- [監督]リチャード・マーカンド
- [俳優]ドナルド・サザーランド
- [俳優]ケイト・ネリガン
- [俳優]イアン・バネン
- [俳優]クリストファー・カザノフ
- カテゴリ:
- DVD (112分)
- 発売元:
- 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2008/09/05)
- 価格:
- ¥ 1,490 (税込)
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戦争、Spy、Suspenceと色々な見所あるけれど、やっぱ男と女の愛の物語ですよ、これは
27年前に確か試写会で観たとき(大学2回生)は普通のSpy Suspence物としか印象がなかったのですが
DVDで久しぶりに観てみると、『こりゃ大メロドラマだったんだ』と改めて気付いた次第です。
47歳になれば、流石大人の『眼』でもって映画を観る事が出来ると、自分自身感心しました。
で、Storyですが、一応Suspence物としての体裁を取っているので、詳細Reviewしちゃうとマズイですよね。
大まかな粗筋は、第二次大戦中の独逸軍の『針』と呼ばれるSpyが連合国軍の上陸作戦の拠点(勿論ノルマンディー)を
事前に察知し、それを総統へ伝えるために嵐の夜、小さな船で出航したのですが、当然遭難。
漂流した場所がHeroineケイト・ネリガン一家が住む孤島で、ケイトの看病もあって元気になる『針』。
事故で両足を失った元軍人の夫に愛されないケイトは『針』の男らしさ、優しい言葉にフラフラとなって、関係を持つ。
そして2人は愛し合うようになるのですが、『針』は連合国軍の上陸拠点が何処なのか早く総統へ連絡しないといけない。
そこから、Suspence要素がふんだんに盛り込まれた見せ場が訪れるわけですが、
いやー、ケイトが美しい事、この上ない。
撮影当時31歳にしては、ちょっと老けてるような気もするのですが、美しいんですよ。
ハタチの時と47歳の今では、女性を見る『眼』が違うのかなぁ。
ドナルドさんってまともな恋愛物に主演した事ないはずなので、この作品が唯一の愛を語る役柄だったんでは。
似合う似合わないは観る側の主観によって大きく左右されるでしょうが、やっぱりあの顔ではキツイかな。
撮影当時47歳ですから、今の私と同い年。うーん、物凄い差だ、哀しいけれど...
このメロドラマも所詮は不倫関係なんで、観ている側としては余り良い気持ちはしませんが、あのSituationでは致し方無し。
いくらComplexを抱えているとはいえ、あんな綺麗な妻を無碍に扱う夫はアキマヘン。
皆さんも気をつけましょう。奥さんには愛情を持って接する事を忘れずに...
ケイト・ネリガンの美しさが光る佳作
ドナルド・サザーランドの代表作と言っても過言ではない、良く出来たサスペンス映画。でも、忘れてならないのが寂しい人妻を演じたケイト・ネリガン。日本では出演作の公開が少なく、余り知られていないが、彼女の気品のある美しさは絶品!大きく、美しい胸を存分に見せてくれるラブシーンも忘れられません!
Finding a needle in a hay stack
There are not enough stars to describe this movie. As with any movie, if the entire book were portrayed, the movie would take eight hours. Therefore they could only show the relevant parts and had to do some voice over action to explain the missing logic. But they did not change the plot or the essence of the plot. And I would not think in a million years that Donald Sutherland would be picked to play Henry Faber. Yet now that I see the movie, He is the only person that could be believable as an attractive aloof German spy. Where did they find Kate Nelligan, who played Lucy so well? The island "Isle of Mull, Scotland, UK" looked just like the book. I am glad this is on DVD, as the as tapes tend to ware out.
Hitler must ultimately decide what threats are real and when. He relies on the one man he knows can accomplish the task of finding out the truth by sending him to England. The Needle a deep cover spy who is so confident that he does not let the intermediate folk get in his way.
Will he be discovered? First they have to believe that he actually exists. Then they have to find him. If they can find him, can they stop him?
The story line is intriguing. Yet it is the people interaction (loyalty, love, and credibility) and the attitude of "The Needle" that make the story. Ultimately the question is will he succeed and what effect will this have on future generations of those who knew him?
