- [アーティスト]鬼束ちひろ
- [その他]坂本昌之
- カテゴリ:
- CD (12分)
- 発売元:
- UNIVERSAL SIGMA(P)(M) (2008/08/06)
- 価格:
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ディスク1
- 蛍
- HIDE AND SCREAM
これがロックだ
正直、鬼束さんには今まで全く興味がありませんでした。
しかし、こないだのRock in Japan 2008の"蛍"と"Dream On"のライブを目にしたとき、
『嗚呼、この人はロックなんだな。こんなにも凄まじい熱を持ったロックシンガーなんだな。』と思い感動いたしました。
歌唱力も演奏も作詞作曲も周りの声も結局どうだっていいんです。
あの人はただ叫びたいだけなんだ。
鬼束さんには末永く続けて、心を叫んでいて貰いたいです。
だって今のジャパニーズロックに叫んでる人がいないから。
歌詞に少々ひっかかりが〜
確かに歌声は美しい。
しかし何度も聞いていたら、歌詞にひっかかる点があり、聞いても気分がのれないことに気づいてしまいました…。
私は鬼束さん好きです。でもこれは…。
それは、歌詞のすべてが「貴方」という「人」の修飾語になってしまいかねないところがあるという点です。
高らかなサビが、鬼束の心の叫びではなく、「貴方」というそれを教えてくれた、私(椿)にとっては見も知らぬ「人」なのではないか。
こう思ってしまっては、この歌にはのれませんでした。
映画には合っていたのでしょうか。
「貴方」から私はそれを知った、という「私(鬼束)」が主語の歌詞だったら良かったのですが、最後が「人」では…。残念です。あくまで私個人の意見ですが。
ファンの方、申し訳ない。
私もファンなんですが…。
見せかけの歌姫という者達が及ばない境地。
今現在、アマチュアの延長のようなカラオケ・ボックス世代のアーティストとしても自立した1人の人間としも大人でなく、コトナの幼い少女が、歌姫などと持て囃されBGMのような無機質な音を流し続けている。本来、歌は人の心の琴線に触れ感動させ、人の心を揺り動かすものである。今現在、本物の歌い手の1人である鬼束ちひろは、衝撃的なデビュー以来巷に蔓延している偽りの歌姫とは全く無縁の本物の詩い手として、数々の困難を乗り越え、後世に残る名作、蛍を作りあげた。この作品を聴いてみれば、今流行りの軽々しく使われている歌姫という言葉が虚しく思える。本物が少ない現在、本当に本物のアーティストであり、作品である。素晴らしい歌い手である鬼束ちひろに感謝。
鬼束ちひろのニューシングル!
今思うと、A&Mに移籍して「育つ雑草」をリリースした直後に休止、
それからとても長い時間が流れたんですね。
もう活動再開から3枚目のシングルですが、
私はなぜかこの作品を聞いてやっと「帰ってきた!」と言う実感がわきました。
正直、私は前回のアルバムは少し物足りない感じがありました。
僕等〜はとても好きなんですけどね。
しかし、この曲を聞いて次のアルバムに今から強い期待を感じます。
個人的には1stが最高傑作だと思っていましたが、
次のアルバムはそれ以上の名盤と言える作品になる気がします。
復帰後大分曲が大人しくなった印象があり、少し不安があったのですが、
やはり鬼束ちひろは素晴らしいアーティストだと再認識させられる名作です。
自然と涙が溢れる名曲。
美しい歌声、メロディ、そして歌詞…鬼塚ファンとしては復活ではなく、
原点復帰のような作品。かつて「月光」を初めて聴いたときにも同じ
ように涙が自然と流れました。この曲はその感動の再来。
「おかえりなさい」と無性に言いたい。
愛と死
「蛍」は映画「ラストゲーム 最後の早慶戦」主題歌。
愛と死の歌だそうです。
謳い文句にあるように、壮大なバラード。「Castle・immitation」みたいにオーケストラではないけれど、楽器の数が少ない分、彼女の声が際立つ。
「Sign」から後、時々俯瞰的なものの見方で曲を書くようになっているけれど、本作もそうで、その分共感し易いと思います。
蛍は何の暗示か、鬼束さん自身も分からないと言われてましたけど、私は命の象徴かと考えると切ないなと思いました。
鬼束ちひろ完全復活、新たな進化を見せてくれた一作。
ファンは勿論、しっとりとしたバラードを聴きたい方にもオススメです。
ドラマチック!
「あえて小説を書くようにして書いた」と鬼束さんが仰っている通り、物語を感じさせる曲だと思います。
映画のタイアップ曲になっているわけですが、まるで楽曲自体が一つの映画の様な、そんな深い奥行きを感じさせます。
とてもドラマチックに仕上がっていて聴き応えがありますね。
こういった独特の世界観を創り上げ、沢山の人に向けて表現できる力には相変わらず只々感心させられるばかりです。
蛍という曲名の影響かもしれませんが、和のテイストを感じるのは私だけでしょうか。
これまでの鬼束さんの曲からは何となく洋の印象を受けていたんですが、
この蛍という曲からは和な雰囲気、夏の終わりの様な何ともいえない哀愁を感じます。
なんだかそういった部分にも新鮮な印象を受けました。
人が生きる上で感じる儚さを蛍というモチーフに託し、歌い上げている様は実に見事だと思います。
映画の内容にもとても良く馴染んでいるのではないでしょうか。
心の深奥に抱かざるを得ない孤独、虚無感を、そっと赦される心持がした。
日々を何気なく過ごしてゆく内に、ふと世の色々な事柄に目を伏せがちになっていたり、
意識的に霧散させてしまおうと、頑なに心中に閉じ込めようとしている感情がある。
氏のこの楽曲を耳にすると、無意識に心を戒めている楔から解き放たれる思いがしました。
似通った感想は、氏の過去作品群においても確かに感ずるところはありましたが、
今回の作品に際して感じたそれは、過去のものとは明らかに趣が異なるもののよう思ったのです。
この歌には世を苛み、憂うような負の要素は感じられない。
「私から見える世界は、こんなにも美しいのです」というのでもなく、
筆者独自の自動筆記からなるような、独りよがりな表現もまた、微塵も存在しない。
ある特定の共感を喚起するものではなく、遍く人々に等しく与えられる歌だ。
そこにある氏の美しい歌声に身を委ねるだけで、ああ、人生はそんなに悪いもんじゃないなと思える。
この楽曲は氏の過去最高の人生の賛美歌であると共に、
あたたかな優しさに満ち溢れた、儚い生命たちへの鎮魂歌でもあるよう思います。
戻ってきた、鬼束。
everyhomeなどこれまでに活動再開してからの曲はいくつか出てきましたが
これは本当の意味で鬼束ちひろが帰ってきた、と感じました。
声も何もかも、ああ、鬼束だ、としみじみと感じてしまいます。
特に2サビの歌詞が本当に好きです。泣けます。
月光などに並んで、彼女の名曲になること間違いなしの一曲です。
才能、爆裂。
これは、凄い。確かに、名曲。『月光』あるいは『流星群』以来の、名バラードだろう。哀しさの中にも、決して消えることのない《希望の光》を、これ以上ないくらいリアルに感じた。これは、単なる過去のリピートではなく、鬼束さんが作り上げた、新たな《ステージ》なんだと思います。鬼束さん、最高の名曲をありがとうございます。感謝。
