題なのである。
かつてはこういうアバンギャルドなミュージシャンは多くいたが、近頃はリスナーが保守的になってきたのか、BECKのような自由奔放でなおかつ受け入れられる人は少なくなったように思う。優秀な若いミュージシャンは沢山出てきているが、どこかキャッチーな部分がしっかり押さえられていて、マスコミにもそうした部分を中心とした取り上げられ方をされてしまう。
本作は隙が無いくらいワイルドなので、今後どう評価されるのかが楽しみである。今の時代にやりたい放題のBECKはある意味恵まれた環境にいるのかもしれない。