文句無しに、第一級スパイスリラーの傑作。
連合軍の上陸作戦がノルマンディだという情報を入手したドイツ軍の超エリートスパイ(コードネーム「針」)の物語。イギリスに潜入していた「針」は故国ドイツを目差し、海上でUボートと合流するため盗んだ漁船で脱出するが、暴風雨に遭遇し、ある孤島に漂着する。そこで彼が出会ったのは、美しい人妻。彼女の夫は新婚旅行で交通事故を起こし、下半身不髄になってしまった元戦闘機パイロットだが、自分の不注意で事故を起こし、母国の危機に役に立てなくなってしまったことで精神的にゆがんでしまっている。二人の間には、ハネムーンベイビーの4〜5歳の可愛い男の子がいるが、夫が固く心を閉ざしているため、決して幸福な家庭とはいえない。小さな島で展開されるドラマはスリリングで緊張感にあふれ、衝撃のラストに観る者は驚かされる。
この作品の見どころは、頭脳明晰、格闘技が強く、しかも任務遂行のためにはお世話になった下宿屋のおかみにまで手にかけてしまう冷徹なスパイ「針」が、どのように味方のUボートと連絡をとるのか。そして、連合軍の上陸地点がノルマンディだという情報をドイツに持って帰ることができるのか、という点だが、孤島で出会った人妻が彼の心に人間的な灯火をともすことで、物語は大きく転回して行く。しかし、本当に「人間らしい心」を持っていたのは、「針」なのか、彼女なのか・・・。
ドナルド・サザーランドの切れ味
ドナルド・サザーランドといえば今や個性派俳優の代表的な存在で、60年代後半に「特攻大作戦」「戦略大作戦」という2本の戦争映画で強烈な印象を残した後、「マッシュ」で人気が爆発し、その後はニュー・シネマ的な作品やコメディで反体制的な役柄や悪役をを多く演じることが多かった。現在でも「JFK」「バックドラフト」「アウトブレイク」などに重要な脇役として画面を引き締めている。
しかし70年代から80年代前半までの彼のフィルモグラフィを振り返ってみると、情熱的なラブ・シーンな印象的な「赤い影」、フェリーニの「カサノバ」、強烈な悪役の「1900年」、珍しく平凡な会社員を演じた「普通の人々」(オスカーを撮って欲しかった!)など忘れがたい名演が多くあった。この「針の眼」は彼の絶頂期の作品でサザーランドの魅力がたっぷり楽しめる。他のレビュアーの方も触れているが、「鷲は舞い降りた」などの戦争物・サスペンス映画でサザーランドが出演している作品にはハズレが少ない。演出も一流で、CGが主流の近年の派手なアクション映画とは違ったタイトなサスペンス映画の傑作だった。
こういう渋いサスペンス映画がもっと観たい。
ドナルド・サザーランドは、マイケル・ケインとペアリングで気になる俳優だ。それは、私にとって最高の冒険小説「鷲は舞い降りた」の映画化で、クルト・シュタイナとリーアム・デヴリンと言う類まれな魅力ある男たちを、それぞれ見事に演じてくれた事を始め、60年代から今日まで、お互い息の長いキャリアの中で、主演から脇役、善から悪まで幅広く活躍している処からだ。そして、ふたりとも、ミステリー、スリラーのジャンルに数多く出演作があるのも、ミステリー好きからすると実に嬉しい。
そのサザーランドが、頭脳明晰で冷酷な主人公を演じる今作、原作は冒険スパイ小説としてファンが多い傑作である。連合軍侵攻直前のイギリス。諜報活動をしていたドイツの辣腕スパイが連合軍上陸地を察知、情報をヒトラーに知らせるべく暗躍する様とそれを阻止しようとするイギリス情報部との息づまる攻防と、追跡を逃れて孤島に流れ着いた後の急転直下の運命のドラマ。
映画は、小説世界のエッセンスを生かしながら、孤島に逃げ延びた後の後半部に力点を置いている。そして、これがかなり面白いのだ。
非情なスパイのサザーランドの凄みと恋に落ちた後の微妙に揺れる人間的感情、背徳の情念に燃えてしまう哀しき人妻のケイト・ネリガン、ふたりの愛憎溢れる心理戦が見応え十分。
監督はリチャード・マーカンド、今作の手腕が評価されて「スターウォーズ・ジュダイの復讐」を任されたのは有名だが、あまりに大作過ぎた。今作のような、小品ながら堅実で玄人受けする映画こそが、彼には相応しかった。
